平成29年度過去記事アーカイブ

平成29年12月15・25日合併号 №669 目次

【クラフト紙袋工組】
大阪で懇談会を開催
理事と支部会員間で意見交換
「価格」「組合」「品質意識」


 DNP  
「キャップ・中栓同時開栓注出口」
暮らしの包装商品展2017出展
植物由来包材など環境対応製品も


公益社団法人日本包装技術協会主催により去る10月19、20日の2日間、KITTE1階アトリウムで開催された「暮らしの包装商品展2017」に、大日本印刷㈱(本社=東京都新宿区市谷加賀町1-1-1)が、今までにない新しい価値を創造することを謳う『P&Iイノベーション』の成長戦略の一端を示す商品群を出展した。

【寺岡精工】
スーパー等への納入好調
小型ペットボトル減容回収機


 ㈱寺岡精工(山本宏輔社長。本社=東京都大田区久が原5-13-12)は、コンパクト化と高圧縮率を実現した小型ペットボトル減容回収機 B o t t 1 e  S q u a S h(ボトル スカッシュ・商標)」を12月上旬より全国で発売に入った。


第2回ロボテックス開催
ロボットの開発・活用展示会
2018年1月17~19日ビッグサイト

日本HP 
業務用3Dプリンターに対応
新たに3種類のHP製増経材料

「国際粉体工業展東京2018」開催
来年11月28日~30日
東京ビッグサイト東館


平成29年12月5日号  №668 目次

【10月の紙袋需要】
重包袋は年初より依然低迷
角底袋は手提げ以外販売減
需要サイドの厳しい要求が課題?


 全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱代表取締役会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱代表取締役会長兼社長)の両工組では恒例の月次生産、販売(出荷)、本年1月からの累計並びに使用原紙量についてまとめ発表した。

【PVCデザインアワード2017】
第7回目は準大賞作品が1点
「Ripplate」


 PVC Design Award実行委員会(日本プラスチック製品加工組合連合会、日本ビニール商業連合会、日本ビニル工業会、塩ビ工業・環境協会主催、九州ビニール製品工業会協賛、経済産業省、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、公益財団法人日本デザイン振興会後援)によるPVCデザインアワード2017は「未来を拓くPVC-機能と美の創造」をテーマに、本年4月1日よりデザイン提案の募集を開始、10月20日にすべての応募を締め切り、全国から合計175点のデザイン提案と59点の製品が寄せられた。

【特種東海製紙】
第四次中期経営計画を推進
「NEXT10~次なる成長 次なる挑戦」
第2四半期決算は増収も減益に


 段ボール原紙、両更クラフト紙、特殊紙、家庭紙等の紙パルプ総合メーカー特種東海製紙㈱(松田裕司代表取締役社長)は、このほど平成30年3月期第2四半期短信を発表した。また今年度より第4次中期経営計画の3か年計画をスタートさせ、その概要に関しても発表した。

【JILS】
『グリーン物流パートナー
シップ会議』を12月13日開催
国交省、経産省等共催で参加無料


 国土交通省、経済産業省、一般社団法人社日本物流団体連合会、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会の共催、一般社団法人日本経済団体連合会の協力で、来る12月13日(水)に日経カンファレンスルーム(日経ビル6階)において、14時~16時30分(13時受付開始)のスケジュールで『グリーン物流パートナーシップ会議』が開催される。参加定員は240名、参加料は無料である。

「竹尾デスクダイアリーの60年」展 
12月11日(月)~2018年1月19日(金)

【第27回紙わざ大賞】
特種東海製紙の恒例イベント
紙の常識に挑戦する392点の応募作


平成29年11月25日号 №667 目次

【9月のFC生産】
除染用以外の国内産は大幅増
輸入品は伸び維持も前月比減
人手不足の物流事情を反映?

日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長。㈱ナショナルマリンプラスチック社長)は恒例の9月度ランニングタイプ及びクロス製品の国内生産高、クロス製品の輸入状況並びに本年1~9月の累計結果についてもまとめ発表した。

【上海市印刷訪日団】
大日本パックェージを視察
「グラビアVOC排出大幅削減」
環境改善装置・システム装置など

上海市の印刷関係企業28名が来日、日本の印刷産業界における大気汚染物質への取り組みや環境装置等について、印刷企業の視察及び意見交換を行った。


【エコプロ2017】
環境とエネルギーの未来展
12月7(木)~9日(土)の3日間
東京ビッグサイト東ホール開催


一般社団法人産業環境管理協会と日本経済新聞社は、来る12月7日(木)から9日(土)の3日間、東京ビッグサイトにおいて「エコプロ2017~環境とエネルギーの未来展」(第19回)を開催する。昨年、名称を従来の「エコプロダクツ」から「エコプロ~環境とエネルギーの未来展」へ変更し、新たなスタートを切った。今年も環境・エネルギー問題を中心に様々な企画を展開する。企業、自治体、NPO、大学など約600社・団体1400小間が出展(昨年出展実績は705社・団体1527小間)、3日間で17万人の来場を見込む(2016年実績は16万7093人)。アジアを代表する環境・エネルギーの総合展示会として、持続可能(サステナブル)な社会の実現を提案する。

【日本製紙】
「SHIELDPLUS🄬シールドプラス」販売開始
酸素・香りの「紙製バリア素材」
紙袋など軟包装分野を積極開発へ

【TOKYO PACK 2018】
主催のJPI出展募集受付中
早期出展割引は本年12月15日まで
「考えよう!地球をまもるパッケージ


公益社団法人日本包装技術協会(JPI)主催による「TOKYO PACK 2018」(Tokyo International Packaging Exhibition 2018-東京国際包装展)は2018年10月2日(火)~5日(金)の4日間10~17時(来場登録受付開始9時30分)、東京ビッグサイト東ホールにおいて、『考えよう、地球をまもるパッケージ』をテーマとして開催される。JPIでは現在出展社の募集中であるが、経済環境、技術革新の加速などに対応する新製品・新システムが出展され、すぐにも満小間となる見通しもあることから申し込み締め切りは2018年4月27日(金)ながら、本年12月15日まで早期出展割引を設定し早めの出展申込を呼びかけている。

【大森機械工業】
北京大森長空包装機械有限公司
株式取得について


平成29年11月15日号 №666 目次

【JEAN】
「海洋ごみ問題解決の次のステップへ」
日本全国の海岸で展開される
クリーンアップキャンペーンを紹介


一般社団法人JEAN(Japan Environmental Action Network=東京都国分寺市南町3-4-12 マンションソフィア202)は、海洋ごみ問題に関する普及啓発や改善のための国際会議、政策提言などに取り組んでいる。海洋における微小プラスチックごみが注目される今、同団体が行っているクリーンアップキャンペーンを紹介する


【JPI主催】
暮らしの包装商品展2017
王子グループなど6社・団体出展
併催行事もあり多数の一般来場者


公益社団法人日本包装技術協会(略称JPI。藤重貞慶会長=ライオン㈱相談役)は10月19日(木)、20日(金)の2日間、KITTE(東京駅丸の内南口前)において、『暮らしの包装商品展2017』を開催した。同展は包装の役割や重要性を広く一般に普及啓発することを目的に、1997年より隔年で開催しており、今回は「知ってなっとく!包装容器の新事実!~身近な製品からみる包装の知られざる機能や秘密を紹介する」をテーマに、製品展示や出展各社から出題されるクイズラリーなどを通じ「包装」について楽しく学べる内容となっていた。1階アトリウムで暮らしの包装商品展、地下1階パフォーマンスゾーンにおいては2017グッドパッケージング展と第41回木下賞受賞作品展、クイズラリーが併催された。

【クラフト紙袋工組】
総務委主催の秋季講演会
「アベノミクス農政とその背景」
合瀬NHK解説副委員長が講演

全国クラフト紙袋工業組合では総務委員会(委員長=副島嘉弘工組副理事長、王子製袋㈱代表取締役社長)主催による恒例の秋季講演会が去る10月17日15時15分より1時間50分にわたり紙パルプ会館3階会議室において開催された。合瀬宏毅NHK解説副委員長を講師に迎え、「アベノミクス農政とその背景」と題しての講演は、現在の少子高齢化を背景とした日本国内の食料事情と安倍農政の関係を深く掘り下げた内容であり、米麦紙袋はじめ食品包装の成長に期待したいクラフト製袋業界の厳しい現状打開に、明るい展望も可能なことを示唆してくれた意義ある時間となった。

【日印産連】
2017年度GP環境大賞
2017GPマーク普及大賞

【JILS】
「ロジ、物流研究フォーラム」
学生のロジ・物流業界への理解を
深めるため2018年2月に開催


平成29年11月5日号 №665 目次

【日本PE重包装袋工業会】
本部総会、関東支部総会を同日開催
平成28年度通常総会開催
中西会長「逆風に立ち向かおう」


 日本ポリエチレン重包装袋工業会(中西孝夫会長=日本マタイ㈱社長)及び日本ポリエチレン重包装袋工業会関東支部(山口栄支部長=日本製袋㈱取締役営業本部長)は去る10月24日(火)午後4時より、東京銀座の「三笠会館」において平成28年度(平成28年10月1日~平成29年9月30日)通常総会を開催した。従来本部総会後に開催してきた支部総会を、本部総会の前に開催する形となった。会の進行は、午後4時より関東支部総会、その後5時より工業会本部総会、そして懇親会へと続いた。


平成29年度研修会開催
クラフト紙袋工組関西支部

【8月のFC生産と輸入】
生産減少に歯止め様相なし?
輸入は依然微増の傾向を持続
レジン値上げでコストアップ懸念


日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長。㈱ナショナルマリンプラスチック社長)はこのほど平成29年8月度の用途別生産、本年1~8月の累計集計結果、並びに財務省輸入統計によるフレキシブルコンテナの8月の輸入及び1~8月の累計について集計発表した。ランニング用、クロス用の8月概要は以下の通り。

 寄 稿  
[安全安心]
「日本版フードディフェンス」導入のコツ
株式会社三菱総合研究所
科学・安全事業本部 山口 健太郎


【Point】

 ○食品への異物混入防止策(フードディフェンス)の必要性が高まっている。
 ○性悪説を前提とする従業員管理は日本の食品現場にはなじまない。
 ○工場の経営効率化と両立できる取り組みを。

 「食の安全」に関して、米国が新たな動きに出ている。2011年制定の「食品安全強化法」で関連事業者に対し、製造加工・包装・保管の各工程において、従業員などによる意図的な異物混入行為の防止対策(フードディフェンス)を求めた。適用期限は原則2019年7月であるため、今後、従業員による犯行の防止策が確実に進むとみられる。


【国際紙パルプ商事】
第6回「KPP総合展示会」
11月13日から3日間

日印産連
新たな事業継承の教育
第2回「若手印刷人セミナー」
11月7、21、28日の3日間開催


平成29年10月25日号 №664 目次

【8月の紙袋統計】
重袋は微減傾向が止まらず
角底紙袋は手提げ生産堅調
製袋業界は景気回復論も無縁?


全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長。シコー㈱代表取締役会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長。大昭和紙工産業㈱代表取締役会長兼社長)両工組では平成29年8月度の生産、販売(出荷)、原紙使用高等についてまとめ発表した。また本年1月からの累計についても集計し同時に発表した。詳細は別表のとおりである。

【ニューロング】
従来品の56%の自重品出展
新製品「軽量エアーシャフト」
NL商標の国際登録をアピール


去る10月3~6日の4日間にわたり東京ビッグサイト東ホールにおいて開催されたジャパンパック2017(国際包装機械展)に、フレキシブル包装資材総合加工機械&システムメーカーのニューロング㈱(稲垣友彦代表取締役社長、大滝徹代表取締役副社長。東京都台東区東上野6-4-14)は、先に東京ビッグサイトで開催されたJAPAN PACK2017において、画期的な「軽量エアーシャフト」を出展、包装・印刷資材加工関連来場者より大きな反響を呼んだ。同時に、出展した各種バンドシーラー、各種タイ結束機等も国内外の来場者より多数の商談が寄せられ、ジャパンパック出展は成功裏に終わった。


【日本製紙】
基盤技術研に段ボール研究室
さらなる商品競争力の強化へ
包装関連分野の開発・生産領域拡大


日本製紙㈱(馬城文雄社長。本社=東京都千代田区神田駿河台4-6)は、10月1日付で、研究開発本部(東京都北区王子5-21-1)の基盤技術研究所に段ボール研究室を新たに設置した。概要は以下の通り。

東京ビッグサイト
「エヌプラス2017」から
日清製粉グループ㈱NBCメッシュテック


9月13(水)から15日(金)まで東京ビッグサイトにて、プラスチック工業技術研究会主催による「エヌプラス2017~新たな価値をプラスする材料と技術の複合展」が開催された。ものづくりの原点となる『材料・機械・技術』をテーマにした、製造業界へ「高機能化」や「高付加価値化」を提案するコンテンツが一堂に会した総合展示会となった。
今回はその中から日本製粉グループの㈱NBCメッシュテックを紹介する。


【TSKニュース】
物流改善機器&システム
従業員の安全・健康向上提案


 ティ・エス・ケイ㈱(髙木悦朗代表取締役社長。富山市三郷9)は、クラフト製袋事業を軸としながら、従来の事業環境の変化に迅速に対応、新規分野への進出など業容拡大を図っている。社内生産体制のIT活用による合理化の実現を行い、同時にそれの関連業界への普及を目指して新たな企業体質へと変貌しているのは、製袋業界からも注視される存在となっている。その内容は毎月メールニュース『TSK物流改善新聞』で発表されおり、以下、10月号リリースの内容を紹介する。


【山陽製紙】
泉南市で「キャリア教育」
環境人づくり企業大賞優秀賞


創業昭和3年(1928年)、紙再生サービスメーカーの山陽製紙株式会社(原田六次郎代表取締役。大阪府泉南市男里6-4-25)は、NPO法人JAE、泉南市立鳴滝小学校と共同で、出前授業型キャリア教育プログラム「ドリカムスクール」を実施した。
同プログラムは昨年に続き今回で2度目。10月10日には、入社6年未満の若手社員8名(継続参加4名、新規参加4名)が小学5年生の前で会社紹介とミッションの発表を行った。その後、工場見学やミッションについてのアドバイスを行い、10月30日には小学生たちがミッションである同社の会社紹介をする予定。当プログラムでは、地域の子どもたちに将来の働く自分の姿をイメージしてもらうとともに、社内の人財育成を目指している。

2019『K』開催発表
「デュッセルCLUB」


平成29年10月5・15日合併号 №663 目次

【日本FC工業会】
ランニング・クロスとも激減
しかし両者の内容には明暗も
=平成29年7月の生産と輸入動向


日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長=㈱ナショナルマリンプラスチック代表取締役社長)はこのほど平成29年7月度のランニング用、クロス用に関するフレキシブルコンテナ生産実績並びに本年1~7月の累計について調査集計を行い発表した。
 それによると、ランニングタイプ7月生産は2万6974袋、前年同月比実に59%の低い結果に終わっている(ランニング用の内訳=樹脂製57%、ゴム製93%)。クロス用においては生産が23万4634袋で同76%であった

【東京ビッグサイト】
食品工場と素材開発の新時代
「フードディストリビューション」
「エヌプラス2017」開催

9月13(水)から15日(金)まで東京ビッグサイト東ホールにて、「フードシステムソリューション」(主催=フードシステムソリューション実行委員会。)、「フードセーフティジャパン」「フードファクトリー」「フードディストリビューション」(主催=一般財団法人日本加工食品卸協会、公益社団法人食品産業センター。共催=㈱アテックス)の4展示会、及びプラスチック工業技術研究会主催による「エヌプラス2017~新たな価値をプラスする材料と技術の複合展」が同時開催された。

ワコンの(株)のブースより


(株)NBCメッシュテックのブースより

【SWOP 2017】
interpack中国版
上海国際加工・包装産業総合展
本年11月7~10日に第2回開催

独・デュッセルドルフで3年ごとに行われる世界最高峰の加工・包装産業メッセ『interpack』の品質を、中国・上海で提供する『swop』は、2015年11月の初回開催から、世界25か国751の出展者が、77か国からおよそ2万3000人もの関係者を迎え、盛況裡のうちに終了した。注目の第2回目となる『swop 2017』は、interpack同様、『Components』エリアが設けられるほか、 『SAVE FOOD』が中国でデビューを果たすなど、さらに進化している。

新規7工場、30製品を認定
日印産連第46回GP認定委員会


一般社団法人日本印刷産業連合会(略称=日印産連。東京都中央区)は、平成 29 年9月21日開催の第46 回グリーンプリンティング(GP)認定委員会において、新規7と更新21の計 28 工場を認定。現在活動中の認定工場は全380工場となった。同認定委員会において、GP資機材の認定を実施し、5社30製品を認定。平成29年度の認定登録製品は640製品となった。新規7工場のGP工場認定式は、平成29年10月26日(木)15時~17時30 分に日本印刷会館大会議室で開催する第32回GP工場交流会において実施。第46 回GP認定委員会による新規認定は次のとおり。

DNP 
遮光性やバリア性に優れた
PETボトルが日本酒の生酒用に採用


大日本印刷㈱(東京都品川区西五反田3-5-2。以下、DNP)が開発した、遮光性やバリア性に優れた「DNP機能性フィルム複合型PETボトル Complex Bottle(コンプレックスボトル)」が今回、圧力生酒コンソーシアムの製品で採用された。

【特種東海製紙】
第27回紙わざ大賞作品展
10月24~28日東京交通会館開催


特種東海製紙㈱では本年も「紙わざ大賞」を開催し、入賞者の授賞式を10月24日(火) 13時30分~14時30分に、特種東海製紙東京本社(東京都中央区八重洲2-4-1 ユニゾ八重洲ビル6階)で開催する。出席予定者は入賞者、大賞、準大賞、特種東海製紙賞、協賛会社各賞、学生賞の各受賞者である。審査員は日比野克彦氏(審査委員長)、福田美蘭氏ほか。1991年に初めて開催された紙わざ大賞は今年で 27 回目を迎えるが、毎回プロ、アマ問わず全国から幅広い作品が寄せられている。今回も昨年を上回る405点のエントリーがあり、審査会を経て授賞式開催となる

紙わざ大賞のツイッターより


平成29年9月25日号 №662 目次

【JILS】
ソリューションフェア2017
IT革命時代への対応競う
全ブース新システム機器展示


公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会主催委による「LOGISTICS SOLUTION FAIR 2017」が2017年8月29~30日の2日間、東京ビッグサイト西3・4ホールで開催された。132社が出展、来場者は1万5000名を超す盛況で、テーマ「持続可能な発展を目指して~IoT時代におけるロジスティクスの進化」にふさわしい内容であった。今後の企業価値の向上とさらなる発展を目指す上で、顧客満足、グローバル化進展に対応したロジスティクス関連企業の役割の進化について、出展各ブースの意欲をくみ取ることができた

▲鈴与グループ

【ベルグリーンワイズ】
『農業ワールド2017』出展
「高鮮度保持袋で差別化!」テーマ
10月11~13日に幕張メッセで開催


青果物を高レベルで鮮度保持する袋『オーラパック』の生産と販売を行う㈱ベルグリーンワイズ(名古屋市中区。野嵜健代表取締役)は、2017年10月11日(水)〜13日(金)に幕張メッセにて開催される『農業ワールド2017』内、6次産業化EXPOに出展する。

【日本紙類輸出入組合】
国内で圧倒的紙・古紙輸入
「紙類貿易研修会」in 東京港


日本紙類輸入組合、日本紙類輸出組合の両組合では、平成29年度事業の一環として、昨年に引き続き共催で、東京港湾施設研修会を9月13日(水)に実施した。我が国のハブ港化計画の中心をなす東京港最新施設の研修会で、東京港湾施設の海上及び陸上からの施設研修、並びに東京税関本関での研修など、両組合ならではの豊富な内容であった

【JAPAN PACK 2017】
新しい包程式、ここに集まる。
IT関連で業界構造変革の展示
過去最大の規模で内容も革新的


一般社団法人日本包装機械工業会(大森利夫会長)主催によるJAPAN PACK
2017(2017日本包装包装機械展)はいよいよ来る10月3日(火)~6日(金)の4日間を会期として東京ビッグサイト東展示棟1~6ホールで開幕される。本年は、過去最大の規模もしかることながら、テーマ「新しい〝包〟程式、ここに集まる」にふさわしい出展内容、各種講演・セミナーが企画されている。IoT関連の急速な産業界への進展を実証するかつてない革新的な出展内容となっており、また各出展ブースも幅広い業種によるコラボレーション、セミナーの拡充で、包装機械関連業界の飛躍的な新時代到来を思わせるものとなっており、来場者の視察・商談は期待を十分に満足させる機会となりそうだ。

【ABIニュース】
食品の包装とラベリング
ビデオジェット社のプリンタ搭載

 世界で活躍する情報発信企業であるABI社シンガポールでは、このほどビデオジェット社の「プリンタ搭載による食品の包装とラベリング」について発表した。以下、ビデオジェット社・グローバルマーケティングマネージャーのA・スミス氏による「プリンタ搭載ラベラーの技術と食品業界へのメリットの考察」である。

平成29年9月15日号 №661 目次

【7月の紙袋】
重包装出荷の前年比は微増
角底紙袋は生産増も販売減
中小加工の事業環境改善進展せず


全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長。シコー㈱代表取締役会長)、日本角
底製袋工業組合(齊藤了介理事長。大昭和紙工産業㈱代表取締役会長兼社長)両工組では恒例の2017年7月の生産、販売(出荷)、原紙使用高及び本年1~7月の累計結果についてまとめ発表した。

「日独ビジネスセミナー」開催される

ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)INVEST社とデュッセルドルフ市による「デジタルビジネスにおけるイノベーションパートナー・成長を可能にするデュッセルドルフ市とドイツNRW州」セミナーが、去る9月13日(水)に六本木アカデミーヒルズ49階オーディトリアムにて開催された。

                       
【日本マタイ】
現状維持から新分野へ!
製品、人材には積極投資を
中西社長、小川副社長語る

レンゴーグループの重包装並びに軟包装事業の主力企業である日本マタイ㈱(東京都台東区元浅草2-6-7)はこの初夏、代表取締役社長・中西孝夫氏を中心とする新体制となった。そこで今回は中西社長を中心として小川俊治副社長、山本浩二経営企画部長の三氏にお集まり頂き、現在の、そして今後の日本マタイに関する忌憚のないお話をお伺いした。


【国際紙パルプ商事】
CNFを9月より販売開始
ウェブストアPaperMallで

国際紙パルプ主事㈱(田辺円代表取締役。本社=東京都中央区明石町6-24)は、本年9月1日から、国内では初めて、素材としてのセルロースナノファイバー(CNF)をウェブストア[PaperMall[(ペーパーモール)]での販売を開始した。取り扱う商品は、㈱スギノマシン(杉野太加良社長。本社=富山県魚津市本江2410)で製造・販売されるバイオマスナノファイバー「BiNF-s(ビンフィス)」の評価用トライアルセットで、国内の企業・団体や個人に制約なしで提供される。

組織改編と取締役異動
=国際紙パルプ商事=

JPI 
包装も店頭、輸送、環境対応
=2017日本PC表彰式=
大日本印刷「ジャパンスター賞」

公益社団法人日本包装技術協会(JPI)主催による『2017日本パッケージングコンテスト表彰式』(第39回)が8月30(水)午後2時より「東京ガーデンパレス」高千穂の間で行われた。まず初めに小野拡邦審査委員長(東京大学名誉教授)より挨拶及び経過報告があった。



平成29年9月15日号 №661 目次

【6月のFC生産・輸入】
合樹・食品用途が堅調推移
前月同月、累計前年比とも減少
輸入累計は5年前の2割強の増

日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長。㈱ナショナルマリンプラスチック社長)は恒例の6月分フレキシブルコンテナ生産高及び財務省輸入統計についてまとめ発表した。国内生産高は依然厳しい需要動向を反映、ランニングタイプのフレキシブルコンテナバッグ需要が定着状況を示しいるのに対し、クロス製品は依然輸入品に押されていることが今回発表の傾向からくみ取れる。

【柳沢製袋】
熊谷発の新・衛生基準
FSSC取得とEDIシステム
食品包装の新時代に向けて


<JPI包装人材育成コース>
フレキシブルパッケージコース
11月10日(金)本部A会議室で開催

公益社団法人日本包装技術協会(JPI)では、来る11月10日(金)10~16時本部A会議室において、軟包装の知識について短期習得を目指す包装人材育成コース「第34回フレキシブルパッケージコース」を開講する。JPIでは受講の勧めとして次のように説明している。

東レ
軟包装印刷分野に進出
VOCフリー・CO2 大幅削減
一段と環境対応向上システムを


 東レ株式会社(日覺昭廣社長。本社=東京都中央区日本橋室町2-1-1日本橋三井タワー。以下「東レ」)は、この度、「東レ水なし平版®と新たに開発した水溶性UVインキを用いて、印刷工程でのVOC*1フリー化」と、省エネルギー化によるCO2の大幅削減を可能にする「軟包装用水なしオフセット印刷システム」への取り組みを開始した。

【日本粉体工業技術協会】
粉体工業展大阪2017
10月11日インテックス大阪開幕


一般社団法人日本粉体工業技術協会主催による『粉体工業展大阪2017』が来る10月11日(水)~13日(金)の3日間、インテックス大阪[南港]4・5号館で開催される。今回は出展規模、内容はもちろんのこと、専門家による「技術相談コーナー」等新企画も注目されている。粉体に関する技術相談は無料で、現在、事前予約受付け中である。3日間、午後1時半から20分枠で予約を受けている。相談員は以下の6名。

【ベルグリーンワイズ】
青果物包装用の新規格品発表
「ぴたパック」「オーラパック柿」の2種


農産物を主とする食料品包装に独自のアイデア包材の製造販売で注目されている㈱ベルグリーンワイズ(野嵜健代表取締役。本社=名古屋市中区新栄2-42-28)はこのほど新商品2種の販売を始めた。1つは、テープ一体型スタンドパック〝ぴたっ〟と閉じてこぼれない新商品「ぴたパック」、もう1つは新商品「オーラパック柿」で、オーラパックで甘柿を貯蔵、販売価格の安定を実現する包材である。

【日本包装機械工業会】
JAPAN PACK20117
公式サイトで各種自前登録を開



平成29年8月25日号 №659 目次

【6月の紙袋需給】
重包装袋は減少傾向続く
角底袋は生販前年比微増
四半期景況感調査は若干改善

全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱代表取締役会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱代表取締役会長兼社長)両工組では恒例の2017年6月度の生産、販売(出荷)状況、並びに本年1月からの累計について集計し発表した。併せて4~6月の景況感についてのアンケート調査を行い、その結果についても発表した。生産・販売状況の改善は、景況感にも連動している。

寄 稿 [経営]
「逆参勤交代」で働き方改革と
地方創生の両立を
㈱三菱総合研究所 プラチナ社会センター 松田 智生

【Point】
○働き方改革と地方創生を両立させるため「逆参勤交代」を提唱する。
○大都市圏の会社員を期間限定で地方に定住・勤務させる仕組みだ。
○実現には経営者が主導するほか、官民連携や効果検証の枠組みが不可欠。
多くの企業が働き方改革への取り組みを始めている。ある首都圏企業は地方での遠隔勤務を導入したところ、対象となった従業員は通勤ラッシュから解放されて業務効率が向上し、家族と過ごす時間も増えた。

DNP
植物由来包材を使用した製品
「植物由来プラ仕様」ジャンル
エコマーク認定を国内初の取得


大日本印刷株式会社(東京都品川区西五反田3-5-2。以下、DNP)が開発した「DNP植物由来包材 バイオマテック○Rを使用した、日本生活協同組合連合会(以下、日本生協連)の「CO・OP<D> コーヒーバッグ オリジナルブレンド10杯分《袋》」など10品目の製品が、「植物由来プラスチックを使用したプラスチック製容器包装」の分類で、国内で初めてエコマーク認定を取得した。

【特種東海製紙】
増収減益の第1四半期決算
NTI向け生産は順調に推移
第四次中期経営計画スタート

 段ボール原紙、両更クラフト紙、特殊紙、生活商品等幅広い事業部門に加え、近年はCNFなど新規事業にも積極的に取り組んでいる特種東海製紙㈱(松田裕司代表取締役社長・社長執行役員)は、このほど平成30年3月期第1四半期の連結業績(平成29年4月1日~平成29年6月30日)を発表した。それによると、売上高は197億2000万円で対前年同期比2・4%増に対し、営業利益は9億7700万円で同▲9・8%、経常利益は1億9700万円で同▲83・0%の増収減益となった。以下,同社の決算レポートである。

【JPMA】
認証取得企業200工場に
Japan Colo認証制度

一般社団法人日本印刷産業機械工業会(宮腰巖会長)ではオフセット印刷の標準色であるJapan Colorをもとに認証する「Japan Color認証制度」の1つである「標準印刷認証」において、このほど認証取得企業が200工場を達成した。
「標準印刷認証」は2009年に開始され、2012年10月には100工場を達成。8年目を迎えた2017年7月25日に201工場で取得されている。認証取得企業からは「標準化による印刷品質の安定化や社員のスキルアップ、生産性の向上、コストダウンにもつなががった」と高く評価されている。日本印刷産業機械工業会では次のような標準印刷認証取得企業の取得動機、効果の事例を紹介している。

「紙類貿易研修会」in 東京港
日本紙類輸出・輸入組合で開催

【54th FISMA TOKYO】
規模・企画とも大幅増に
9月20~21日ビッグサイト西
東京都ミシン協組と都の共催

 東京都ミシン商工業協同組合(久保木政道理事長)主催、東京都の共催による「第54回FISMA TOKYO」(東京ファッション産業機器展)はいよいよ9月20(水)~21日(木)の2日間、東京ビッグサイト西3ホールで開幕する。今回のテーマは「Made in JAPAN『KAI-ZEN』~より速く、より美しく、より正確に」である。後援は関東経済産業局、全国ミシン商工業協同組合連合会、一般社団法人日本縫製機械工業会、全日本特殊ミシン工業会、公益財団法人日本手芸普及協会、アパレル関連専門紙誌等

平成29年8月5・10日合併号  №658 目次

【日本FC工業会通常総会】 
正会員、賛助会員が一堂に
創立50周年記念パーティ開催
時田会長「根を枯らさず、変化に対応する年に」


日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長=㈱ナショナルマリンプラスチック社長)では去る7月14日(金)午後4時より、東京千駄ヶ谷の「明治記念館」において第51回定時総会並びに創立50周年記念パーティを開催した。


【FC4月の生産・輸入】
ランニング、クロスとも大幅減
輸入も中国ほか主力先揃って減


日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長。㈱ナショナルマリンプラスチック社長)は2017年4月度のランニングタイプ、クロス製品の国内生産並びに輸入状況についてまとめ発表した。それによるとランニングタイプでは、窯業土石品の前年同月比170%、食品が同170%と大幅に伸び、これに対して化学工業品が同67%、合成樹脂が同92%、飼料が同87%と減少、さらに除染用は実に16%と大幅な減少となっている。除染用に依存した販売戦略は通用しなくなってきたようだ。


【日印産連】
地域おこしを立体的に推進
第1回「地域おこしめっせ」大阪
9月15日シンポジウムと展示会


一般社団法人日本印刷産業連合会(山田雅義会長。東京都中央区新富1-16-8日本印刷会館)は、このたび印刷産業の地域連携事業の取組みの一環として、第1回「地域おこしめっせ2017」を大阪にて開催する運びとなった。これまで、印刷産業は地域資源情報の掘り起しから活用にいたる地域ブランド戦略を基盤に、日本の様々な産業との係わりを拡大してきたが、今後、日印産連グランドデザインに基づき、事業領域の拡大、奥行きの深耕といった観点から、地域おこしを立体的に推進していくために、①業界を越えた(産官学)事業連携の促進 、②地域資源情報の多様な活用に向けた知財ソリューションサービスの推進 、③業界内情報ネットワークの強化をベースとした地域おこし情報の共有化・アーカイブ化を重要な事業施策として掲げ、本イベントはその中核事業として実施する計画である。

【ロジスティクスソリューションフェア2017】
IoT時代におけるロジ進化
8月29、30日東京ビッグサイト西


公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)主催による「LOGISTICS 
SOLUTION FAIR2017」が来る8月29日(火)~31日(水)10:00~17:00を会期として東京ビッグサイト西ホール3・4ホールにおいて開催される。4回目となる今回のテーマは「持続可能な発展を目指して~IoT時代におけるロジスティクスの進化~」。出展社は共同出展を含み132社、前回の117社を上回り、加えて内容も一段とIoT関連の充実による物流新時代への的確なる対応に関する情報発信の展示会となることが確実視されている。主催者側ではこのほど、ロジスティクスソリューションフェア2017実行委員会の北村公一委員長(新日鉄住金ソルーションズ㈱取締役副社長執行役員)とJILS橋爪茂専務理事が記者会見、北村委員長が挨拶、橋爪専務理事が展示会の概要について説明した。



平成29年7月25日号  №657 目次

【5月の紙袋】
重包装は製粉、合樹が堅調
角底紙袋製販とも回復基調
政府サイド景況感には未だの感


全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱代表取締役会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱代表取締役会長兼社長CEO)両工組は、平成29年(2017年)5月の出荷(販売)実績並びに1月からの累計についてもまとめ発表した。これによると、重包装クラフト紙袋出荷高は8861万袋、対前年比98・2%と依然低調を続けているのに対し、角底紙袋は手提げ袋を中心に需要回復の傾向をみせた

【日印産連定時総会】
パッケージ分野の成長期待
GDのさらなる普及で貢献
あらゆる局面変化にしっかり対応


一般社団法人日本印刷産業連合会(山田雅義会長)は去る6月14日午後3時より定時総会、同4時より理事会を『ホテルニューオータニ』ザ・メインアーケード「おり鶴・舞の間」において開催、その後「おり鶴・麗の間」において懇親会を開催した。
 定時総会は通例に従い、山田会長が議長に就任、適法にて総会は成立の旨を報告後、議事録署名人に吉見正彦常任理事を指名、同氏の承諾を得て議事の審議に入った。

第1回「印刷と私」コンテスト
GP小山薫堂PR大使が審査委員長
小学生から一般対象で作品を募集中


一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連)グリーンプリンティング認定事務局 は、印刷業界初の試みとし て、第1回「印刷と私」コンテストを実施する。〝私にとって大切な印刷製品〟〝記憶に残る印刷物〟〝印刷の思い出〟など、印刷にまつわるエッセイ・作文を広く一般から募集する。審査委員長には『くまモン』の生みの親であり、グリーンプリンティングPR大使に就任している小山薫堂氏を迎える。2017年9月 10日締め切り、11 月 20日に表彰式、入賞作品は「印刷と私」作品集として発行する。

【ティ・エス・ケイ】
富山発の若さとアイデア
物流包装設サービスのトータルコーディネーター


 平成29年6月中旬、北陸新幹線に揺られ富山のティ・エス・ケイ㈱(髙木悦朗社長。本社=富山県富山市三郷9番地)を訪れる機会を得た。
同社の歴史は古い。1939年(昭和14年)髙木佐吉朗氏(現社長祖父)が盤城製袋㈱の北陸地区担当として富山製袋所を起こし、セメント袋の再生事業を始めた。その後1949年(昭和24年)クラフト紙の統制撤廃を機に、製袋機一式を設けて、自社生産に進出。セメント用をはじめ、肥料、製粉、化学薬品などに事業を拡大。1955年(昭和30年)6月 髙木和夫氏(現社長父)が代表に就任。1974年(昭和49年)7月、富山製袋株式会社に改組した。
そして、1992年(平成4年)7月には現社長である髙木悦朗氏が代表取締役に就任。翌年、企画事業部を設置し、包装の企画・設計を開始した。1998年(平成10年)7月には社名をティ・エス・ケイ株式会社(TSK CORPORATION)に変更。2008年より名古屋、関東、関西の営業所を順次開設、2014年にはTSK Vietnam(ベトナム)を開設した。その間、日本パッケージングコンテスト等で数々の賞を受賞し、国際物流総合展2016等の展示会にも積極的に参加。現在に至っている。

 寄 稿  
[海外戦略]新興国向けの
知的財産権として意匠権の活用を
株式会社三菱総合研究所
科学・安全事業本部 
河合 毅治

【Point】
 ○日本企業が新興国での事業を成功させるには知的財産権の活用が重要。
 ○しかし立証に手間やコストがかかる特許権には限界がある。
 ○コストや手間が相対的に少なく見た目で判断できる意匠権を活用すべき


副島嘉弘社長体制
=王子製袋=

野崎泰彦代表取締役社長
=ナイカイ企業=

齊藤了介会長が社長兼任
前齋藤社長は代取副会長 
=大昭和紙工産業=

包装関連事業の総合メーカーである大昭和紙工産業㈱(本社=静岡県富士市依田橋61-1。東京本社=東京都中央区八重洲1-3-7八重洲ファーストフィナンシャルビル17F)は、近年、角底紙袋、クラフト紙袋、紙器、印刷、化成品等の総合パッケージングメーカーという体制に加え、家庭紙、絵本グッズ等、異色の分野へ積極的に進出、「総合素材加工企業」として成長を図り注目されている。「ゼロから開発・製造・販売」する企業体質のさらなる強化充実により新時代への対応をスピードアップしている。同社では、6月27日開催の定時株主総会及び取締役会において、齊藤了介代表取締役会長が社長も兼任、齋藤重徳前社長は代表取締役副会長に就任のほか、新役員人事を決定した。

【デュッセルNEWS】
世界最大労働安全展『A+A』
過去最大規模で今秋10月に開催


 ㈱メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン(Dr.A.メルケ社長。本社=東京都千代田区紀尾井町4-1ニューオータニ ガーデンコート7階)では、ウェブサイトで『デュッセルNEWS』と題するニュースレターを毎月配信している。本号では6月号ニュースから一部を抜粋する。


<ビデオジェット> 
高速化CO2 レーザーマーカー
緊迫する環境で優れた性能を発揮


イリノイ州ウッドデール(米国)のビデオジェット社が新製品の高速マシンを発表した。量産用の高速生産ラインを使用するメーカーにとって、生産ラインを停止させないため、稼働率に優れた印字システムやマーカーが重要である。予期せぬダウンタイムは、大幅な生産量の損失につながり、また多くの場合、高速生産ラインは印字ソリューションの稼働率によって生産能力が制限される。加えて、同じ速度またはさらに高速でこれまで以上の情報量を製品に印字するケースが増えている。しかし、印字システムの性能が原因で、情報量と印字領域が制限されてしまっている。

【ワコン】
IoT活用で物流新時代
医薬品専用の輸送管理システム
世界初の医薬品輸送時温度管理


バイオ薬の進歩で人肌温度輸送など物流時の温度管理が重要視され、国のガイドライン化も間近になっている。IoTを活用したクラウド上の医薬品輸送管理システムが開発された。
国内で唯一、空港に医薬品専用の梱包施設を持つ、物流・梱包サービスのワコン㈱(西田耕平代表取締役社長。本社=和歌山県紀の川市中井阪361)は、スマートフォンを使って簡単に医薬品輸送時の温度管理ができる、IoT技術を活用したクラウド型のシステム「TempJohn(テンプジョン)」を開発発表し、同時に東京ビッグサイトで開催された第30回インターフェックスジャパンにも出展した

【第24回全国封筒年次大会】
「変革の加速を認識し対応を」
福島委員長「素材・加工一体化」
過去最大の出席者で意義再認識


全日本紙製品工業組合(黒田章裕理事長)は去6月30日(金)午後3時より、東京千代田区の『KKRホテル東京』で、「第24回日本封筒協会全国封筒年次大会」を開催した。本年は今までにない多数の出席者を迎え盛況を極めた。長期にわたる封筒業界の厳しい事業環境から脱する〝何らかのチャンス〟を求めたいとする各封筒関連企業の熱意が反映されたようだ。

DNP
大学と書店、出版社が連携
電子図書館を導入し、学生の
読書習慣の実証実験を開始


大日本印刷株式会社(東京都品川区西五反田3-5-2。以下、DNP)と武庫川女子大学、株式会社日本電子図書館サービス(以下、JDLS)は共同で、大学における電子図書館を導入し、学生の読書習慣の育成に向けた実証実験を武庫川女子大学で実施する。また、大学内にある紀伊國屋書店のブックセンターや近隣書店と連携し、電子書籍の閲覧が、紙の書籍の購買に繋がるかといった効果検証も同時に行っていく。

アジア市場成長が輸出入の好材
日本紙類輸出・輸入組合の近況まとめ 
 

平成29年7月15日号  №656 目次

JPI通常総会
活力ある包装産業に
新会長に藤重貞慶氏
総会及び木下賞第41回授賞式

公益社団法人日本包装技術協会(JPI。浅野茂太郎会長=明治ホールディングス㈱相談役)では6月9日(金)午後2時より東京の『如水会館』2階スターホールにおいて第6回定時総会を開催した。併せて総会終了後、第41回木下賞表彰式、会員懇親会を開催した。

「TSUNAGU」仙台七夕飾り
8月18日まで本社1階で展示会
鳴海屋紙商事の取り組みを紹介中

紙パルプ関連はもとより幅広い素材、加工商品、イベント関連資材を扱う総合商社となっている国際紙パルプ商事㈱(東京都中央区明石町6-24)は、本社1階エントランスの「TSUNAGU GALLERY」にて、8月18日まで期間限定で七夕飾りを展示中である。
同社の広報誌「TSUNAGU」で紹介した紙にまつわるアーティストの作品や企業の製品を実際に見て、そのすばらしさをより感じることのできるスペースとして好評である。


日本食品機械工業会
日本の食品機械の新しい姿を
第52回定時総会後に懇親会開催

一般社団法人日本食品機械工業会では5月30日(木)午後5時より東京田町の『ホテルJALシティ田町』鳳凰において平成29年度定時総会(第52回総会)後の懇親会を開催した。懇親会では、まず林孝司会長(関東混合機工業㈱社長)が挨拶、続いて来賓代表として経産省製造産業局産業機械課の片岡隆一課長が挨拶した。その後、海内栄一副会長(花木工業㈱社長)が乾杯発声を行い懇親に入った。また、林会長挨拶の前に以下の新人事が発表された

<上海嘉迪机械有限公司>
FOOMAに上海より参加
食品に特化した包装機を展示

上海嘉迪机械有限公司(Shanghai Jiadi Company Co.,Ltd)は、中国有数の工業都市嘉定区に位置する、果物、野菜の生産ラインと食品包装機械の製造、販売を得意とする企業である。
製品は、トマトペースト加工ラインに始まり、バナナ粉体加工ライン、シトラスなどの果物加工ライン、フルーツジュース、紅茶、食品加工ライン、乳製品の生産ライン、ビール生産ラインそして真空包装機、自動食品充填機など。すべての機器はGMP標準とISO9001の品質システムに合格している。取引先は、ガンビア共和国、リビア、コロンビアなどのアフリカから、日本、ベトナム、タイなどのアジア各国。
今回のFOOMA JAPAN 2017における展示は、全自動自立袋水平式包装機をメインにした3種。スパウト口径のパック(ピースパック)の飲料用包装機2種、及び乾物系の自動包装機1種だ。日本でも輸入食材店で人気の瓶詰めラー油のパッキングなども行っており、今後の動向に多いに期待したい


【クラフト工組関東支部】
大西支部長「活力ある会に」
=平成29年度通常総会を開催=

畑迫社長新役員体制
=王子アドバ=

大西社長新役員体制
 =昭和パックス=

柳沢社長新体制
=石川の新役員人事=

市毛純社長体制
=共栄製袋=

内山社長の新役員体制
=ニッポー=

加藤明美社長体制
=中越パルプ工業=

松田裕司社長体制
=特種東海製紙=

近藤代表取締役社長
=日本製粉の新役員人事=



平成29年7月5日号  №655 目次

【PV協和会】
新会長に石川の柳沢社長
製粉各社とタッグを組み新体制
=平成28年度定期総会を開催=
 
日清製粉㈱はじめ製粉企業24社、PV袋メーカー7社よりなる「PV協和会」の平成28年度定期総会が去る6月14日(水)、東京の『TKPガーデンシティ竹橋』で開催れた。総会においては①平成28年度事業報告、②平成28年度収支報告③平成29年度事業計画(案)④平成29年度会費(案)⑤平成29年度収支予算(案)⑥平成29年度役員改選の6議案が慎重審議され、各案とも原案が可決された。

【ニューロング】
国内ではFOOMA出展
インターパック(ドイツ)も大成功
製品特性生かし国際企業色さらに濃く

創立70周年を迎えるニューロング㈱(稲垣友彦代表取締役社長。大瀧徹代表取締役副社長。本社=東京都台東区東上野6-4-14)は、近年ますますグローバル企業として世界各国で活躍が注目されている。先に東京ビッグサイトで開催の「FOOMA JAPAN 2017」に出展、食品・農産物等の軽包装ポリ袋用各種シーラー結束機の新製品はじめ、各機種を紹介した。包装関連エンジニアリングの独自の企業性を発揮、多数の来場者をブースに迎えて国内市場におけるシェアの高さを実証した。一方国際的には本年5月4~10日にドイツ・デュッセルドルフ・メッセで開催された「インターパック2017(国際包装機械・資材・製菓機材展)」に袋口縫いミシンを中心に同社製品カタログ展示を行い、ブースは多数の来場者で賑わい、欧米における同社の知名度の高さを実証した。

【共立物流システム】
食品包装・物流市場に脚光
安心・安全の画期的新シリーズを
FOOMA JAPANで新展開


食品機械関連の専門展示会「FOOMA JAPAN 2017」に、包装物流専門企業としてユーザー業界より脚光を浴びている㈱共立物流システム(神吉清二郎社長。本社=大阪市中央区瓦町1-6-10 JPビル)が主に液体用コンテナを中心に同社の主力製品を出展した。あらゆる産業界にあって特に食品関連のグローバル化がスピードアップ、同時に食品物流のさらなる安心・安全が要求されてきたことに加え、近年はFOOD SAVEが大きく取り上げられている。それだけに、素材、加工材料等々食品の包装・輸送手段も変革の時代に入っている。これまで東京パック、インターフェックスほか各種総合展示会に出展してきた同社の液体輸送システムは、各ユーザー業界の物流支援にとどまらず、各種製造加工企業のライン化にも大きく寄与してきた

<日本印刷産業連合会>
3工場、8製品の新規と更新
第44回GP認定委員会で計18工場

一般社団法人日本印刷産業連合会(略称=日印産連。東京都中央区)は、平成29年6月19日開催の第44回グリーンプリンティング(GP)認定委員会において、新規3工場と更新15工場、合わせて18工場を認定した。その結果、現在活動中のGP認定工場は全371工場となった。
また、同認定委員会において、GP資機材の認定を実施し、4社8製品(洗浄剤7製品、含浸型洗浄布1製品)を認定した。これで、平成29年度の認定登録製品は618製品となった。

岩﨑伸郎社長体制
日本製袋新役員人事

日本製袋㈱(東京都千代田区神田美土代超17番地)では6月22日開催の定時株主総会並びに取締役会において、岩﨑伸郎社長重任のもとでの新役員人事が決議された。以下の通りである。敬称略

<IGAS2018>
7月26日に出展相談会

一般社団法人日本印刷産業機械工業会(宮腰巌会長)では、2018年7月26日(木)~7月31日(火)までの6日間、東京ビッグサイトにおいて「IGAS2018」(国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展)を開催する。目下出展者の募集中である。開催に当たり出展規模及び内容のさらなる充実を図るべく、来る平成29年7月26日(水)に、IGAS2018への出展を検討する企業向けに相談会を開催する。

【全グラ連通常総会】
「発言し、行動する」組織
「世界一のグラビア技術に自信を」
田口理事長運営体制でさらに飛躍

グラビア印刷の枠にとどまらず、包装資材の安定供給、フードロスの削減、中身メーカーを巻き込んでの過剰印刷品質のあるべき姿、下請取引の是正など、「発言し、行動する組織」を標榜する全国グラビア協同組合連合会(全グラ)は第47回通常総会を、平成29年6月9日(金)午後4時から、岐阜県下呂温泉の『水明館』において、全国8単組・理事21名のうち、本人出席19名、委任状出席2名の適法にて開催された。

平成29年6月25日号  №654 目次

【4月の紙袋需給】
重包、角底袋ともに低迷
景気の底堅さとは無縁?
包装用紙は輸出堅調が支え


全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱代表取締役会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱代表取締役会長兼CEO両工組は、恒例の月次紙袋販売(出荷)、原紙消費量をまとめ、併せて本年1~4月の累計についても発表した。

日印産業機械工で決定
IGAS2018新ロゴマーク
デジタル印刷認証取得第1号工場


 一般社団法人日本印刷産業機械工業会(宮越巖会長)IGAS実行委員会は、来る2018年7月26日(木)~31日(火)までの6日間、東京ビッグサイト東展示棟を使用して「IGAS2018」(国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展)を開催する。これに合わせて、新しいイメージを打ち出すため、IGAS2018新ロゴマークを決定した。

<クラフト工組関西支部>
樽谷清孝支部長の強い意志
平成29年通常総会を開催


全国クラフト紙袋工業組合関西支部では去る5月22日(月)午後3時55分より、岡山市の「メルパルク岡山」において平成29年通常総会を開催した。定刻となり、最初に石川道夫事務局長より開会の辞、「組合員22社中、本人及び委任状持参出席が17社、送付された委任状5社で本総会は適法にて成立」の旨が報告された。

7月1日付人事異動
=特種東海製紙=

永田社長再任人事
三和紙工の経営体制


クラフト紙袋、特殊フレキシブルコンテナバッグを主力に堅実経営で著名な三和紙工㈱(東京都中央区日本橋小伝馬町4-9)は、5月31日開催の定時株主総会並びに取締役会において、新役員人事を決定した。取締役3氏はいずれも再任であり、厳しい事業環境を従来に増す積極的企業体質強化によって克服、さらなる基盤強化を図る方針である

社長に高橋康之氏
鈴木糊工業の新経営布陣


 製袋用・紙管用の糊専門メーカー、鈴木糊工業㈱(大阪府守口市橋波西之町2-15-18)は5月30日開催の取締役会において、新役員人事を行い、代表取締役社長に高橋康之氏が就任した。

【日袋工普及研】
「made in japan」を加速
櫻井委員長続投で第35回通常総会


 日本角底製袋工業組合の紙袋普及研究会(櫻井義昭委員長=中越パッケージ㈱社長=写真)では去る5月24日(水)午後12時より、東京銀座の『紙パルプ会館』3階会議室において第35回通常総会を開催した。定刻となり長尾専務理事が司会進行役に就き「会員総数26社中出席18社、委任状出席8社で適法にて総会は成立」の旨を報告、総会開始となった。

【リード エグジビション ジャパン】
〝日本の食品〟輸出EXPO
農水省も積極的な支援体制
本年10月に幕張メッセ開催


日本最大の見本市主催会社であるリード エグジビション ジャパン㈱(石積忠夫社長。本社=東京都新宿区西新宿1-26-2)は、2017年5月24日(水) 都内会場にて、今年10月に開催する第1回〝日本の食品〟輸出EXPO の開催発表・説明会を実施した。 当初の予想を大幅に上回る405社、512名が参加し、会場は参加者の期待と熱気に包まれた。

平成29年6月15日号  №653 目次

【日本FC工業会】
国産、輸入ともに増加も
本年累計は依然前年比減
3月の国内生産、輸入数量集計

日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長。㈱ナショナルマリンプラスチック社長)はこのほど2017年3月度のランニングタイプ、クロス製品の国内生産及び財務省輸入統計による輸入数量、1~3月の累計結果についてまとめ発表した。

【日本PE工連通常総会】
萩原会長体制の2年目スタート
会長・副会長から強いメッセージ
「先行き不透明だからこそ一丸と」

日本ポリエチレン製品工業連合会では去る5月23日、東京一ツ橋の「如水会館」で平成28年度通常総会を開催、通常総会終了後午後6時より恒例の懇親会が開催された。

△萩原会長

【不二麻袋】
酒本晴彦社長重任
新経営布陣決まる

東京紙業が東京包装を合併
経営の効率化による事業発展へ

クラフト紙袋、段ボール・成形容器等の包装資材総合商社として67年の歴史を有する東京紙業㈱(長田有司代表取締役。本社=東京都千代田区神田錦町3-15-10)は平成29年7月1日を効力発生日として、関係会社である東京包装㈱と合併することになった。存続会社は東京紙業㈱とし、東京包装㈱は解散する。

 
DNP  
「イマドリ!®」の提供を開始
食品パッケージの改善点を診断する

大日本印刷株式会社(DNP)は、食品や菓子などの商品パッケージについて、デザイン性や使いやすさ、廃棄・分別のしやすさなどの観点から課題・改善点を診断するサービス「イマドリ!®」の提供を本格的に開始する。なお同サービスは、特定非営利活動法人(NPO)日本プロ農業総合支援機構(J-PAO=ジェイパオ)のコンサルティングメニューとして採用された。

【日本包装機械工業会】
片岡経産省挨拶「第5次産業革命」
大森会長「初代会長の志を継いで」
平成29年度通常総会後の懇親会開催

一般社団法人日本包装機械工業会(大森利夫会長)では去る5月29日、日本橋茅場町の鉄鋼会館8階会議室において「平成29年度総会」、その後9階レストランにおいて懇親会を開催した。総会は、平成28年度事業報告並びに決算承認の件、平成29年度事業計画並びに予算案承認の件の2議案をメインとするもので、本年度は役員改選期でなく、各議案を慎重審議の結果、満場一致で各議案とも可決した。

【協組日本製パン製菓機械工業会】
「働き方改革、後継者問題」
増田理事長が課題解決へ意欲
第56回通常総会を開催し活動強化へ

協同組合日本製パン製菓機械工業会(増田文治理事長)では去る5月23日(火)、下呂温泉「水明館」会議室において、梶原秀浩専務理事の司会で第56回通常総会を開催した。総会には、組合員90社のうち87社(うち委任状出席17社、書面出席26社)が出席し次第に従い進行した。なお、出席者は前記のほかに賛助会員5社の出席を得ている。総会開催に先立ち、平成28年度物故組合員等に対し黙祷をして哀悼の意を表した。

平成29年6月5日号  №652 目次

【全国クラフト紙袋工業組合】
アライアンス、そしてインキュベイト
白石理事長「夢を語り、実行しよう」
=第75回通常総会を開催=


全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱会長)では去る5月17日(水)午後4時より東京「如水会館」において第75回通常総会を開催した。定刻となり市毛隆専務理事より「会員53社中本人出席31人、委任状持参出席20人で本工組定款を満たしており総会は成立」の旨の報告で通常総会は始まった。
 開会に先立って白石理事長が「あっという間に1年が過ぎました。出荷数量は毎年微減傾向が続いておりますが、各社とも努力されていることと思います。また少しずつですが各社の協業、アライアンスもできつつあるようです。今後の生き残り方が示唆されているように感じます。それでは本総会が円滑に進行致しますようご協力お願い申し上げます」と挨拶した。

△シコー㈱白石会長

【日本マタイ】
中西社長、小川副社長体制
藤田前社長は取締役会長に

レンゴーグループの重包装並びに軟包装事業の主力企業である日本マタイ㈱(東京都台東区元浅草2-6-7)では去る5月25日開催の取締役会において、藤田真夫前代表取締役社長が取締役会長に、新代表取締役社長に中西孝夫前常務取締役の昇任を決めたほか、代表取締役副社長に小川俊治前専務取締役のトップ人事の異動を決議した。

日本マタイ㈱中西新社長

【関東グラビア協同組合】
正副理事長の重任体制決まる
田口理事長「労働条件改善急務」
第47回通常総会開催し事業計画決議

関東グラビア協同組合の第 47 回通常総会が平成29年5月19日(金)午後2時56分より、『第一ホテル両国』にて開催された。組合員総数 43 名のうち、本人出席 21 名、委任状出席21名の計42名が参加し、適法にて総会は成立、村田英雄専務理事の指名により湯本雄一理事が議長に就任、新年度における事業計画、役員の改選等が審議され、各議案とも慎重審議のもとで可決された。

【日本角底製袋工業組合】
新たなビジネスチャンスが
齊藤理事長「力強い挨拶」
第44回通常総会・懇親会開


日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱代表取締役会長兼CEO)では去る5月18日(木)午後4時より、東京銀座の「ホテルモントレ銀座」において、第44回通常総会を開催した。

平成29年5月25日号  №651 目次

【3月の紙袋】
重包装袋は出荷回復兆し
角底紙袋販売は依然低調
景況感DIはやや改善の傾向


全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱代表取締役会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱代表取締役会長兼CEOの両工組では、このほど2017年3月度の紙袋生産・販売(出荷)、原紙消費高についてまとめ発表した。同時に四半期ごとにアンケート調査を行っている工組会員の景況感についても集計し発表した。それによると、産業包装資材と個人消費関連の紙袋業界では、事業環境を反映する内容的な違いがあることを示唆している。

【特種東海製紙】
組織変更と役員委嘱変更
取締役会で7月1日付新体制

寺尾社長体制
名糖の新役員人事

海外情勢
中国の技術競争力の向上に
日本はどう備えるべきか
㈱三菱総合研究所 
政策・経済研究センター 坂本 貴志

【Point】
○中国の製造業は技術力を高めており、組立主体を脱する日は遠くない
○輸入に頼る先端部品の内製化が進めば、日本企業のシェアを脅かす恐れ
○日本はほかではまねできない先端部材・部品に集中して中国とすみ分けを

中国は「世界の工場」として、原料・部品を輸入し加工・組み立てた製品を輸出することで成長してきた。しかし、ほかの新興諸国も安い人件費や外資導入、技術移転による生産を拡大させて、世界およびアジアでの生産分業体制が変化する中、中国製造業には変化の兆しがみられる



【(一社)日本印刷産業機械工業会】
Japan Color認証に
デジタル印刷認証の受付開始
技術革新のデジタル市場拡に対

一般社団法人日本印刷産業機械工業会(宮越巖会長)は従前のJapan Color認証制度に加え、新たに「デジタル印刷認証」を創設し、その概要を発表した。このほど開催の記者会見には同工業会より宮越巖会長、西岡誠専務理事及び事務局担当者が出席、「Japan Color認証制度の現況」と、新たに発足した「デジタル認証制度」について説明した。

≪IPF JAPAN 2017≫
国内外より多数の出展で充実
本年10月24日~28日に幕張開催

国際プラスチックフェア協議会(東京都中央区銀座2-10-18)主催の国際プラスチックフェア(IPF JAPAN 2017)は、さらに充実した内容と規模で2017年10月24日(火)~28日(金)の5日間、千葉の幕張メッセ1~8ホールを使用し開催される。4月上旬に締め切られた出展内容をみると、今までにない充実した内容で、出展社は400社を超える規模である。

平成29年5月5・15日合併号  №650 目次

【2月のFC生産と輸入】
ランニングは前年比増加に
クロス用は大幅な減少気配
粉粒体包装の大型化進展を反映


日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長。㈱ナショナルマリンプラスチック代表取締役社長)は恒例の月次生産動向、財務省の輸入統計についてまとめ発表した。前年同月比でみると、2月のランニングタイプは合成樹脂、食品分野が減少したが、化学工業品が堅調であった。加えて実数面ではいまだ低いものの大幅な伸びを示した窯業土石品、飼料、さらに一段落したと考えられている除染用が大幅増となり、合計では全体で3万7337袋、112%であった。そのため、1月の不振を2月で取り戻した形となっており、1~2月累計では合計7万342袋、前年同期比102%と若干ながらも増加に転じた。

【コンバーティングの明日を考える会】
個人主義から共同体としての会へ
田口会長「志をもって事業を育てる」
具体的な内容のセミナーに参加者満足

全国グラビア協同組合連合会(田口薫理事長=大日本パックェージ㈱社長)主催によるセミナー「第5回コンバーティングの明日を考える会」が去る4月19日(水)すみだリバーサイドホールにおいて開催された。午後1時半より5時まで3時間半にわたり有意義な時間を過ごした。参加者は約350人に上り、プログラム通り進行、講師と出席者の質疑も活発に行われた

【大日本パックェージ】
「経済産業省製造産業局長賞」
第56回JPCでグループ会社受賞
ベルパックと日本パッケージング

軟包装資材業界をリードする大日本パックェージ㈱(田口薫代表取締役社長。本社=埼玉県)のグループ企業であるベルパック㈱と日本パッケージング㈱両社による新製品『ストークボトルバッグ』が、先に開催された2017ジャパンパッケージングコンペティション(JPC)で「経済産業省製造産業局長賞」受賞した(ベルパック出展、日本パッケージング制作)。前者のベルパック社は2012年に大日本パックェージの営業開発部門から分離独立、日本パッケージング社は2014年に大日本パックェージグループに入った企業である。

2月の紙輸出状況
包装用紙・板紙が好調

日本製紙連合会まとめによる2017年2月の紙・板紙輸出は、前年比117・7%と14か月好調を維持している。国内出荷は4か月ぶりの減少で前年比0・5%減であった。東南アジア諸国への輸出が国内の低迷をカバーしている状況である。

【サクラパックス】
ダンボールで熊本城復興支援
六本木ヒルズでイベントを開催

パッケージメーカーのサクラパックス㈱(橋本淳社長。本社=富山市高木)は4月16日、東京・六本木の商業施設「六本木ヒルズ」大屋根プラザにおいて、ダンボールを組み立てることで熊本城の復興支援を行うチャリティーイベントを開いた。同社が製造する熊本城のダンボール製模型キットを販売し、会場は城づくりに取り組む親子連れや城をバックに記念撮影する外国人で賑わった。


日本パッケージングコンテスト
暮らしの包装商品展2017
JPI 出品作品、出展社の募集中

【EMO Hannover 2017】
第4次産業革命の先端展示
=本年9月18~23日開催=
幅広い国際的出展と来場者の商談会

一般産業法人日本能率協会(JMA)産業振興センター・ドイツメッセ日本代表部では、このほど本年9月18日(月)~23日(土)の6日間、ドイツ・ハノーバー国際見本市会場でドイツ工作機械工業協会(VDW)主催による「EMO Hannover 2017」に関して記者会見を行い、その概要を発表した。当日はドイツ工作機械工業会よりヴィルフリート・シェーファー専務理事、ドイツメッセ㈱のオリバー・フレーゼ理事が来日出席、日本より出展のオークマ㈱の山本武司取締役海外本部本部長及びドイツメッセ日本代表部でJMA産業振興センターの安江あづさセンター長が出席し、「EMO Hannover」は「国際金属加工見本市ながら、全産業が参画する価値を持つ第4次産業革命の実情、今後のさらなるスピードアップを実証する展示会」であることを説明した。


平成29年4月25日号  №649 目次

【2月の紙袋】
重袋の前年比激減が際立つ
角底袋も二次加工品以外は
加工コスト上昇気配の中で緊張感

重包装クラフト紙袋、角底紙袋の両紙素材袋の本年2月度の生産、販売(出荷)並びに原紙使用状況がまとまった。全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱会長兼CEO)両工業組合の集計結果は、重包装クラフト紙袋の出荷実績前年比が94・2%、角底紙袋の販売実績前年比は93・2%と大幅な減少となっている。日本経済の動向は、紙素材の製袋業界にはあたかも無縁のようである。中小加工企業がそのほとんどを占める製袋業界において、〝サバイバルゲーム〟の様相はいよいよ激しくなりつつあると言えようか。

他業界に学ぶ          
=FSC認証紙への切り替え=
キリンの2020年までの方向性

キリングループでは、2017年2月27日に、日本総合飲料各社*1で使用するすべての紙製の容器包装*2で2020年末までにFSC*3認証紙への切り替えを目指すと発表した。そこで今回は他業界に学ぶ事例の一環として、キリン㈱のCSV本部CSV戦略部山村宜之氏に取り組みについてお話を伺った。


ハンガー・フリー・ワールド   
第16回書き損じハガキ回収キャンペーン
ハガキ1枚をおかゆ1杯に!

 特定非営利活動法人のハンガー・フリー・ワールドの「書損じハガキ回収キャンペーン」は2001年に第1回がスタートし、今年で16回目となる。全国より書損じハガキや切手、商品券などの寄付物品を募り、前回は9万5981人の個人と、企業・団体141組が参加した。
 換金額も1億5000万円を超え、活動国(バングラデシュ、ベナン、ブルキナファソ、ウガンダ、日本)で飢餓をなくすための活動に活用している。
特にハンガー・フリー・ワールドでは、現地の自立支援ということで、現地の人々が自分たちの力で将来にわたって適切な食料を十分に手に入れられるようにするため、住民主体の地域開発、アドボカシー(権利擁護、政策提言)、啓発活動、青少年育成の4つの活動に力を入れている。地域開発では、学校での給食提供、5歳未満の栄養不良児のための栄養改善事業、母子保健センターの運営、井戸の建設、マイクロクレジット(小規模貸付)、植林など、アドボカシーでは国際会議の場や政府、地方自治体に、飢餓を生み出さない社会のしくみをつくるよう提言活動を行っている。

ボランティアの方々のハガキ集計 atハンガー・フリー・ワールド

【全国米麦紙袋協会】
佐藤会長の新たなる指針
=第51回通常総会を開催=
高品質維持、安定供給を約束

【レンゴーグループ】
軟包装材と重包装製品事業
タイに子会社合弁の販売会社設立
日本マタイと朋和産業の同比率で

 軟包装事業の積極的強化拡大を図っているレンゴー㈱(大坪清代表取締役会長兼社長。本社=大阪市北区中之島2-2-7中之島セントラルタワー)では、去る4月1日付で100%子会社の朋和産業㈱(小澤善孝代表取締役社長。本社=千葉県船橋市習志野4-16-12)と同じく100%子会社の日本マタイ㈱(藤田真夫代表取締役社長)の合弁による軟包装材販売会社を設立した。新会社は朋和産業の軟包装事業、日本マタイの重包装事業、それぞれの事業領域におけるタイ及び東南アジア地域への販売拠点として活動し、レンゴーグループとしてのさらなる経営効率の向上と業容拡大を図っていく方針である。新会社概要は以下の通り。敬称略。


【高機能素材 Week 2017】
高機能プラスチック展など
8展示会で最新情報を発信
1540社出展で新時代到来実証

 日本最大の展示会主催会社であるリード エグジビション ジャパン㈱主催による「高機能素材 Week 2017」が東京ビッグサイト東1~8ホールを使用して去る2017年4月5(水)~7日(金)の3日間開催された。出展社数は1540社に達し、石化関連の素材を中心とする8つの展示会同時開催の形は、かつてない出展社数と海外からの来場を含む6万人余の来場者で盛況を極めた。
最新の情報発信基地と化した展示会場には、研究・開発、設計・製造、品質管理、購買・資材のプラスチックメーカーの技術者、電子部品・機械部品・家電・医療機器のプラスチックユーザー、他材料(金属・セラミック他)のユーザーなどが、商談の機会と捉え各ブースともその対応に追われていた。

【三菱ケミカル】
KAITEKI創造へ
3社合併による新会社紹介

【日本マタイ】
「共押出保護フィルム」
開発中製品を接合展に出展
世界に羽ばたく日マ技術力

【DNP】
多彩な機能性フィルム展示
新しい価値提供の強化拡大に前進

【JILS】
優れた物流改善活動発表
全日本物流改善事例大会2017
5月16日(火)~17日(水)の2日間

日印産連  
第30回GP工場交流会
新規GP工場認定式を開催

一般社団法人日本印刷産業連合会(略称:日印産連、東京都中央区)は、平成 29年 4月27日(木)の15 時~17時30 分に、第30回GP工場交流会を日本印刷会館大会議室(東京都中央区)において開催する。今回のGP工場交流会では、第43回グリーンプリンティング(GP)認定委員会(平成29年3月13日開催)において新たに認定を受けた3工場の認定式を行うとともに、更新認定を行った25工場の発表を行う。引き続きGP工場を対象とした環境セミナーが行われ、印刷業界において特に重要な「産業廃棄物の適正な処理委託」をテーマとして、専門家がその留意事項を解説していく。また、平成27年に施行されたものの社会的周知が十分でない「フロン排出抑制法」について、印刷会社の具体的対応方法を解説していく。

54th FISMA TOKYO】 
テーマ「KAI-ZEN」9月開催
ビッグサイト西開催で出展募集を開始
東京都ミシン商工業協組と都の共催で

東京都ミシン商工業協同組合(久保木政道理事長)主催、東京都の共催で、本年9月20日(水)~21日(木)の2日間、東京ビッグサイト西3ホールで54th FISMA TOKYO(東京ファッション産業機器展)が開催される。本年のテーマは「Made in Japan『KAI-ZEN』~より速く、より美しく、より正確に」。主催者側では現在出展社を募集中である。なお後援は関東経済産業局、全国ミシン商工業協同組合連合会、一般社団法人日本縫製機械工業会、全日本特殊ミシン工業会、公益財団法人日本手芸普及協会、アパレル業界新聞各社である。

下請法の運用を強化 
「運用基準」13年ぶり改正
公取委と中小企業庁が発表



平成29年4月15日号  №648 目次


<FOOMA JAPAN 2017>
過去最大の出展社775社
=6月13~16日=
東京ビッグサイトで開催

一般社団法人日本食品機械工業会(東京都港区。林孝司会長)主催によるアジア最大級「食の技術」の総合トレードショウ―「FOOMA JAPAN 2017国際食品工業展」がいよいよ6月13日(火)~16日(金)の4日間、〝食の未来への羅針盤〟をテーマに東京ビッグサイトで開催される。1978年の初回開催から40回目を迎える今回は、新設の東7~8ホール(約1500㎡)を加えて会場面積が約1・3倍に拡大し、出展社数は過去最大の775社(共同出展社を含む)にのぼる。

△記者発表風景

【日本マタイ】
4月1日出荷分より価格改定
原材料や人件費・物流費上昇に対応
ポリ重袋・FCバッグなど樹脂製品


国際的なナフサ価格上昇を理由としてレジンメーカー各社は本年1月出荷分よりレジン値上げに入っているが、ついに加工メーカーも、製品価格の改定を避けられなくなった。国内のポリエチレン重包装袋、クロス製フレキシブルコンテナバッグの両業界におけるリーダー的存在である日本マタイ㈱(藤田真夫社長。本社=東京都台東区元浅草2-6-7)では、4月1日出荷分より、①ポリエチレン重包装袋は現行価格より㎏当たり20円以上、②フレキシブルコンテナバッグは10%以上、③その他樹脂加工品は個別に案内、の内容で、需要家に価格改定を要請した。
 
[働き方]労働時間短縮は
生活経済活性化のチャンス
株式会社三菱総合研究所 政策・経済研究センター
木根原 良樹

【Point】

○労働時間短縮の流れに伴い、個人が自由に使える時間が増える。
○副業・兼業、学び直し、ボランティア、複数拠点活動も時間の使い道の選択肢。
○こうした能力開発や社会参加の活動は個人生活にも企業経済にもメリット。

【王子マテリア】
新社長に小関良樹氏が新任
4月1日より新役員体制決まる

王子マテリア㈱(東京都中央区銀座5-12-8王子ホールディングス1号館)では4月1日付で新役員体制がスタートした。前社長の野沢高史氏は退任し、後任に小関良樹氏が代表取締役社長に就任した。
▽代表取締役社長=小関良樹(新任)▽専務取締役・技術本部、安全・環境管理部管掌=藤村哲司▽常務取締役・富士工場長=藤尾肇▽常務取締役・段ボール原紙・特殊板紙営業本部、白板紙・包装用紙営業本部、営業業務部管掌=船田髙男▽取締役・釧路工場長=大河克幸▽取締役・事業推進本部長兼企画管理部長=福本亮治▽取締役・段ボール原紙・特殊板紙営業本部長=福嶌悟郎▽取締役・松本工場長=髙橋一光(新任)▽取締役(非常勤)(王子ホールディングス㈱代表取締役副社長、副社長グループ経営委員、産業資材カンパニープレジデント)=渡良司▽常勤監査役=矢作眞▽監査役(非常勤)(王子ホールディングス㈱監査役)=緒方元一▽監査役(非常勤)(王子マネジメントオフィス㈱取締役グループ財務本部副本部長兼財務部長)=山本伸一。

【日本紙パルプ商事】
経営体制のさらなる強化
野口会長、渡辺社長の昇任人事


取締役、監査役体制
(平成29年4月1日付)
▽代表取締役会長=野口憲三(昇任)▽代表取締役社長=渡辺昭彦(昇任)▽取締役=宮崎友幸*、勝田千尋*、太宰徳七*、櫻井和彦*、岡崎明彦、安岡敬二、小林光(非常勤・社外取締役)▽監査役=酒井論(常勤)、喜多村勝德(非常勤・社外監査役)、樋口尚文(非常勤・社外監査役)
*印の取締役は執行役員を兼務する。岡崎明彦氏及び安岡敬二氏は6月下旬開催予定の定時株主総会をもって退任し、同社顧問に就任する。

取締役、監査役体制
(平成29年6月下旬開催予定定時株主総会日付)
 ▽代表取締役会長=野口憲三▽代表取締役社長=渡辺昭彦▽取締役=宮崎友幸*、勝田千尋*、小林光(非常勤・社外取締役)増田格(非常勤・社外取締役)(新任)▽監査役=酒井論(常勤)、喜多村勝德(非常勤・社外監査役)、樋口尚文(非常勤・社外監査役)*印の取締役は執行役員を兼務する。

<ABIニュース>
軟包材向け新たに黒インク
4倍の印字解像度と乾燥平均2秒
ビデオジェット社で新製品を発表

ビデオジェットでは、高密度ポリエチレン(HDPE)やPVCなど幅広い材質で非常に優れた固着性を発揮する、新しい黒インクを発表した。現行のサーマルインクジェットプリンタ8610用に設計された、このインクの非浸透性素材の表面での乾燥時間は平均2秒、12か月以上の使用期限を実現している。市販されている他の溶剤タイプのサーマルインクジェットプリンタ用インクと比較して、明らかな優位性がある。また、産業用インクジェットプリンタに比べて、最大4倍の印字解像度を誇る。新しいインク配合により、顧客の幅広い素材への高品質な印字に貢献できる。インク開発で 40 年以上の実績を持つビデオジェットは、今後もインクの研究開発に引き続き多額の投資を行っていく方針である。

DNP 
「液晶調光フィルム事業」
米国アルファマイクロン社と協業

大日本印刷株式会社(DNP)は、ハイテクノロジー液晶アプリケーションの研究開発をおこなうアルファマイクロン社(AMI。本社=米国)と、液晶を使って透過する光を制御する「液晶調光フィルム」事業で協業する。
この液晶調光フィルムは、二色性色素*1と液晶を用い、電圧のオン/オフでフィルムの明暗を瞬時に切り替えて、透過する光をコントロールする製品。今回の協業により、多様な色が表現可能となるとともに、広い面積にも対応。今年度末から販売を開始する。
*1 色素を異方性のある媒質中に分散して配向させると、ある方向からは着色して見え、それと垂直な方向からはほとんど無色に見える現象を示す色素のこと。


平成29年4月5日号  №647 目次

【FC1月の生産・輸入】
ランニング・クロスともに減
中国主力の輸入は堅調を維持
ランニングタイプ除染用は前年比増


 日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長=㈱ナショナルマリンプラスチック社長。会員=67社)は2017年1月度の国内生産、輸入状況についてまとめ発表した。それによると、ランニングは前年同月比94%、クロスは同96%と低調持続となった。一方、クロス製品の財務省輸入統計によると前年同月比101%で微々ながらも依然増加傾向を続けている。

【コンバーティングの明日を考える会】
「第5回セミナー」を開催
サスティナブルな業界を目指して
「包装業界の諸課題」が主テーマ


「コンバーティングの明日を考える会」(委員長:田口薫大日本パックェージ㈱社長)では来る4月19日(水)13時30分~17時に「第5回セミナー」を開催する。グラビア印刷関連業界では、全体で貴重な知見と経験を共有し、食品パッケージの社会的責任の重さと価値の認識のレベルアップに繋げることが使命であると認識している。それには大手も中小も企業の垣根を越え、ともに明日へ向かわなければならないと考え、サスティナブルな業界、さらなる進化を目指してのセミナー開催である。

【JILS】      
「物流提案営業の進め方」
1から学ぶ実践基礎セミナー
6月に大阪、7月に東京で開催


公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)では6月に大阪、7月に東京のスケジュールで「物流提案営業の進め方」をテーマに実践セミナーを開催する。JILSでは「物流、ロジスティクスにおける人材育成支援ガイド2017」を策定しており、これに基づいて様々な企画を立案値・実行している。「人材育成は、企業の盛衰を決める最大の経営戦略」として、物流・ロジスティクスにおける専門知識やマネジメント技術を習得するための体系的な人材育成・キャリアアッププランを用意しており、今回の大阪、東京におけるセミナー開催もその一環である。

【DNP】
新たな電子ペーパーを紹介
リテールテックJAPANに出展


大日本印刷㈱(北島義俊社長。本社=東京都新宿区。資本金=1144億円。以下、DNP)は、去る3月7日(火)~10日(金)の4日間、東京ビッグサイトで開催された『リテールテックJAPAN2017』に出展した。出展コンセプトを「リアルとデジタルのマーケティングを革新するデジタルトランスフォーメーション始動」とし、マーケティングと業務プロセスのデジタルシフトで、小売業界に重要な4つの経営課題、「CRM」「SP」「MD・チャネル」「プロセス」の革新に関する支援についてプレゼンテーションを行った。


<特種東海製紙>
特別損出を計上
事業構造改善費用

話題 
『慶応三年の水練侍』木村忠敬著
「第8回朝日時代小説大賞」を受賞
著者は昭和パックスの現役営業マン

「日本の食品」輸出EXPO
リード社と日本貿易振興機構共催
農水省も協力し本年10月に幕張で

【寺岡精工×ALSOK】
両社独自の強みを活かし
現金管理トータルサービス
実用化に向けた運用を開始

「流通小売」「フードインダストリー」「ロジスティクス」「サービス・飲食」の4つのビジネスフィールドを有する㈱寺岡精工(片山隆社長。本社=東京都大田区)と綜合警備保障株式会社(青山幸恭社長。本社=東京都港区、以下ALSOK)は、去る3月7(火)日~10日(金)日の4日間、東京ビッグサイトで開催された『リテールテックJAPAN2017』の出展ブースにおいて、流通小売業界が抱える人手不足と収益性の向上などの課題解決を目的とした現金管理トータルサービスの実用化に向けた新たなサービスを紹介した。


【竹尾展示会】
日米優秀作品を4~6月に
日本タイポグラフィ年鑑作品展
N・Y・TDC展優秀作品展示

【紙の博物館】
「紙布~桜井貞子作品展」
6月4日まで同館4階で開催



平成29年3月15・25日合併号  №646 目次

【2017年1月の紙袋】
年初の製販出足は前年比減
重包、角底紙袋ともに低迷
インバウンド増加も需要に無縁?

全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱会長兼CEO)の両工組では恒例の月
次生産、販売、在庫、原紙使用高等についてまとめ発表した。2017年1月の重包装出荷高、角底紙袋の生産高、販売高ともに前年同月比減少の結果となっており、芳しくない2017年のスタートとなった。重包装クラフト紙袋の出荷実績は7756万袋で前年比97・8%、これは平成26年以降の最低数字、平成25年の7654万袋をわずかに上回る水準で、原紙使用量は1万2639トン、同97・2%であった。

【日本製紙連合会】
段ボール原紙は好調持続
包装用紙は依然厳しい需要傾向
2017年紙・板紙内需見通し

日本製紙連合会は恒例の2017年内需見通しを発表した。それによると洋紙では情報用紙、衛生用紙の伸びが見込まれるものの新聞用紙を筆頭とする印刷・情報用紙、包装用紙は全品種が前年比マイナス予想、板紙ではライナー、中芯原紙ともに好調で段ボール原紙の伸び予想が支えとなり、全体でプラスと予想している。しかし、紙・板紙合計では前年比マイナス0・1%と微減の見通しとしている。

鯨岡瑶氏が副社長に
=鯨岡役員人事=
岡部氏は専務に昇任

クラフト紙袋及び特殊手提げ角底紙袋の総合メーカー、製袋関連機器の販売で、製袋業界で異色の堅実経営で事業環境の厳しさを克服、安定した成長を続けている㈱鯨岡(鯨岡亘代表取締役社長。本社=東京都足立区千住桜木1-8-3)では2月27日開催の取締役会において新役員人事が決議され、新経営体制が3月1日付で発足した。前専務取締役の鯨岡瑶氏が取締役副社長に、前常務取締役の岡部敏夫氏が専務取締役にそれぞれ昇任した。新体制は以下の通り。敬称略。

【西日本最大の農業総合展】
第1回関西農業ワールド
多彩なEXPO、セミナー開催



 いろいろな角度からの農業革命が検討されている現在、農業に関する展示会も次代を見据えた画期的な内容と規模で開催され、農業関連企業はもちろんのこと、全国的関心事として「農業総合展」が注視されている。来る4月5~7日の3日間、インテックス大阪を会場に、リードエグジビションジャパン㈱主催で開催される西日本最大の農業総合展『第1回関西農業ワールド』は、千葉の幕張メッセで開催された「農業ワールド」の内容に劣らない充実した出展とセミナーなど多彩な行事も予定されている。なお、東京展(2016年)では団体ツアーで187団体2460名が来場した。

【日印産連】
「デジタル印刷の現状と展望」
技術部会・デジタルプレス推進協議会
調査報告会とパネルディスカッション


デジタル印刷の技術的発展は、より速く、より精細に、色彩豊かに広がりを持って進み、印刷業向けの多彩なデジタル印刷機が登場している。今やほとんどの印刷品目を出力できる段階になりつつあり、次第に生産機としての活用が拡大してきている。国内の印刷産業における生産機としてのデジタル印刷機活用の状況を把握し活用度をさらに高めるために、日印産連ではアンケート調査を実施致した。今回、調査結果の報告に合わせ㈲メディアテクノスの井上秋男氏から、デジタル印刷に特化した展示会「Hunkeler
Innovationdays 2017」の視察報告と、国内でデジタル印刷機を活用されている人によるパネルディスカッションの場を設けた。

【JPI】
優れた包装技術普及に寄与
日本パッケージングコンテスト
5月26日締切で応募スタート

 公益社団法人日本包装技術協会(浅野茂太郎会長。略称JPI)主催による「2017日本パッケージングコンテスト」(第37回)の出品作品募集が始まった。包装は、時代の変化とともに研究開発され、社会生活に重要な役割を担っている。日本パッケージングコンテストは、我が国の優れたパッケージングとその技術を開発普及することを目的として実施している。毎回、包装技術・デザイン等の面で新しいアイデアと質の高い作品のノミネートがあり、入賞作品にはさらに国際コンテストへの出品資格が与えられる。

<オリンピック開催年の展示会会場問題>
「2020年も継続」当然権利
日展協でビッグサイト五輪方針に見解


2019~2020年の20か月間にわたり、東京ビッグサイトがオリンピックのメディアセンターとして使われるため、多くの展示会が縮小や中止になる恐れが出ている。
この「オリンピック展示会場問題」に関し、展示会業界の各メディアでは大きな関心を持っている。一般社団法人日本展示会協会(石積忠夫会長=㈱リード エグジビション ジャパン社長)では、「国際イベントニュース」が2017年2月10日付で、超党派の展示会産業議員連盟(正式名=新産業創造推進議員連盟)の漆原良夫幹事長と、自民党展示会産業議員連盟の秋元司幹事への2つのインタビュー記事を掲載したのを機に、同社の記事転載の許可を得、その内容を関連業界に発信した。また、同紙には「メディアセンターを豊洲市場に建設する案」 についての記事も掲載された。この案は、去る1月26日に日展協が東京ディスプレイ協同組合(以下、東デ協)、電設協議会と合同で開いた記者会見で発表されたものであり、テレビ、新聞、ネットなど各メディアで、今、話題を集めている


平成29年3月5日号  №645 目次

【平成28年FC生産】
前年比83%の大幅な減も
除染用減少が合計率下げ
ランニング用は従来品目で増加

日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長=㈱ナショナルマリンプラスチック代表取締役社長)では、このほど平成28年12月度のフレキシブルコンテナ生産実
績をまとめると同時に、年間集計を行い、平成24~28年の5年間の推移についても発表した。また、財務省輸入統計に基づくフレキシブルコンテナの輸入状況についても発表した。
ランニング、クロス合計の平成28年総生産数量は約375万袋で、前年より17%ダウンした。これは石化業界の需要増はあったものの、除染関係については中間貯蔵施設の工事の立ち遅れや、住宅地に限っては一段落したことでランニング、クロス製品ともに大幅なダウンとなった

ベトナム自動車産業に日系企業の出番はあるか
株式会社三菱総合研究所
海外事業推進センター 櫻田陽一

ベトナムは2000年以降、経済成長率が6・8~7・8%と高く、タイ、マレーシアなどのASEAN先発国に続く有望市場として注目されている。同国の自動車産業は、国内の旺盛な需要を背景に、堅調な成長が見込まれる。部品が2万点以上に上る自動車産業の振興は、関連産業が多いことから一国の経済成長に最も威力を発揮するといわれる。ベトナム自動車工業会によると、2015年のベトナムの自動車販売台数は約24万5000台で、うち約17万3000台は国産車である。国産車は主要部品を輸入し国内で組み立て販売するものを指し、全体の約7割を占め、対前年比48・5%増に達している。


【日印産連】
「明美ちゃん基金」に寄付
第68回全国カレンダー展での
チャリティーカレンダー販売金
一般社団法人日本印刷産業連合会(以下日印産連。山田雅義会長)とフジサンケイビジネスアイ(遠藤一夫社長)は共同で開催した「第68回全国カレンダー展」でのチャリティーカレンダーの販売金20万2000円と日印産連からの寄付金を合わせた50万円を、国内外の心臓病の子供を救う「明美ちゃん基金」(産経新聞社提唱)に寄付した。寄付金は2月21日に産経新聞社本社(東京都千代田区大手町1-7-2)にて山田雅義会長から産経新聞社の熊坂隆光社長に手渡された。

【寺岡精工】
「クラウド・サービス強化」へ
新製品『クラウド型マルチ決済端末』
USベリフォン社と提携し市場拡大

「流通小売」「フードインダストリー」「ロジスティクス」「サービス・飲食」の4つのビジネスフィールドを有する㈱寺岡精工(片山隆社長。本社=東京都大田区久が原5-13-12)は、去る2月15(水)日~17日(金)日の3日間、千葉の幕張メッセ全ホールを使用して開催された『SMTS2017~スーパーマーケット・トレードショー』(一般社団法人新日本スーパーマーケット協会主催)初日の午前10時半より、出展ブースにおいて新製品「クラウド型マルチ決済端末」プレス説明会を開催した。
 同社は、1925年に発明した日本初の「ダイヤル式自動はかり」から始まり、寺岡和治会長の〝起業家精神の世代を超えた継承〟、片山隆社長の〝新しい常識の創造への挑戦〟の経営哲学により、現在では多彩な事業ポートフォリオとグローバリゼーション戦略で、事業環境の変化に対応するリーダー的業容を確立、「はかり」「自動包装機」に加えて、特に近年の生活資材流通業界の急速な進展に対応した機器・システムの新製品開発・市場創造に注力し、世界が注視する企業となっている。

話題【日本製粉】
「イタリアンと健康」
SMTS2017出展テーマ

<USA・VJ社ニュース>
ジェットプリント用新製品
ピンク色UV蛍光インクを発売


平成29年2月25日号  №644 目次

【ムトウユニパック】
2月10日『封筒の日』制定
日本記念日協会の認定を受ける
封筒女子部が〝日本の心〟発信

 封筒、手提げ角底紙袋等の紙製品総合メーカーとして発展してきた㈱ムトウユニパック(武藤佳資代表取締役社長。本社=東京都江東区永代1-7-12)が、2月10日を『封筒の日』と制定、一般社団法人日本記念日協会(加瀬清志代表)の認定
を受けた。この内容について、2月7日午前10時より同社本社会議室において武藤社長、企画部部長兼DC事業部部長兼営業企画室担当の須崎春雄執行役員、新商品開発のグループ「封筒女子部」他が出席し記者会見を行い、開発の意図、経緯、今後の方針等について発表した。武藤社長は「本来なら、このような記念日制定は業界活動の一環として行うべきであるが、〝善は急げ〟で、全国紙製品工業組合、日本郵便㈱さんには報告、ご理解を得て、とりあえず弊社の制定とした。今後の成り行き如何では、業界活動へと発展させ、少しでも封筒の需要拡大に役立てば嬉しい」と語った。




【特種東海製紙】
減収増益の第3四半期決算
新東海製紙を承継会社とし吸収分割

特種東海製紙㈱(松田裕司社長)はこのほど平成29年3月期第3四半期決算短信を発表した。売上高は577億3000万円、前年同期比▲2・7%、営業利益35億5600万円、同7・7%増、経常利益43億9400万円であった。平成29年3月期の連結業績予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日)は、売上高785億円、前年比0・1%増、営業利益38億円、同1・3%増、経常利益45億円、同14・6%増、親会社株主に帰属する当期純利益は43億円、同72・1%増、1株当たり当期純利益は290円61銭で、1株当たりの純利益は株式合併の影響を考慮している。

【クラフト紙袋需要予測】
本年も前年対比98・6%と微減
主力分野の低迷に歯止めなし
製袋企業の健全化・活性化は難事?

全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱会長)は、事務局においてこのほど平成29暦年の出荷予測をまとめた。平成28暦年に対比し98・6%と、依然減少が続くと予測している。この大きな理由は、従来の主力品種であったセメントは前年並みとやや減少に歯止めがかかるとみているものの、他の米麦、製粉、飼料、化学薬品、合成樹脂等が伸び悩むと予想されているからとしている。

<クラフト工組関東支部>
『横這いから、頭を上げる年に』
大西支部長が新年会で挨拶

全国クラフト紙袋工業組合関東支部(大西亮支部長・工組副理事長、昭和パックス㈱社長)は去る1月20日(金)午後5時より、東京新橋の「第一ホテル東京」4階フローラの間で平成29年関東支部新年会を開催した。

【日印産連】
日本の地域おこしをリード
地域連携事業検討シンポジウム
注目! 地域ブランド戦略最前線

 一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連)価値創出委員会主催では「2017地域連携事業検討シンポジウム」を東京で3月6日(月)に開催する。「注目!地域ブランド戦略最前線~日本の地域おこしをリードする印刷産業」がテーマである。
今日、SNSなど情報メディアが進化し多様化するなか、地域の文化資源や産業資源を魅力あふれる地域資源として情報化することが益々求められている。すなわち、地域資源のブランド化を推し進め、情報資源として公開し、生活者や旅行者に伝達することが極めて重要視されている。

平成29年2月15日号  №643 目次

【2016年紙袋需給】
重包装は年初予測の微減に
角底紙袋販売高も前年比減
景況感調査に若干の改善気配が

全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱代表取締役会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱代表取締役会長兼CEO)両工組では2016年12月度の生産、販売(出荷)、在庫及び原紙使用高について
まとめると同時に、年間実績についても発表した。また四半期ごとに行われている工組会員の景況感アンケート調査を行い、これを集計、発表した。これによると、出荷(販売)では前年比微減であった。重包装クラフト紙袋については工組で例年初に需要予測作業を行っているが、それと比較すると昨年実績はわずか0・1ポイント届かない結果となった。また景況感においては、依然ともにDIマイナスであり、川下に位置する包装資材の生産供給企業がほとんどを占める両業界は、経営安定化への道のりはいまだ厳しいことを示唆している。

【日本PE製品工連】
「IoT活用と環境問題対応」
萩原会長が賀詞交歓会で新決意
茂木正経産省課長「働き方改革を」

 日本ポリエチレン製品工業連合会(萩原邦章会長=萩原工業㈱会長)は去る1月26日(木)午後6時より、東京港区赤坂の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」において平成29年新春賀詞交歓会を開催した。同連合会は、日本ポリエチレン重包装袋工業会(藤田真夫会長=日本マタイ㈱社長)、日本ポリエチレンラミネート製品工業会(藤森明彦会長)、日本ポリエチレンブロー製品工業会(矢野英伸会長=積水成型工業㈱社長)及び日本フラットヤーン工業組合(萩原邦章理事長=萩原工業㈱会長)の3工業会、1工業組合よりなる連合会である


寄 稿  
42%―サービス支出割合は横ばい
=原因はサービスの内部化
㈱三菱総合研究所政策
経済研究センター 佐野紳也

最近「モノ消費からコト消費へのシフト」という記事を新聞などで目にする。これは物品の購入が減少し、体験型のサービス支出が増加することを意味するが、その割合は2010年以降、42%と横ばいである(図)。


【グラビア3協組賀詞交歓会】
着実にレベルアップ軌道に
田口会長「恒産無くして恒心なし」
政官民多彩な来賓で盛況の交歓会

全国グラビア協同組合連合会(田口薫会長=大日本パックェージ㈱社長)、関東グラビア協同組合(田口薫理事長)及び関東プラスチック印刷協同組合(大月正雄理事長=㈱セイユー社長)の3団体共同による「新年賀詞交歓会」が去る1月20日(金)午後3時より「ホテルニューオータニ」アーケード階・麗の間において開催された。

【日本製パン製菓機械工業会】
「日本の技術を世界に発信」
環境激変は中小企業成長チャンス
平成29年新春講演会・賀詞交歓会


平成29年2月5日号  №642 目次

<創立50周年記念式典及び新年賀詞交歓会>
「100周年に向けてさらなる飛躍を」
日本包装機械工業会、日本包装リース共催
一般社団法人日本包装機械工業会による「創立50周年記念式典」及び、同工業会と株式会社日本包装リース共催による「平成29年新年賀詞交歓会」が去る1月
16日(月)午後12時30分より、「パレスホテル東京」2階葵にて開催された。
 記念式典では創立50周年記念事業委員会委員長及び工業会副会長の古城美武氏が挨拶、続いて大森利夫会長が式辞を述べ、来賓代表として経済産業省製造産業局の糟谷敏秀局長が挨拶をした。その後、経済産業大臣表彰、経済産業省製造産業局長表彰、業界発展特別功労表彰をはじめとする表彰式が行われ、閉会の辞として川西勝三副会長が挨拶を行った。各氏の挨拶要旨は以下の通りである。




【2016年11月紙袋需給】
重包装袋は前年比102・5%
角底紙袋販売は同103・1%
産業用、個人消費ともに年末反映?

全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱代表取締役会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱代表取締役会長兼CEO)は、恒例の平成28年11月度月次出荷(販売)高及び1~11月の累計結果についてまとめ発表した。

【FC2016年11月生産動向】
ランニング、クロスともに低調
1月からの累計も大幅ダウンに

 日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長=㈱ナショナルマリンプラスチック代表取締役社長)はこのほど2016年11月度のフレキシブルコンテナ生産、1~11月の累計結果についてまとめ発表した。同時に、財務省輸入統計についても発表した。
 これによると、昨年11月の国内生産はランニングタイプ、クロス製品ともに前年比大幅マイナス、累計においてもランニングタイプが前年比76%、クロス製品が84%と大きく減少した

【JILS2017新年賀詞交歓会】
AI、IoT驚異的に進化
労働環境改善への取り組み重視
本年8月には「LSフェア開催」

 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会では1月16日(月)2017年新年賀詞交歓会を東京千代田区の経団連ホールにおいて開催した。
 当日は、午後5時より川合正矩日本通運㈱代表取締役会長を講師として「新春に想う~真のグローバルロジスティクス企業『新・世界日通』を目指して」をテーマに講演会を、その後、午後6時10分より経済産業省大臣官房審議官の小瀬達之氏、国土交通省大臣官房物流審議官の重田雅史氏を来賓に迎え、賀詞交歓会が経団連2階国際会議場で開催された。なお講演会、賀詞交歓会の始まる前に、JILS遠藤信博会長、川合正矩副会長、橋爪茂久専務理事3氏が出席し記者会見、新年度のJILS経営方針等について説明した。


平成29年1月25日号  №641 目次

【クラフト紙新年互礼会】
「前を向き羽ばたく年に!」
包む文化の包装用紙クラフト紙が
日本の消費、文化の柱となるよう

恒例のクラフト紙新年互礼会がさる1月6日(金)午後3時より東京銀座の紙パルプ会館「フェニックスホール」で開催された。全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理
事長=シコー㈱社長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱会長)、日本ポリエチレンラミネート製品工業会(望月宏昭紙部会長=㈱トライフ開発部部長)、東京洋紙代理店会包装用紙委員会(西岡宏侍会長=新生紙パルプ商事㈱取締役常務執行役員)、日本製紙連合会包装用紙委員会(福島一守委員長=日本製紙㈱執行役員)の5団体。


【年頭所感】2017年を迎えて
一般社団法人日本能率協会
会長 中村正己

【2017包装界合同新年会】
活性化努力が実を結ぶ年に!
JPIなど10団体共催で盛況に
生活スタイル変革に的確に対応

公益社団法人日本包装技術協会(JPI)など包装関連10団体による「2017包装界合同新年会」が去る1月11日午後2時より、東京都文京区のホテル「椿山荘東京」プラザ5階オリオンにおいて開催された。JPIほか一般社団法人東京包装協会、一般社団法人日本食品包装協会、日本MH協会、東日本梱包工業組合、日本包装管理士会、日本包装コンサルタント協会、日本包装専士会、技術士包装物流会、日本包装学会の10団体。

【全グラ協組連】
「品質判定ガイドライン」
「環境・品質・コスト」の調和
深刻化する過剰品質問題へ対応

全国グラビア協同組合連合会(田口薫会長)では、このほど「品質判定ガイドライン」をまとめ、2月1日より発売する。発売元は同組合(村田英雄専務理事。〒130-0002東京都墨田区業平1-21-9あさひ墨田ビル2階℡03-3623-4046  Fax03-3622-1814 E-mail: zenkoku-grv@jfpi.or.jp)今回の発刊に当たり、田口会長は次のように挨拶している。

農業競争力強化プログラム
自民党、公明党のPTで策定発表

【interpack 2017】
本部より幹部2氏が来日・説明
本年5月4~10日ドイツで開催
加工・包装の新たな包括ブランド

 昨年12月15日午前11時より、㈱メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン(Dr.A.メルケ社長)主催による「interpackデュッセルドルフCLUB」がホテルニューオータニにおいて開催された。当日はデュッセルドルフより国際担当、包装事業担当重役のB.Jablonowski(ベルント・ヤブノロフスキー)氏、ドイツ機械工業連盟(VDMA)加盟企業のTHEEGARTEN社長&CEOのMarkus Rustier(マルクス・ルストラーノ)両氏が来日、interpack 2017の基本情報、コンセプト、世界より注視されているinterpackの加工・包装産業展を網羅する新たな包括ブランド、世界包装機構(WPO)との提携等、包装産業界の次代への対応を十二分に情報発信できる充実した内容と規模について説明した。本号では、数項について報告する

【ビデオジェット社】
紫外線蛍光インク
包装容器印刷の対象が大幅拡大


平成29年1月5・15日合併号  №640 目次

【エコプロ2016】
地球温暖化さらに深刻に
山本良一実行委員長が問題点指摘
2016年は人類の歴史に残る年
(一社)産業環境管理協会、日本経済新聞社の共催による『エコプロ2016』は昨
年12月8~10日の3日間、東京ビッグサイト東1~6ホールを使用して開催された。705社1527小間の規模、3日間で16万7000人を超す来場者を記録した。同展は、小学校から高校までの「環境教育」の機会としても評価されており、今回も多くの児童・生徒で会場は賑わった。


【FC2016年10月生産】
ランニング、クロスともに
単月、累計の減少は止まらず

日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長=㈱ナショナルマリンプラスチック社長)は、このほど平成28年10月のランニングタイプ、クロス用のフレキシブルコンテナ生産数量及び同年1月からの累計結果について集計し発表した。それによると、ランニングタイプは化学工業品、合成樹脂及び窯業土石品で堅調を維持しているのに対し食品、除染用は低迷している。

紙類貿易情報講演会
日本紙類輸出・輸入の両組合開

TPP発効など、日本を取り巻く貿易情勢は新たな時代に入った。紙類においても例外でなく、クローバル化進展イコール各国間の輸出競争の激化が予想される。日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合の両組合では、関税動向について的確な情報を迅速に把握する必要があることから、昨年12月12日(月)東京銀座の「紙パルプ会館」3階会議室において『紙類貿易情報講演会』を開催した。

谷津社長体制再任 
=鈴与マタイ役員改選=

寄 稿 
最低賃金引き上げの経済効果
株式会社三菱総合研究所
政策・経済研究センター 米良 有加

 2016年度の最低賃金は、前年度比25円増の時給823円となり、比較可能な2002年以降で最大の引き上げ幅であった。ただし、日本の実質最低賃金をOECD諸国と比較すると、先進国では最低レベルにとどまっており、その引き上げ余地はまだ大きい(図)。安倍政権は、消費喚起や低所得者の生活水準向上のために引き上げを続ける方針であり、年率3%の上昇を目安に1000円までの引き上げを目標としている。

【JPI新刊案内】
『包装…知っとく知識』改訂版

【日印産連】
小規模事業所振興部門を設置
第16回印刷産業環境優良工場表彰の募集開始

第56回JPC展応募
作品募集締め切りは1月29日


平成29年1月1日特集号  №639 目次

【新春特別座談会】
平成29年のキーワードは
底抜けに明るく前向きに
=日本角底製袋工業組合=
三役が語る角底紙袋の新時代感

=出席者(敬称略)=
日本角底製袋工業組合
理事長  齊藤了介(大昭和紙工産業㈱会長兼CEO)

副理事長 中尾吉計(ザ・パック㈱代表取締役社長)
同    柳川瀬重裕(ネクスタ㈱専務取締役)
同    福田晴明(スーパーバッグ㈱代表取締役社長)*出張により欠席
専務理事 長尾 茂(事務局)



【新春対談】
紙素材を大切にし研究に注力
顧客ニーズ変革に迅速に対応
日本角底製袋工業組合副理事長
スーパーバッグ㈱代表取締役社長 福田晴明


団体代表者年頭所感(敬称略・順不同)

次世代の繋がる新しい包装の実現を
公益社団法人 日本包装技術協会
会長 浅野茂太郎

平成29年 年頭所感
全国クラフト紙袋工業組合
理事畏 白石忠信

平成29年 年頭所感
全国米麦紙袋協会
会長 佐藤公夫

ポリ重業界の現状と展望
日本ポリエチレン重包装袋工業会
会長 藤田真夫

平成29年 年頭所感
日本フレキシブルコンテナ工業会
会長 時田周明

「包む文化」を大切に新たな需要掘り起こしを
日本製紙連合会 包装用紙委員会
委員長 福島一守

平成29年 年頭所感
日本角底製袋工業組合
理事長 齊藤了介

2017年 年頭所感
全国グラビア協同組合連合会
会長 田口 薫

年頭所感
日本紙類輸出組合
理事長 佐藤信一

年頭所感
日本紙類輸入組合
理事長 小林武雄

年頭のご挨拶
一般社団法人日本包装機械工業会
会長 大森利夫

人間社会のプラットフォームとしての
ロジスティクスの高度化に向けて
公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会
会長 遠藤信博


◇企業代表者年頭所感◇
      (敬称略・順不同)

藤田 真夫   能村光太郎   時田 周明
白石 忠信   岩﨑 伸郎   副島 嘉弘
寺尾 彰洋   鯨岡 亘    柳沢 浩
高畑 俊雄   大久保則夫   櫻井 義昭
樽谷 清孝   永田 哲雄   神谷 光治
稲垣 友彦   Dr. A メルケ 



累計ともに微増 日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長=

歴史ある工組存在価値を考える
新たな厳しい事業環境への対応
全国クラフト紙袋工業組合三役が語る