2019年度過去記事アーカイブ


令和元年12月15・25日合併号 No.731 目次

【10月の紙袋販売状況】
重包装袋は依然マイナス傾向
角底紙袋は微増ながら堅調維持
異常気象の影響と需要部門格差反映


 全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長。シコー㈱代表取締役会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長。大昭和紙工産業㈱代表取締役社長)両工組では令和元年10月度の販売(出荷)、本年1~10月の累計結果についてまとめ発表した。それによると重包装クラフト紙袋は構成比率の高い部門をはじめ10月出荷高は9月より一転して減少となった。この結果、累計数字も改善されず前年同期比マイナスとなっている。一方、消費市場の包装資材である角底紙袋販売は、9月の前年同月比109・9%を下回ったものの10月も同100・7%と増加を維持した。1~10月の累計販売数も前年同期比100・2%とプラスを維持している。産業包装資材と生活資材との間で対照的な傾向をみせている。
 
下請取引の適正化について
公取委と経産省が普及啓発

寄 稿
[環境・エネルギー]
うわべだけのSDGsと呼ばれない企業へ
㈱三菱総合研究所 環境・エネルギー事業本部 齋田温子

【Point】
〇SDGsの認知度は高まる一方、2030年までの長期計画がある企業は1割。
〇「SDGウオッシュ」に陥る要因は、長期視点の不足と限定的な取り組み。
〇サステナブル経営への鍵を握るのは、全社を巻き込む意識改革。


凸版印刷
凸版印刷とGSIクレオス
生分解性プラスチックのレジ袋などを共同開発

大日本印刷㈱(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1。北島義斉社長)は、カーナビゲーションシステムなどの車載用ディスプレーの外側の額縁(ベゼル)がない、〝ベゼルレス〟タイプに最適で、かつ事故の衝突時に割れたガラスの飛散を防ぐ、「高機能ガラスカバー」を開発した。

【農水省】
「ディスカバー農山(む)漁村(ら)の宝」(第6回)
グランプリ及び部門賞の選定結果

DNP
額縁なし〝ベゼルレス〟ディスプレーに最適
「高機能ガラスカバー」を開発

【2019年紙類10月輸出入】
クラフト紙輸出は増加傾向
包装用紙関連は根強いアジア市場



令和元年12月5日号 No.730 目次

<全国クラフト紙袋工業組合>
大阪で懇談会を開催
理事と支部会員間で意見交換
2020年度に向けて体質強化



全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱会長)では11月20日(水)、「大
阪マルビル大阪第一ホテル」において11月度理事会を開催、その後、関西支部会員と懇談会を開催した。

<TDS、ジェイカス、太陽工業>
パレット不要 輸送コスト・労働負荷低減
「スリットコンテナー」発売


物流業界の管理サービスを総合サポートする㈱TDS(大阪市淀川区、吉田大学社長)は、この度、貨物運送から荷物の保管・管理業務などを展開するジェイカス㈱(兵庫県西宮市、加賀澤一社長)と共同で、現場での荷物積み替え作業を大幅に効率化し、輸送のロスを飛躍的に改善する「スリットコンテナー」(特許出願中)を開発、12月より正式販売を開始する。

独W&H社の日本総代理店
リテック社からイリス社へ変更
本年12月1日より営業業務移管

【特種東海製紙】
子会社「新東海製紙」体質強化
3月期第2四半期決算は増収減益

スポット
2021年よりETIAS導入

【リテック】
軟包装ワイド幅印刷機向け
洗浄装置の販売強化・市場拡大へ

リテック・ジャパン㈱(本社=東京都中央区日本橋本庁1-5-11ユニゾフ日本橋本町1丁目ビル6F)は、先のジャパンパック(一般社団法人日本包装機械工業会主催)に出展した。

包装機器生産は9年連続増加
日包工まとめ 昨年は前年比4・3%増


令和元年11月25日号 No.729 目次

【FC9月の国内生産と輸入】
生産累計はランニングが増加
クロスは主力分野不振で微減
輸入はわずかながら増加維持


日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長。㈱ナショナルマリンプラスチック代
表取締役社長)は恒例の月次国内生産と輸入状況、1~9月累計についてまとめ発表した。これによると、9月の国内生産状況は8月に比べランニングタイプとクロス製品が対照的な増減を示した。すなわち、9月のランニングタイプ生産は前年同月比99%と8月の同109%より一転し減少となったが、クロス製品の9月は前年同月比115%と8月91%より24ポイントアップの大幅増となっている。

凸版印刷
さまざまな労働災害をVRで体感
労働災害ゼロの社会を目指して

凸版印刷㈱(東京都千代田区。麿秀晴社長)は、さまざまな危険行動をVRで体験することで、効果的な安全教育を行うことができるVRコンテンツ「安全道場VR」を製作。製造業向けに、2019年11月14日より提供開始する。

【日本マタイ】
野菜・果物ワールド

DNP
明るい場所でも鮮やかな映像を表示
大日本印刷の透明スクリーン
『変なホテル ハウステンボス』で採用


大日本印刷㈱(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1。北島義斉社長)は、明るい場所でも鮮やかな映像を表示できる透明スクリーンを、ハウステンボス㈱(長崎県佐世保市。坂口克彦社長)が運営する『変なホテル ハウステンボス』に導入した。

【ニューロングJAPAN PACK 2019】
扇折りタイ結束機など出展
農産物、食品等幅広い需要に対応


【第21回エコプロ2019】
東京ビッグサイト12月5~7日
テーマ「サステナブル社会の実現」
産業環境管理協と日経新聞の共催

「第4回ドリンク ジャパン」開催
[飲料][液状食品]開発・製造展



令和元年11月15日号 No.728 目次

【日本PE重包装袋工業会】
本部総会・関東支部総会・講演会
2020年に向けて 
中西会長「厳しい中、さらに連携を」


 日本ポリエチレン重包装袋工業会(中西孝夫会長=日本マタイ㈱社長)及び日本ポリエチレン重包装袋工業会関東支部(山口栄支部長=日本製袋㈱取締役営業本部
長)は去る10月25日(金)午後4時より、東京銀座の「三笠会館」において平成30年度(平成29年10月1日~2019年9月30日)の関東支部総会、本部総会、並びに美濃田武専務理事による講演会「SDGsの概要」、そして懇親会を同日開催した。

 稿
[環境・エネルギー]
プラスチックごみ問題の解決に向けて
㈱三菱総合研究所
環境・エネルギー事業本部 古木 二郎

Point】
〇廃プラによる海洋汚染への対策強化が、人体への影響懸念などから急務に。
〇ペットボトルのリサイクルの経験を他製品にも活かすべき。
〇日本の循環利用や削減の仕組みは途上国での廃棄物管理にも参考になる。

【鯨岡・創立100周年】
グローバルな視野で独自の企業性
創立から継承の〝社員一丸〟の理念


重包装クラフト紙袋を軸に、事業環境の変革に対応した近年の積極的な業容拡大が注目されているオーナー企業である㈱鯨岡(本社=東京都足立区千住桜木1-8-3。鯨岡亘代表取締役社長)は、去る10月18日に創立100周年を迎え、役員及び各事業所の全社員が一堂に会し『会社創立100周年』を祝した。1919年、大正時代に創立され、昭和、平成を経て本年2019年の令和元年が、同社の創立100周年に当たり、さらなる企業安定・発展へのスタートとなった記念すべき年となった。

【全国クラフト紙袋工業組合】
秋季講演会~ピンチをチャンスに
変えるクレーム対応術

【特種東海製紙】
「第29回紙わざ大賞」入賞作品展
11月26日から東京交通会館2階で開催

【フェリシモ】
ブルーシートだらけのお花見を変える
畳柄のレジャーシートが誕生


令和元年11月5日号 No.727 目次

【9月の紙袋出荷と景況感】
景況感は対照的な傾向に
角底は消費増税やRWC効果?
重袋出荷減は台風等の天候影響


全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱代表取締役会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱代表取締役社長)両工組は、恒例の月次生産・販売(出荷)・原紙消費量等の9月度実績及び本年1~9月の累計を発表した。
それによると、粉粒体包装容器のトップシェアを誇るクラフト紙袋は先月度の実績を上回ったものの累計では依然マイナス傾向が続いている。これに対して角底紙袋は生産・販売ともに月次、累計とも前年比増となった。

<令和元年度研修会開催>
クラフト紙袋工組関西支部

凸版印刷
吹田市の防災・減災を目指して
「防災ブック」「ハザードマップ」
吹田市の全戸・全事業者へ配布




T S K
ディスプレイ効果が抜群
オリジナル・ブリスターパック

富山県のTSK㈱(本社=富山県富山市三郷9番地。髙木悦朗社長)は、かねてよりベトナムを中心拠点に真空成形事業を行っていたが、昨年より富山本社においても事業をスタートしている。

【ニューロング自動包装機】
エアー式から電動式への新型開発
米穀用スタートに樹脂・肥料業界向け
さらなる普及視野に高速タイプも検討



軟包装加工機械、自動包装機等の総合メーカーであるニューロング㈱(本社=東京都台東区東上野6-4-14。稲垣友彦代表取締役社長。大瀧徹代表取締役副社長)ではこのほどエアー駆動の自動包装機から電動駆動式の新型自動包装機『HBM』を発表した。

【日印産連】
環境優良工場表彰受賞工場による
「環境対応事例パネルディスカッション」



令和元年10月25日号 No.726 目次

【8月の紙袋製販】
重袋出荷は前年比10%弱減
角底紙袋販売は同2%強増
悪天候、インバウンド減等が影響?


全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長。シコー㈱代表取締役会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長。大昭和紙工産業㈱代表取締役社長)の両工組で

は、2019年8月度の重包装クラフト紙袋、角底紙袋に関する生産、販売(出荷)、原紙使用量について集計、併せて1~8月累計を発表した。

【大森機械工業】
大森機械工業と日本政策投資銀行による
大森SDの設立及び協和電機への出資


㈱日本政策投資銀行(以下「DBJ」)及び大森機械工業㈱(埼玉県越谷市。大森利夫社長。以下「大森機械」 )は、包装機械業界における後継者問題等の課題解決のために、事業承継の受け皿となる新たな会社(㈱大森SD。以下「大森SD」) を設立し、大森SDを通じて、協和電機㈱(代表取締役社長=原田幸一。以下「協和電機」)の株式譲受を実施した。

JAPAN PACK 2019
10月29日(火)~11月1日(金)
幕張メッセ


一般社団法人日本包装機械工業会(大森利夫会長)主催によるJAPAN PACK2019(日本包装産業展)はいよいよ来る10月29日(火)~11月1日(金)の4日間を会期として幕張メッセ国際展示場2~8ホールで開幕される。

国際紙パルプ商事
古紙回収システム「タウンecomo(エコモ)」
富山県の資源物の回収拠点
「エコ・ステーション」に


寄 稿
[経済・社会・研究開発]
2050年に向けては価値追求・自己投資型産業が伸びる
㈱三菱総合研究所
政策・経済研究センター 酒井博司

【Point】
〇AI・ロボティクスの進展は価格体系や産業構造を激変させる。
〇価値追求型と自己投資型の産業が伸びる一方、モノ消費産業は縮小。
〇企業は既存事業の枠を超えた新事業開拓のために前向きな変革を。


DNP・SIG Combibloc
環境配慮型製品ラインアップ拡充
紙ストロー
植物由来原料使用の液体紙容器

【包装用紙8月の輸出入】
重袋用クラフト紙は伸び持続
段原紙計は直近月激減から増
紙類輸出は依然前年比減の傾向に


令和元年10月5・15日合併号 No.725 目次

【7月のFC生産と輸入】
ランニング増、クロスは減
国内生産累計も対照的増減
財務省輸入統計は依然増価傾向に


日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長=㈱ナショナルマリンプラスチック社長)はこのほど2019年7月の国内生産、財務省輸入統計についてまとめ、2019年1~7月累計についても集計し発表した。

それによると、国内の7月生産はランニングタイプが前年同月比103%、本年1~7月累計が前年同期比105%と増加しているのに対し、クロス用は7月国内生産が前年同月比97%、1~7月累計が前年同期比98%と対照的な結果となっている。

国際紙パルプ商事、大林組、東宏
山岳トンネルの防水シート
張り付け作業における
自動展張システムを開発


国際紙パルプ商事㈱(東京都中央区。田辺円社長)は、㈱大林組(東京都港区。蓮輪賢治社長)、㈱東宏(札幌市東区。小林雅彦社長)と3社共同で、山岳トンネルの防水シート張り付け作業を効率化し、高品質な施工を実現する「壁面形状追随型長尺防水シート自動展張システム」を開発した

凸版印刷
世界初
ボイル殺菌・ホット充填対応
PP・PE基材
透明バリアフィルムを開発


日本マタイ
国際ガーデンEXPO


レンゴーグループの重包装並びに軟包装事業の主力企業である日本マタイ㈱(東京都台東区元浅草2-6-7)はこの秋、幕張メッセで開かれる「国際ガーデンEXPO」に出展する。出展製品は、景観に配慮したネット。今まで鳥よけネットは緑色一色だったが、景観を損ねてしまうという顧客の声から生まれた商品。ブラウンにすることで景観を損ねず使用可能。その他にも街に馴染むネットを多数準備している。
▽会場=幕張メッセ▽会期=2019年10月9日(水)~11日(金)▽出展小間=2ホール 4-13

【山陽製紙】
再生紙ブランドcrep(クレプ)から限定色のグレー登場
バーズワーズ、トモタケとコラボした
レジャーシートを新発売

経産省「VOC排出抑制セミナー」
日印産連「VOC警報器」工場見学会

【GP認定委員会】
GP認定400工場を上回る
41GP工場、GP資機材7製品認定



令和和元年9月25日号 No.724 目次

【JAPAN PACK 2019】
きっとみつかる、あなたの包程式
名称は「日本包装産業展」へ、
過去最大の出展社数、アプリも登場



一般社団法人日本包装機械工業会(大森利夫会長)主催によるJAPAN PACK
2019(日本包装産業展)はいよいよ来る10月29日(火)~11月1日(金)の4日間を会
期として幕張メッセ国際展示場2~8ホールで開幕される。
 今回から名称を新たに「日本包装産業展」として進化、会場も幕張メッセとなり、すべてを刷新する。近年は展示規模も増加傾向にあり、先の開催展(2017年10月開催)は国内外445社から2342小間が出展したが、今回はさらに増加し456社の出展となる予定だ。

凸版印刷
ICタグを活用
陳列棚の在庫をリアルタイムで確認
スマートシェルフ開発

DNP
職場体験を伴うキャリア教育支援―高校編
第四商業高等学校 新宿山吹高等学校


近年、学校教育では「キャリア教育の充実」が重要なテーマとなっており、生徒たちは企業や各種団体などでの職業体験や働く社員・職員との対話を通じ、キャリア学習の機会としている。大日本印刷㈱(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1。北島義斉社長。以下、DNP))でも、「信頼される企業」を目指す中、企業市民としてできうる範囲で貢献を図っていきたいという考えのもと、本年度も高等学校へのビジネス教育の機会を提供している。

【紙類輸出入動向】
重包クラフト紙の輸出好調
紙類輸出合計は前年比大幅減示す
本年1~6月期実績と7月まとめ


日本紙類輸出・輸入の両組合はこのほど2019年1~6月期の紙類輸出・輸入及び本年7月の実績について発表した。それによると、紙類では重包装クラフト紙の輸出が好調を維持している。一方、包装用紙の代表格である板紙の段ボール原紙は前年同期比大幅減を示した。新聞用紙等印刷・出版用紙関連は世界共通ともいえる情報市場の変革を反映して依然減少傾向を続けており、逆に包装用紙市場の堅調維持が今回の両組合集計結果に表れている。

<ベルグリーンワイズ>
鮮度保持袋でフードロス活動
「農業ウイーク東京2019」出展

日印産連
印刷人材育成オープンセミナー
経営者と次代を担う経営幹部向け
学校法人JPAと共催で10月9、10日に



令和元年9月15日号 No.723 目次

7月の紙袋】
重包装・角底とも前年比増
累計では重包が減、角底紙袋は増
重包装袋主力の米麦、合樹に注目


全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長。シコー㈱代表取締役会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長。大昭和紙工産業㈱代表取締役社長)は、恒例の月次及び本年累計の出荷、販売、原紙使用高についてまとめ発表した。それによると、
重包装クラフト紙袋は7月度やや回復傾向をみせ前年比微増ながら本年1~7月累計ではまだマイナス、一方、角底紙袋は生産・販売ともに単月度、累計ともに前年比増を示した。

JPI 
包装も省資源化を意識
=日本PCコンテスト表彰式=
ジャパンスター賞13件


公益社団法人日本包装技術協会(JPI)主催による『2019日本パッケージングコンテスト表彰式』(第41回)が8月29(木)午後2時より「東京ガーデンパレス」高千穂の間で行われた。まず初めに小野拡邦審査委員長(東京大学名誉教授)より挨拶及び経過報告があった。

〇工業包装部門賞=『ロボットピッキングトレイ(ロボット1台分の定数配膳トレイ)』TSK㈱

〇工業包装部門賞= 『木枠梱包モーターの段ボール包装化』 日本電産テクノモータ㈱、大石産業㈱
〇輸送包装部門賞=『底糊無しワンタッチケース』大石産業㈱


凸版印刷
ミツカンと凸版印刷、納豆のたれ袋・からし袋で日本包装技術協会会長賞を受賞。


㈱Mizkan(愛知県半田市、吉永智征社長兼CEO、以下ミツカン)と凸版印刷㈱(東京都千代田区。麿秀晴社長) はミツカンが販売する納豆に添付されている、押すだけでたれやからしが出せる添付品袋「押すだけプシュッ!と™」で、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「2019日本パッケージングコンテスト」において「公益社団法人日本包装技術協会会長賞」を受賞した。

寄稿
[IT投資]
筋肉質なデジタル環境への変革
㈱三菱総合研究所
コンサルティング部門 社会ICTソリューション本部 牧野 健太郎


Point

〇企業はIT関連予算の8割弱を現行ビジネスの維持・運営に費やしている。
〇前向きな投資を増やすには「見える化」による工数削減が非常に有効。
〇デジタル化実施の後もリバウンドしない筋肉質な環境の維持が肝要。

JILS
2019年度
ロジスティクス大賞受賞4事例を決定


公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(東京都港区、遠藤信博会長、以下JILS)では、ロジスティクス推進に向けて優れた実績をあげた企業を表彰する「ロジスティクス大賞」を設けており、今年で第36回目の開催を迎える。
ロジスティクス大賞ノミネート委員会・ロジスティクス大賞選考委員会による厳正な審査の結果、本年度のロジスティクス大賞および特別賞が決定した!

【56th FISMA TOKYO】
18・19日東京ビッグサイト開催
東京都ミシン商工業協同組合の主催


東京都ミシン商工業協同組合主催、東京都共催による56thFISMATOKYO(東京ファッション産業機器展)が来る9月18日(水)~19日(木)東京ビッグサイト西3ホールにおいて開催される。同展は、アパレルに関わる生産機器やシステム、副資材など、
川上から川下までを網羅した専門展示会で、特に今回は、今世紀最多の出展者数となり、バラエティ豊かな製品の展示・実演そして新たな情報が発信されている。


令和元年9月5日号  №722 目次

【6月のFC生産と輸入】
ランニング単月減も累計増
クロス用は飼料、食品が増
輸入は累計では依然増加傾向に


日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長)はこのほど2019年6月度の国内生産及び財務省輸入統計をまとめ発表した。それによると、国内生産はランニングタ
イプが合成樹脂用の不振が響き前年同月比86%であったのに対し、クロス用は同105%と増加した。ランニングタイプは5月が同101%と微増、対してクロス用は同96%と減少していたため、これとは対照的な6月の国内生産であった。

DNP
東日本大震災復興支援
社員・家族による
第12回現地ボランティアを実施


大日本印刷㈱(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1。北島義斉社長。以下DNP)を中心にしたDNPグループは東日本大震災の復興支援の一環として7月27・28日、宮城県仙台市・東松島市・女川町にて、グループ社員による支援活動(第12回)を行った。
今回の支援活動には、発災から8年が経過し、社会の関心が薄らぐ中、震災の怖さやそこで得た教訓をより幅広く語り継いでいく必要があるとの趣旨に賛同した社員26名、社員の子ども10名の計36名が参加した。

JMA
世界最大のBtoB産業技術の
展示会「ハノーバーメッセ」
ジャパンパビリオン設置決定

凸版印刷
レンジ調理後そのまま食べられる
新型パウチを開発
食器への移し替えが不要な
「いただきパウチ」。

【K2019】
世界最大プラスチック・ゴム産業展
本年10月16日デュッセルドルフで開幕

【山陽製紙】
3年間で120件720人
循環型再生紙工場の見学者参加



令和元年8月25日号  №721

<クラフト紙袋工業組合>
北海道地区で懇談会を開催
理事と支部会員で意見交換
働き方改革、省人化等への対応策


全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱会長)では7月17日(水)、札幌市『札幌第一ホテル』で7月度理事会を開催、その後、北海道支部会員と意見交換
の懇談会を行った。
懇談会は、大村哲也事務局(大昭和紙工産業㈱北海道営業所所長)の司会で始まり、市毛純理事・北海道支部長(共栄製袋㈱社長)、白石忠信理事長の挨拶と続いた

寄 稿
[マネジメント]
研究者・技術者の働き方改革の本質と成功の秘訣
㈱三菱総合研究所
コンサルティング部門 経営イノベーション本部 清水 良樹

【Point】

・研究者・技術者の労働時間を単純に削減しても生産性向上は見込めない。
・付帯業務・間接業務の削減に加え本来業務への集中と意欲の向上が重要。
・改革実現には、経営層が関与し「現場に本気度」を示すことも必要。

【凸版印刷】
フィリピン人との円滑なコミュニケーションを支援
音声翻訳アプリ「SalamaTra(サラマトラ)」の実証実験を開始

【経材産業省
事業引継ぎ支援センターによる第三者承継(M&A)に係る
マッチング支援データベース拡充を実施


中小企業庁・中小企業基盤整備機構は、民間金融機関、仲介事業者等(以下、「登録機関」という。)が有する引き継ぎ希望案件を、全国の事業引継ぎ支援センターの相談情報をデータベース化したノンネームデータベース(以下、「NNDB」という)に掲載可能とするとともに、日本政策金融公庫等公的機関の参画も可能とする改修を実施し、マッチング支援データベース機能の充実を図る。

【日印産連】
環境や地域社会への対応経営
環境優良工場表彰推薦工場を発表

【特種東海製紙決算】
第Ⅰ四半期売上微増も収益減
産業素材事業の契約変更も影響


令和元年8月5・15日合併号 No.720 目次

【6月の紙袋】
重包袋出荷前年比5・4%減
角底紙袋販売は微減にとどまる
4~6月期の景況感は悪化傾向

全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱代表取締役会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱代表取締役社長)は、このほど
恒例の6月の月次生産・販売(出荷)・原紙使用高及び本年1~6月の累計結果についてまとめ発表した。同時に、四半期ごとに行っている両工組加盟企業アンケート調査に基づく『業界の景況感』をまとめ発表した

凸版印刷
凸版印刷の印刷博物館
夏休み体験教室を開催


凸版印刷㈱(東京都千代田区。麿秀晴社長)が運営する印刷博物館では、2019年8月1日(木)より8月23日(金)まで小中学生を対象にした夏休み体験教室を開催する。
開催期間中8月3~21日の火・水・土・日曜は中綴(なかとじ)製本体験「マイノートをつくろう」、8月1~16日の木・金曜は活版印刷体験「カラフルなハガキをつくろう」、8月22日(木)・23日(金)は平版印刷体験「寒天をつかって印刷しよう」を開催する。

経済産業省
「東北地域ブランド総選挙」を開催
学生とSNSのちからで
地域ブランドの魅力をPR

特許庁及び東北経済産業局は、「地域団体商標制度」の活用を通じた地域ブランドの魅力のPRや地域経済の活性化を目的として、「東北地域ブランド総選挙」を開催する。

DNP
『移動に困っている人』と『手助けしたい人』を結びつける
DNPソーシャルアクションサービス
「May ii」の提供開始

【日印産連】
G20の骨子と海洋プラ問題
「容リ法への対応WG」報告会

【Interiorlifestyle TOKYO】
鯨岡が『bordbar』出展
海外最新ブランドが来場者を魅了


「紙類貿易研修会」in東京港
日本紙類輸出入両組合で共催



令和元年7月25日夏季特集号  №719 目次

【日本フレキシブルコンテナ工業会通常総会】
若いメンバーとさらなる前進を
第53回通常総会、懇親会開催
時田会長「難局に立ち向かおう」



日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長=㈱ナショナルマリンプラスチック社長)では、去る7月12日(金)午後4時より東京浅草橋の『ベルモントホテル』において第
53回定時総会並びに懇親会を開催した。定刻となり積田茂昭専務理事が「定款第21条に基づき本総会は成立、時田会長に議長就任をお願い致します」と報告、総会開始となった。

【FC4月の生産と輸入】
ランニング、クロスともに
生産は前年同月比111%

TSK株式会社
創立80周年記念事業
展示室開設、真空成形、
新物流と、若い挑戦が続く


令和元年5月下旬、北陸新幹線に揺られ富山のTSK㈱(髙木悦朗社長。本社=富山県富山市三郷9番地)を訪れた。
同社は、1939年(昭和14年)髙木佐吉朗氏(現社長祖父)が富山製袋所を起こし、その後1955年(昭和30年)6月に髙木和夫氏(現社長父)が代表に就任。1974年(昭和49年)7月、富山製袋株式会社に改組。1992年(平成4年)7月には現社長髙木悦朗氏が代表取締役に就任。1998年(平成10年)7月には社名をティ・エス・ケイ株式会社(TSK CORPORATION)に変更。そしてこの5月、創立80周年を期に社名をTSK株式会社に変更し、新たなスタートを切った。

JPI主催】
第57回全日本包装技術研究大会
11月21~22日仙台国際センターで開催


公益社団法人日本包装技術協会(JPI)では、第57回全日本包装技術研究大「仙台大会」を、2019年11月21(木)~22日(金)の2日間、仙台国際センターで開催する。
JPIでは毎年1回、全国の会員を対象に包装技術の研鑽と交流を目的とした全日本包装技術研究大会を開催し関係各界より高い評価を得ている。今回で第57回を迎え、会場を仙台国際センターに移し盛大に開催される予定である。

【経済産業省】
製造業における
外国人従業員向け相談窓口を設置


経済産業省は、改正入管法に基づく外国人材受入れの新制度を活用し、特定技能1号の在留資格を有するまたは資格取得を希望する外国人従業員の皆様からの相談に応じるため、相談窓口を設置した。

寄 稿
[地域活性化]
うめきた2期×大阪・関西万博の相乗効果
㈱三菱総合研究所
西日本営業本部 水嶋 高正

Point】
〇大阪「うめきた2期」開発が佳境。2025年大阪・関西万博との連携に期待。
〇集客に関する相乗効果は絶大。イノベーション促進にも寄与。
〇うめきたと大阪・関西万博が連携して未来社会を創造。


DNP
環境配慮パッケージ
「GREEN PACKAGING」で
CO2 削減2500tを突破

【FOOMA JAPAN 2019】
AI、IoTの進出領域拡大
食品加工に次ぐ包装・充填関連出展

=ニューロング=
各種結束機さらなる普及へ
製袋機、印刷機等に次ぐ重要分野に

【日本紙類輸出・輸入組合通常総会】
両組合とも理事長新任人事
紙類貿易サポートセンターとして
輸出・輸入貿易進展にさらに努力

加藤明美社長体制の新体制
中越パルプ工業新役員人事

松田裕司代表取締役社長体制
特種東海製紙の新役員人事

【山陽製紙】
新製品レジャーシートを開発
工業用再生紙を生かし業容拡大

「ペーパーEXPO2019」
製紙連で8月2日、3日東京開催

凸版印刷
イクシスと凸版印刷
社会・産業インフラの施工から点検・維持管理までの
生産性向上に向けて協業

DNP
企業訪問・工場訪問の受入れ
<2018年度実施報告>

JPI
暮らしの包装商品展2019
KITTE(東京駅)にて開催



和元年7月15日号  №718 目次

【5月の紙袋実績】
重・角底ともに販売は低調
長期のGW影響が生販に反映?
重包装袋の需要環境変化に注目

全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長)は恒例の5月度生産、販売(出荷)及び1月からの本年累計結果についてまと
め発表した。それによると、重包装クラフト紙袋、角底紙袋ともに販売(出荷)はやや低迷に終わり、5月のかつてない長いゴールデンウィークの影響が、両業界の生産・販売に影響したように思われる。

寄 稿
[競争力]
AI・ロボット普及は日本に生産性改革を促すか
㈱三菱総合研究所
政策・経済研究センター 酒井 博司


〇AI・ロボットの普及は、新製品・サービスの創造を通じ経済成長に資する。
〇日本のIT革命は効率化が主で新製品・サービス創造は不十分だった。
〇同じ轍を踏まぬよう幅広いオープンイノベーションと規制改革を。

DNP
メルカリと連携
繰り返し利用可能な梱包材
「メルカリエコパック」


大日本印刷㈱(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1。北島義斉社長。以下DNP)は、「循環型社会*の実現」に向けて、㈱メルカリが6月5日からスタートした、繰り返し利用可能な梱包材「メルカリエコパック」を提供している。
DNPは、持続可能な社会の実現に向けて、社会課題の解決につながる価値の創出に努めており、植物由来の原材料を使用した包装材「バイオマテックシリーズ」や、リサイクルに適した単一素材(モノマテリアル)のフィルムパッケージなど、環境負荷の低減に向けた様々な製品・サービスを開発、提供している。

凸版印刷
PET単一素材の
モノマテリアル軟包材を開発

令和元年役員人事・敬称略(順不同)
日本マタイ
石川
日本製袋
共栄製袋
王子アドバ
ニッポー
ナイカイ企業

【日本製パン製菓機工第58回通常総会】
オープンな工業会活動展開し
業界の健全発展へ積極的な努力を

近藤雅之社長の経営体制
日本製粉「令和元年役員人事」

【JPI】
好評発売中『新包装技術便覧』



令和元年7月5日号  №717 目次

【PV協和会】
重任・柳沢会長
新元号を迎え、製粉各社とさらなる前進を
=2018年度定期総会=


日清製粉㈱はじめ製粉企業24社、PV袋メーカー7社よりなる「PV協和会」の2018年度定期総会が去る6月17日(月)、東京の『学士会館』で開催された。総会においては①2018年度事業報告、②2018年度収支報告、③2019年度事業計画(案)、④20
19年度会費(案)、⑤2019年度収支予算(案)、⑥2019年度役員改選の6議案が慎重審議され、各案とも原案が可決された。

日袋工普及研】
「海洋ごみ問題を受けて」
楠原新委員長にバトンタッチ
第37回通常総会

日本角底製袋工業組合の紙袋普及研究会(櫻井義昭委員長=中越パッケージ㈱社長=写真)では去る5月22日(水)午後12時より、東京銀座の『紙パルプ会館』3階会議室において第37回通常総会を開催した。定刻となり冨樫圭司福委員長(大昭和紙工産業㈱マーケティング室室長代理が司会進行役に就き「会員総数25社中出席20社、委任状出席5社で適法にて総会は成立」の旨を報告、総会開始となった。

【クラフト工組関東支部】 
角関東支部長
「令和の時代、さらに前進」
=2019年度通常総会を開催=


全国クラフト紙袋工業組合関東支部では去る6月21日(金)午後4時15分より、東京新橋の『第一ホテル東京』において2019年通常総会を開催した。
定刻となり菊池圭祐専務理事が開会を宣言、「本人出席21人、委任状出席14人、定款に則り第32条の準用で総会は成立」の旨の報告があり、その後、角支部長(日本製袋㈱社長)が前憲一副支部長(王子製袋㈱本社営業部部長)を議長に指名、議案審議に入った。

【全国グラビア協組連・第49回通常総会】
田口薫会長体制で健全発展に邁進
軟包装関連業界のさらなる協調不可欠
環境対策等的確な直面する課題解決へ

社長に輪竹英章氏
柳沢製袋の新経営体制

【日食工定時総会】
食品業界動向を常に注視 
技術革新で安全・安心の基本堅持
経産省幹部来賓に迎え懇親会開催


令和元年6月25日号  №716 目次

【4月の紙袋動向】
重包装袋微減も累計微増維持
角底紙袋は生販ともに2桁増
新年度からの事業環境は不透明?

全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理
事長)両工組では2019年4月度のそれぞれの紙袋生産・販売及び1月以降の累計について集計・発表した。

【FOOMA JAPAN 2019】
ニューロング等包装関連注目
7月9~12日東京ビッグサイト開催

愛媛県西条市に〝未来投資〟
シコー㈱西日本事業部が
『シコー・クリーン・ワークス』設立
手作業の新たな一歩を踏み出す


シコー㈱(白石忠信代表取締役会長。大阪市北区梅田1-1)は、事業規模拡大及び顧客対応の新たな戦略として、愛媛県西条市の西日本事業部愛媛製造部が有する東予工場(岡本シコー㈱・岡本護代表)の改修工事を実施した。
手加工による「PE(ポリエチレン)内袋」を今後の重要製品と位置づけ、その増産を図るためである。同製品の製造設備としては、西日本最大規模を誇る。名称は『シコー・クリーン・ワークス』とした。

<クラフト工組関西支部>
樽谷清孝支部長「今年も前向きに」
関西支部が新元号と共にスタート
2019年通常総会を開催


全国クラフト紙袋工業組合関西支部では去る5月2日(月)午後4時より、岡山市の『メルパルク岡山』において2019年通常総会を開催した。
定刻となり、木山昭事務局長より開会の辞、「組合員23社中、本人及び委任状持参出席が18社、送付された委任状5社で本総会は適法にて成立」の旨が報告された。

新社長に小畑孝雄氏
=不二麻袋役員人事=

松永明社長は再任
=三和紙工新体制=

高山和憲社長体制
=トーホー=

廣瀬信雄代表取締役
=栄紙業のトップ人事=

【日本包装機械工業会】
技術高度化等多彩な事業計画
JAPAN PACK成功へ一致協力 
経産省玉井課長「技術進歩加速」



令和元年6月5・15日合併号  №715 目次

【日本角底製袋工業組合】
海洋ごみ問題、オリンピック
齊藤理事長「好循環を生み出そう」
=第46回通常総会・懇親会開催=


日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱代表取締役会長兼社長)では去る5月16日(木)午後4時より、東京銀座の『ホテルモントレ銀座』において、
第46回通常総会を開催した。定刻となり事務局の長尾茂専務理事が開会を宣言、同時に「8名の本人出席、3名の委任状により、本総会は適法にて成立」の旨の報告があり、最初に齊藤理事長が挨拶、その後、長尾専務理事より「齊藤理事長に議長就任をお願い致します」旨の報告を経て、議案審議に入った。

日本PE工連通常総会】
萩原会長のスタート宣言
「令和元年、新たな気持ちで
課題解決に取り組む」

日本ポリエチレン製品工業連合会では去る5月21日、東京一ツ橋の『如水会館』で平成30年度通常総会を開催、通常総会終了後午後6時より恒例の懇親会が開催された。

【関東グラビア協同組合総会】
田口薫理事長重任の新体制
軟包装成長持続も厳しい事業環境

関東グラビア協同組合の第49回通常総会が2019年5月16日(木)午後3時より、『第一ホテル両国』にて開催された。当日は組合員総数42名のうち、本人出席15名委任状出席23名の計38名が参加し、新年度の事業活動として①下請適正取引・優越的地位の乱用等に迅速な対応をとれるよう関連行政官庁の連携強化。②『品質判定ガイドライン』のセミナー開催等を通じ、理解と周知を得る活動展開。③『グラビア印刷(軟包装)グリーン基準』の普及啓蒙。④海洋プラスチックごみ問題についての情報収集。⑤外国人技能実習制度監理団体としての認可取得。これらの案を議決した。

谷津社長の新体制
さらなる成長へ
 =鈴与マタイ=

谷可成氏が旭日双光章
全グラ元副会長・平野屋物産会長



令和元年5月25日号  №714 目次

【全国クラフト紙袋工業組合】
白石理事長「厳しい環境下でも
〝灯り〟をともし、進んでいきましょう



=第77回通常総会を開催=

全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱会長)では去る5月15日(水)午後4時より東京『如水会館』において第77回通常総会を開催した。定刻となり菊池圭祐専務理事より「会員52社中本人出席29人、委任状持参出席23人で本工組定款を満たしており総会は成立」の旨の報告で通常総会は始まった。

【樽谷包装産業】
創業110周年記念祝賀会を開催
「社員による社員のための
新しい時代へ」


兵庫県の総合パッケージ企業、樽谷包装産業㈱(兵庫県尼崎市道意町7-1-3。樽谷清孝代表取締役会長兼社長)は、1909年(明治42年)4月に創業、今年で110年周年を迎える老舗企業だ。
同社は、去る4月13日(土)にホテルヴィスキオ尼崎にて『創立110周年記念祝賀会』を開催した。社員や同社OBなどを中心に総勢150名ほどが集まり盛大な祝賀会となった。

【FOOMA JAPAN 2019】 0
「食の技術のニッポン力」発信
=7月9~12日=
東京ビッグサイトで開催


 一般社団法人日本食品機械工業会(東京都港区。海内栄一会長)主催によるアジア最大級「食の技術」の総合トレードショ-「FOOMA JAPAN 2019(国際食品工業展)」がいよいよ7月9日(火)~12日(金)の4日間、〝食の技術のニッポン力(りょく)〟をテーマに東京ビッグサイトで開催される。

【特種東海製紙】
前期末配当を1株当たり倍増
第4次中期経営計画が着実に進展

寺尾彰洋社長体制
名糖新経営陣

K20194
世界最大のプラ・ゴム総合展示会
本年10月16~23日デュッセルドルフ
主催の代表来日し記者会見で詳細発表


令和元年5月5・15日合併号  №713 目次

【3月の紙袋業界】
景況感製販DIは改善傾向
収益面では依然厳しい状況
出荷(販売)は前年比微増維持


全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理
事長)の両工組は、2019年3月の重包装クラフト紙袋、角底紙袋の生産、販売(出荷)及び原紙使用高を集計、さらに本年1~3月の累計についてまとめ発表した。

【凸版印刷】
ZETAとAIを活用
錦鯉など養殖環境最適化
養殖施設向け見守りサービス
実証実験を開始


 凸版印刷㈱(東京都千代田区。金子眞吾社長)は、ZETAアライアンスの一員として、次世代LPWA(低消費電力広域ネットワーク)規格ZETA(ゼタ)*1の普及を推進しており、2018年10月に発表した医療施設見守りサービスをはじめ、ZETAとAIを活用したさまざまな見守りサービスの開発を推進している。

【経済産業省】
「攻めのIT経営銘柄2019」
「IT経営注目企業2019」を発表

【コンバーティングの明日を考える会】
田口会長「軟包装の重要性を伝えよう」
具体的な内容のセミナーに
参加者満足

【日印産連】
第3回「印刷と私」をテーマ
エッセイ・作文コンテストの作品募集

<JMA新入社員の意識調査>
「失敗を許容、チャレンジしやすい
環境作りやフォローが必要」


平成31年4月25日号 No.712目次

ハ ル ナ 
ゴムボートからフレキシブル・コンテナ、
販促品加工~そして、農業の新分野へ
弾力性のある経営を目指す
メイド・イン・高崎


群馬県高崎市に本拠地を置く、ハルナ㈱(群馬県高崎市棟高町807-4。竹内多久実社長)は、今年で創業60年を迎える加工業を中心とした中堅企業である。1960年
代に国内のゴム製品メーカーの傘下で、ゴムボートの製造等、シート状素材の加工を開始。ランニング用フレキシブル・コンテナ等の製造を継続しながら、近年は販促物や医薬部外品・化粧品のセット加工、またゴム製品の製造ノウハウを用いて、農業や建築などの新しい分野に挑戦を続けている。今回はそのようなチャレンジを続けるハルナの竹内多久実社長にお話を伺った

【全国米麦紙袋協会】 
佐藤行延新会長が選任
=第53回通常総会を開催=
新時代に向けてスタート

全国米麦紙袋協会(佐藤公夫会長=佐藤産業㈱社長)では去る4月5日(金) 11時より第53回(平成30年)通常総会を東京大手町の「パレスホテル」において開催した。

【2月のFC生産】
ランニング前年比で増加
クロス製品は若干の減少
投資・復興等需要圏の格差反映?

【JILS・JIRS】
「現場力強化を重視」して
全日本物流改善事例大会開催
2019年5月14、15日会期

【ティ・エス・ケイ】
企業体質強化へ業容拡大
創立80周年「展示場」開設
エアー緩衝材製造機取扱開始

重包装クラフト紙袋を主として安定成長してきたティ・エス・ケイ㈱(本社=富山市三郷9。髙木悦朗代表取締役社長)は創立80周年を迎え、その記念事業として本社工場敷地内に『ティ・エス・ケイ展示場』を開設する。

木戸克己社長体制 
=王子アドバ新経営陣=

経済産業省  
2018年(1~12月)
1000㎡以上の用地を取得した
製造業等の工場立地動向調査結果
(速報・続編)

D N P 
多種の素材に印字可能
高い耐久性を持つインクリボン
「V300」を新発売


竹 尾 
FSC森林認証紙へ順次切り替え
「アラベール」「気包紙シリーズ」
「ヴァンヌーボシリーズ」

重袋用クラフト紙輸出は前年比増 
日本紙類輸出・輸入両組合本年集計

STOP! フードロスキャンペーン
ベルグリーンワイズで新対応策

【凸版印刷】 
楽に絞れるチューブ型パッケ
ージ
『チューブなパウチ』を開発

平成31年4月15日号 No.711目次

経済産業省 
2018年(1~12月)
1000㎡以上の用地を取得した
製造業等の工場立地動向調査結果

(速報)
経済産業省は、工場を建設する目的で2018年(1~12月)に1000㎡以上の用地を
取得した製造業、ガス業、熱供給業、電気業の事業者を対象に「工場立地動向調査」を実施し、結果を取りまとめた。

寄 稿 
[働き方]
農業の担い手の若返りに向けて
魅力ある職場環境の実現を
㈱三菱総合研究所
地域創生事業本部 水野 友美

【Point】
〇農業の担い手問題に明るい兆しが見えてきた。
〇若者の定着に向け魅力ある職場環境の整備が必要。
〇ポイントは、働く意欲を維持するための仕組みづくりである。

JILS 
全国の物流改善事例が集う
全日本物流改善事例大会
2019  5月に開催

公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)と一般社団法人日本物流資格士会(JLRS)は、物流における改善をさらに活性化させるべく、各企業が優れた物流改善事例を相互に発表し、課題解決の手がかりやノウハウを共有する「全日本物流改善事例大会2019」を5月14日(火)、15日(水)の2日間開催する。

DNP 
京都工場でFSCとPEFCの
森林認証に対応したCoC認証を取得


大日本印刷㈱(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1。北島義斉社長。以下DNP)は、食品や日用品用の包装資材を製造する京都工場(京都)にて、FSCとPEFCの両方の森林認証制度に対応し、認証された森林から産出された林産物の適切な加工・流通を認証するCoC認証を取得した。

JPI 
新『包装技術便覧』第5版を出版

【日本紙パルプ商事】
渡辺昭彦代表取締役社長体制
6月定時株主総会で野口会長退任

MDJ社長に小原曉子氏 
日本市場でのさらなる活動強化

【日印産連】
軟包装関連需要は開発段階
「デジタル印刷の現状と展望」
アンケート調査報告会を開催

第38回GP工場交流会             
GPマーク講習会併催


平成31年4月5日号 No.710目次

【2月の紙袋】 
重包装紙袋は前年比微増
角底紙袋は自動手提げ減
産業用と個人消費の環境反映?


全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長)両工組は恒例の月次生産、販売(出荷)、原紙消費高及び累計について、2019年2月の集計結果を発表した。これによると、典型的な粉粒体包装資材である重包
装クラフト紙袋は年初1月に続いて2月も微々ながら前年比増となり、対照的に個人消費包装資材である角底紙袋は生産、販売ともに減少した。現在の日本各地の景況感格差は、人口の大都市圏集中と比例して住宅等インフラ投資も影響している。重包装資材にとどまらず消費構造の変化も大きく変化していることから、個人消費の包装資材動向も左右しているようだ。

日本FC工業会 
メンテナンス部会研修会を開催
外国人技能実習制度及び
高周波ウェルダー講習会を併催


日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長=㈱ナショナルマリンプラスチック社長)では3月15日、東京・中央区立産業会館においてメンテナンス部会による研修会を開催、多くの参加者が集まった

環境省  
レジ袋有料化を義務付ける方向
プラスチック資源循環戦略(案)
(答申)


環境省は中央環境審議会循環型社会部会において、プラスチック資源循環戦略の在り方についての答申が取りまとめられ、3月26日、酒井伸一中央環境審議会循環型社会部会長から原田義昭環境大臣に手交された。政府はこれを受け、6月までに正式決定する予定。

DNP 
東南アジアの小学生に
企業の取り組みを分かりやすく紹介する
マンガ制作・配布サービスを開始

大日本印刷㈱(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1。北島義斉社長。以下DNP)は、海外進出する日本企業の事業や理念、製品・サービスを分かりやすく多言語で紹介するマンガ冊子を制作し、東南アジア諸国の小学校へ無償配布する企業マンガ制作・配布サービスを開始する。本サービスは、一目で理解しやすく、多くの人が受け入れやすいマンガの強みを活かして、東南アジアの子供たちに対して、企業の製品・サービスへの理解を促し、ファンの創出と企業ブランドの向上を目指すもので、3月26日よりサービスを提供を開始した。

環境省、日本財団 
 環境省と日本財団が実施する共同事業
「海ごみゼロウィーク」参加申し込み開始

【関東グラビア第7回セミナー】
「海洋プラ問題」も取り上げ
コンバーティングの明日を考える会

【日印産連】
第 53 回GP認定委員会
GP工場27、資機材22 製品

監査役新任人事 
=特種東海製紙=


平成31年3月25日号 No.709目次

【鯨岡・創立100周年】
次代への新たな第一歩を発信
独H&B社製「INTEGRA®」提案
EU製袋及び関連企業との交流を深化


数少ないオーナー企業であり、発展への経営戦略が注目されている業界の老舗である「鯨岡」は、創立100周年を迎えるのを機に、新たな成長戦略のひとつとして、ドイツの大手充填機器メーカー「HAVER&BOECKER」(H&B社)とのパートナーシップ
関係による非転倒式充填口封機『INTEGRA(インテグラ)®』の取り扱い開始の情報発信を行った(国内総代理店は㈱コーレンス)。さらに、同口封機採用に最適のウルトラソニックシール用紙袋を生産する独「TENAX」社との業務提携締結についても発表した。

DNP 
企業のLINE公式アカウントを活用
マーケティング支援サービス開始
チャットボットで集まった生活者の行動を見える化



大日本印刷㈱(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1。北島義斉社長。以下DNP)と、その100%子会社で企業の総合的なマーケティング施策等を行う㈱DNPコミュニケーションデザインは、LINE公式アカウントのMessaging APIを活用した自動会話プログラム(チャットボット)を用いて、生活者のニーズに合わせて企業の情報を発信する「DNP Chatbot(チャットボット)プラットフォーム」*1を提供している。

【1月のFC生産と輸入】
ランニング前年比は大幅増
クロス用は飼料10倍の需要
輸入は相変わらずの増加傾向


日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長=㈱ナショナルマリンプラスチック社長)は2019年1月の国内生産及び財務省輸入統計について発表した。それによると、国内生産は、ランニングタイプではその他を除く全用途で大幅に増加、合計で3万3734袋、前年同月比116%を示した。一方クロス用は、19万4360袋、前年同月比96%と微減であったが、飼料は実に前年同月比10倍と驚異的な伸び率を示した。詳細は別表の通りである。

JILS 
新任担当者や新入社員対象
ロジスティクス基礎講座開講
包装分野含め物流全般テーマ

<MDJ発表>
成長のフィリピン包装展に共催
発展、拡充、国際化の深化を発信
包装・印刷・プラ産業が躍動する

【国際紙パルプ商事】
調剤薬局で活躍 薬剤師をサポート
複数の薬袋を1回の服用分ごとに
まとめ綴じできる機器「トジスト®」


【紙の博物館企画展】
「白石の和紙」

ティ・エス・ケイ  
積極的に業容拡大策を実行
「真空成形トレイ半自動成形機」
小ロット、厚物対応可能な機種導入!



平成31年3月15日号 No.708目次

【1月の紙袋出荷】
重包装袋2016年以来の増
手提げ角底袋も前年比増
需要部門別に目立つ増減の出足


全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理
事長)両工組は恒例の月次生産、出荷(販売)、原紙使用高等について、2019年1月分の集計結果を発表した。

【2018年紙輸出入】
重袋用クラフト輸出は一服感
紙板紙合計の輸出は過去最高を記録
輸入はほとんどの品目で前年比減に

日本紙類輸出組合、日本紙類輸入組合の両組合ではこのほど2018年1~12月の紙類輸出入状況についてまとめ発表した。それによると、紙合計の輸出量は139万トン4510トン、前年同期比18・2%増、2010年の134万5853トンを超え過去最高を記録した。

 寄 稿 
[エネルギー]
「ポストFIT」の太陽光発電施設が行きつく先
㈱三菱総合研究所
地域創生事業本部 山田 圭介

【Point】
〇再エネ電力を固定価格で買い取るFITの終了案件が今年から発生。
〇事業用の太陽光発電施設の中古取引が本格化、査定も提案型へ。
〇多様な買い手のもとで、きめ細かい実需を満たす存在に

JPI  
日本パッケージングコンテスト
環境、効率化課題に対応した新作品に注目
出品作品、出展社の募集中

【山陽製紙】
学生主体の環境イベント「ハッピーアースデイ大阪」
実行委員会と協同で
古紙を使った紙すきワークショップ開催

DNP 
多様な売り場に対応
インタラクティブな接客ができる
次世代SPツールを開発
                            
第10回「Nプラス」と 
第10回「EVEX」同時開催
本年9月に多彩な素材と技術が競う

佐藤行延氏社長に昇任
佐藤公夫氏は代表会長
=佐藤産業トップ人事=

「デジタル印刷の現状と展望」 
調査報告会開催


平成31年3月5日号 No.707目次

【平成30年FC】
国内生産は4年連続で減
輸入クロス製品は依然増加傾向
アウトサイダー、海外品課題根強く

日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長=㈱ナショナルマリンプラスチック社長。会員66社)は、このほど平成30年12月度の国内生産及び財務省輸入統計をまと


めると同時に、平成30年1~12月暦年の年間数量についても集計し発表した。
それによると、国内生産は総数量で前年比3%の減少で、ランニングタイプ、クロス用ともに平成27年以来4年連続で減少している。この結果に関して、同工業会事務局では以下のような概要をまとめ発表した。

【JILS通信】
「NEXTロジ創造
ミーティング」実施


公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)では、ロジスティクスの高度化・効率化に向けた新しいソリューションモデルの開発・実装を推進するため、各プレーヤーが抱える課題と、新たなアイデアに基づくソリューションのマッチングの場として「NEXTロジ創造ミーティング」を実施する。今回のフォーラムでは、IoTやAI、自動走行といった最新テクノロジーを活用したロジスティクス・物流の効率化について、先進的なソリューションを提供している4社より、導入事例や改善効果、今後の構想等について紹介する。

DNP 
大日本印刷とDNPコミュニケーションデザイン
東京都が認証する
「心のバリアフリーサポート企業」に登録


大日本印刷㈱(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1。北島義斉社長。以下DNP)と100%子会社のDNPコミュニケーションデザインは2019年2月、東京都が認証する「心のバリアフリーサポート企業」に登録された。

【JPI】 
第6回包装近未来シンポジウム
容器包装の視点からプラスチック資源循環戦略を考える
~プラスチック問題の本質を知ろう~

【国際紙パルプ商事】
豪スパイサーズ社を子会社化へ
第2次計画で海外事業展開を加速

【特種東海製紙】
経常利益前年比101・2%
第3四半期連結グループ経営成績
新東海製紙のコスト低減効果生む


平成31年2月25日号 No.706目次

【重包装クラフト需要予測】
今年も微減に歯止めかからず
主力の米麦袋減少が懸念される
国際的な貿易協定変革の影響も


全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱会長)は、このほど「2019年
重包装クラフト紙袋の需要見通し」をまとめ発表した。それによると本年も「近年の漸減傾向」に歯止めがかからず、2019年(暦年)需要予測は前年比1000万袋減の99・1%とした。

【日本製紙連合会】
包装関連用紙は前年比増に
2019年紙・板紙内需試算


日本製紙連合会では、1月21日に「2019年紙・板紙内需試算報告」を発表した。それによると、紙計では1354万6000トン、前年比▲3・3%、板紙計は1216万4000トン、同プラス1・0%、合計2571万トン、同▲1・3%となっている。新聞用紙、印刷・情報用紙を主とするグラフィック用紙部門は電子化やペーパーレス化により▽4・5%、パッケージ用紙部門はプラス0・9%である。紙・板紙全般の需要要因は以下の通り。

寄 稿 
[ものづくり]
「身軽な製品」で競争優位を実現する
㈱三菱総合研究所
コンサルティング部門 経営イノベーション本部
加藤 哲彦

【Point】
〇製品ライフサイクル全体を通じた顧客価値の最大化が競争優位性を左右。
〇顧客ニーズが変遷しても即応できる「身軽な製品」を設計する必要がある。
〇最新デジタル技術を活用した顧客対応の質・量の革新が「身軽」を促す。

DNP
大日本印刷とリンテック
窓ガラスに貼ることで室内全体を明るくする
「DNP採光フィルム」を共同で拡販

大日本印刷㈱(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1。北島義斉社長。以下DNP)は、2015年に開発した窓ガラス用フィルム「DNP採光フィルム」を、これまでの独自販売網に加え、窓ガラスに貼ることで多彩な機能を発揮する建物用ウインド-フィルムを「ウインコス」ブランドで展開している、リンテック㈱の全国の施工店ネットワークを通じて2月15日から提供を始めた。

【日本食品機械工業会】
海内会長「EHEDGの早期認証を」
恒例の賀詞交歓会で挨拶

シ コ ー 
お米宅配袋がネット注文可能に!
顧客に応えたEコマースへの取り組み


JILS  
2019ロジスティクス大賞
4月12日締切で応募の案内中

【特種東海製紙】  
3月期業績予想を上方修正
最近の業績動向から利益大幅増

<56th FISMA TOKYO>
『KAI-ZEN PARTⅢ』
東京都ミシン協組本年9月に開催



平成31年2月15日号 No.705目次

【平成30年紙袋需給】
重袋、角底共に前年比微減
景況感若干改善も依然厳しい経営
自動手提、別注品販売は前年比増


全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長)の両工組では、このほど平成30年12月度の生産、販売(出荷)実績とともに平
成30年1~12月暦年の出荷(販売)について集計、結果を発表した。それによると重包装クラフト紙袋の暦年度出荷実績は11億2044万袋、前年累計比98・8%で袋数にして1340万袋減であった。当然、原紙使用量も減少しており18万8621トンで前年同期比99・4%となった。製品と原紙の比率差は需要部門の原紙坪量と需要増減を反映しているためである。

【日本ポリエチレン製品工業連合会】
「プラスチックが社会にさらに貢献できることを」
平成31年賀詞交歓会盛況開催


 日本ポリエチレン製品工業連合会(萩原邦章会長、萩原工業㈱代表取締役会長)は1月24日(木)18時より、東京港区の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」において平成31年賀詞交歓会を開催した。
PE工連の美濃田武専務理事司会で始まり、同連合会の萩原会長が挨拶、その後、来賓を代表して経産省の沼館室長の挨拶、日本ポリエチレン重包装袋工業会の中西考夫会長(日本マタイ㈱代表取締役社長)が乾杯発声、約1時間の歓談を経て連合会副会長で日本ポリエチレンブロー製品工業会会長の矢野英伸氏(積水成型工業㈱代表取締役会長)が中締め行った。

【クラフト工組関東支部】
『新しい年号とともに前進を』
角支部長が新年会で挨拶


全国クラフト紙袋工業組合関東支部(角幸嗣支部長・工組副理事長、日本製袋㈱社長)は去る1月25日(金)午後5時より、東京新橋の「第一ホテル東京」21階ルミエールで関東支部の新年会を開催した。
 定刻となり菊池圭祐専務理事の司会により始まり、まず角支部長が挨拶、及び乾杯発声を行った。中締めを関東支部監事の昭和パックス㈱の柳生真昭東京営業部部長が行った。

山陽製紙】
工業用再生紙「crep(クレプ)」
「エクストラプレビュー#18」にコラボ出展

日本マタイ相談役
藤田真夫氏が急逝

【MOBAC SHOW 2019】
過去最大規模で2月20日開幕
幕張メッセで日本の技術を世界に発信
谷沢実行委員長「期待に応える」内容



平成31年2月5日号 No.704

【平成30年11月FCの生産と輸入】
国内生産は微減傾向続く
クロス品輸入は依然微増の傾向
粉粒体需要業界の流通構造変化


日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長=㈱ナショナルマリンプラスチック社長)は、このほど平成30年10月、11月度の国内生産動向、クロス製品の輸入状況及
び昨年1月からの累計をまとめ発表した。それによると、国内生産は依然微減が続いており、これとは対照的に中国を筆頭とするアジア各国からの輸入は、増加率は小さくなっているものの増加傾向を維持している。

<日本包装機械工業会>
「JAPAN PACK 2019に向けて」
賀詞交歓会を日本包装リースと共催


一般社団法人日本包装機械工業会(大森利夫会長)と㈱日本包装リース(岡部考之社長)共催による「平成31年新年賀詞交歓会」が今年も1月18日(金)午後2時より、「パレスホテル東京」2階葵にて開催された。
大森工業会会長が挨拶、玉井優子経済産業省製造産業局産業機械課長が来賓祝辞、岡部孝之日本包装リース社長が乾杯発声を行った。

 
寄 稿  
[国際]
ESG・SDGsがグローバル経営の鍵
㈱三菱総合研究所
海外事業本部 越智麻美子

【POINT】
〇企業のESG・SDGsへの取り組み状況を投資家が重視するようになった。
〇共通言語SDGsの活用はESG情報開示の観点からも有効。
〇ESGを経営課題と捉え、戦略に組み込む体制が必要。


 投資家の間では、企業活動の経済面だけでなく、環境・社会面も含めて評価するサステナビリティの考え方が広がっている。とりわけESG*1やSDGs*2は関連するキーワードとして急速に注目を集めている。

【全国グラビア協組連等3団体】
政官他多数の来賓迎え賀詞交歓会
田口会長「SDGs重視こそ健全成長」

DNP 
〝移動時に困っている人〟と
〝手助けしたい人〟をスマホで結ぶ
街なか手助けサポートプロジェクト
「たすけっと」福岡市内で実証実験



平成31年1月25日 No.703目次

【クラフト紙新年互礼会】
「オリンピック、そして万博に向けて!」
平成最後の年に、5団体一堂に



恒例のクラフト紙新年互礼会がさる1月8日(火)午後3時より東京銀座の「紙パルプ会館フェニックスホール」で開催された。全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱会長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱会長
兼社長)、日本ポリエチレンラミネート製品工業会(田島正一紙部会長=名糖㈱化成品本部副本部長兼本社営業部部長)、東京洋紙代理店会包装用紙委員会(西岡宏侍会長=新生紙パルプ商事㈱取締役常務執行役員)、日本製紙連合会包装用紙委員会(植松久委員長=中越パルプ工業㈱専務取締役)の5団体。


ILS 
2019新年賀詞交歓会
遠藤会長語る
「全体最適を志向した企業間連携を」


 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会では1月10日(木)、2019年新年賀詞交歓会を東京千代田区の「経団連会館国際会議場」において開催した。
 当日は、午前11時より同経団連ホールにおいて、西成活裕東京大学先端科学技術研究センター教授を講師として「イノベーションがもたらす社会変革~ロジスティクスIoT推進部会が考える連携のあり方」をテーマに新春講演会を開催した。その後、午後12時10分より経済産業省大臣官房審議官島田勘資氏、国土交通省大臣官房物流審議官の松本年弘氏を来賓に迎え、賀詞交歓会が同国際会議場で開催された。

【平成30年11月の紙袋】
重包装袋は依然微減傾向に
手提げ袋は前年比100を維持

【JPI等10団体共催】
次世代への重責を果たすべく
活動のさらなる拡大と強化へ
700名を超す盛況の合同新年会



平成31年1月5日・15日号 No.702目次

【ポリ重袋業界】
主力の肥料包装用が減少
肥料以外の需要開拓課題
平成20年以降は出荷横ばい


日本ポリエチレン重包装袋工業会(中西孝夫会長=日本マタイ㈱社長)は昨年10月末に開催した定時総会において、平成29年10月~平成30年9月の同工業会事業年
度のポリ重包装袋出荷実績並びに平成12年以降の推移について発表した。同時に、同工業会では日本プラスチック工業連盟主導の「プラスチック海洋ごみ問題の解決に向けた宣言活動」に積極参加し、世界的に問題視されている「地球の生物多様性を守る」ことを推進、地球環境問題への積極的対応を図っていく。

谷津社長の経営体制 
鈴与マタイ新役員人事

 
寄 稿  
[経営戦略]ものづくりIoTは第2世代へ
㈱三菱総合研究所
コンサルティング部門 経営イノベーション本部 田中 理史


IoTを活用した「設備の稼働モニタリング」や「工程進捗状況の可視化」などは製造現場で当たり前の事象となってきた。しかし、すでに90%近い設備の稼働率をさらに底上げしたり、作業員の残業を数時間短縮したりするための手段にとどまることも多く、IoTの投資額が効果に見合わないケースも少なくない。

【DNP仙台工場】
エコにこゴールドマイスター

DNP 
物品の管理業務を効率化
位置情報サービスを開始
「DNPソーラービーコン®蓄電モデル」


大日本印刷㈱(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1。北島義斉社長。以下、DNP)は、物流センターや空港・港湾等における物品や設備機材の所在管理を行う位置情報サービスの提供を2019年1月に開始する。本サービスは、管理したい機材に電波発信機(ビーコン)を搭載し、受信機を介してクラウドサーバーが位置情報を集約することで、現在の所在、移動ルート、稼働率などを可視化して機材管理を行うもの。

【山陽製紙】
環境省優秀賞2年連続受賞
1年間の環境活動紹介レポート


創立90周年を迎え一段と「環境に配慮した循環型社会への貢献」を目指し、積極的に環境問題への活動を展開している山陽製紙㈱(原田六三郎代表取締役。本社=大阪府泉南市男里6-4-25)は、環境省「環境人づくり企業大賞」優秀賞を2年連続受賞している。高度排水処理設備稼働など「環境に配慮した循環型社会への貢献」を目指しているが、このほど「61期環境経営レポート」を発行し、ホームページで発表した。省エネ・省資源から環境教育、新事業に至る「1年間の環境活動を紹介」するものとなっている。

【日印産連】
経産相受賞企業の講演も併催
第37回GP工場交流会(拡大版)

【紙類輸出入動向概要】
クラフト紙合計累計輸出は過去最高
2018年10月度及び1~10月累計

【JILS】
全日本物流改善事例大会2019
発表事例募集


平成31年1月1日号 No.701 目次

【新春特別座談会】
平成31年のキーワード、
「脱プラスチック」そして「紙化」へ
=日本角底製袋工業組合=
三役が語る角底紙袋の2019年 

<はじめに>2018年も国内外で様々な出来事がありました。

本年も角底製袋業界唯一の団体・日本角底製袋工業組合正副理事長及び専務理事にお集まり頂き、今年の業界環境の見通し、海洋ごみなどについて忌憚のないご意見、そして各企業のトップとしての年頭の抱負をお聞かせ頂きました。 

理事長  齊藤 了介
副理事長 稲田 光男 福田 晴明 柳川瀬 重裕
専務理事 長尾 茂
(敬称略)


団体代表者年頭所感(敬称略・順不同)
持続可能な社会のニーズに対応した包装の実現に向けて 
公益社団法人 日本包装技術協会
会長  藤重貞慶

平成31年 年頭所感 
日本フレキシブルコンテナ工業会
会長 時田周明

平成31年 年頭所感 
日本ポリエチレン重包装袋工業会
会長 中西孝夫

平成31年 年頭所感 
全国米麦紙袋協会
会長 佐藤 公夫

平成31年 年頭所感 
日本角底製袋工業組合
理事長 齊藤了介

平成31年 年頭所感 
全国クラフト紙袋工業組合
理事長 白石忠信

年頭のご挨拶 
一般社団法人日本包装機械工業会
会長 大森利夫

年頭所感 
日本製パン製菓機械工業会
理事長 増田文治

2019年 年頭所感
一般社団法人日本食品機械工業会
会長 海内栄一

年頭所感
日本印刷産業連合会
会長 金子眞吾

2019年 年頭所感
全国グラビア協同組合連合会
会長 田口 薫

年頭所感
日本紙類輸入組合
理事長 小林武雄

年頭所感 
日本紙類輸出組合
 理事長 青山秀彦

◇企業代表者年頭所感◇(敬称略・順不同)     

樽谷清孝  鯨岡 亘  荒木秀文
副島嘉弘  中西孝夫  角 幸嗣
白石忠信  寺尾彰洋  Dr. A.メルケ
市毛 純 時田周明  柳沢 浩  
神谷光治  松永 明  稲垣友彦
髙橋康之  大久保則夫 楠原勝市
佐藤公夫