平成27年度過去記事アーカイブ
平成27年12月15・25日合併号 №607 目次
【10月の紙袋需給】
重包装袋の前年比は微減
角底紙袋も販売復調気配
両工組集計の生販と原紙使用量
全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱社長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱会長兼CEO)両工組は恒例の10月度生産、販売高等の集計結果及び1~10月の累計について発表した。それによると、販売面では重包装クラフト紙袋、角底紙袋ともに需要はわずかながら回復状況にあることを示している。しかし、全体的にはいまだ前年比増にまでは至っておらず、需要の低調が続いている。
【日本PE重袋工業会関東支部】
工業会存在価値を発揮へ
平成26年度通常総会を開催
需要減少に歯止めかからず
日本ポリエチレン重包装袋工業会関東支部(山口栄支部長=日本製袋㈱取締役営業本部長)は去る平成27年11月25日(水)午後4時半より、東京「三笠会館」会議室において、平成26年度(平成26年10月1日~平成27年9月30日)関東支部通常総会を開催した。平成27年度事業計画は本部策定の計画を実行するとし、支部会としては工業会存在価値をさらに高めるための諸活動を積極的に行うことを決めた。
【PVCデザイン賞2015】
本年は大賞は2点が受賞
ナショナルマリンプラスチックの
プロジェクトチームと日立化成
PVC Design Award実行委員会(東日本プラスチック製品加工協同組合、中日本プラスチック製品加工協同組合、西日本プラスチック製品加工協同組合、日本ビニール商業連合会、日本ビニル工業会、塩ビ工業・環境協会)主催、九州ビニール製品工業会協賛によるPVCデザインアワード2015は、「安心・安全・快適」をテーマに、本年5月7日よりデザイン提案の募集を開始、9月25日に全ての応募を締め切り、全国から合計186点のデザイン提案と86点の製品が寄せられた。一次審査と最終審査を経て、審査結果の発表と表彰式が11月16日(月)16時より東京・千代田区の除水会館ペガサスで開催された。なお受賞したデザイン提案と製品等は東京、大阪、名古屋、福岡で順次公開展示され来場者に改めて塩ビ製品の多様性を訴える。
▲大賞:日立ラップ ブルータイプ
▲大賞:テトラサーバー
【新製品紹介】
幅広い用途『STORK こうのとり』
大パケグループ企業が設計製造
大日本パックェージ㈱(田口薫社長)のグループ企業であるベルパック㈱(東京都千代田区神田淡路町1-13日鉱ビル202)では、このほど新製品『STORK こうのとり』を上市した。先の田口社長の旭日小綬章受章記念パーティーで、氏の心づくしのお土産として甲州産ワインが用意され、その包装用に使われたポリラミ素材のボトルバッグが同シリーズの商品であった。これを手に取ってみて大パケグループの新技術・新商品の開発姿勢と、バッグの特長、用途が容易に理解できた。同社グループではこのラミネート技術の総称を「ラミフォーマーテクノロジー」とした。ラミネートと空気で作るアイデアの活かせる製品である。
エコプロ2015に
日印産連が出展PR
一般社団法人日本印刷産業連合会(稲木歳明会長)グリーンプリンティング認定事務局では、一般社団法人産業環境管理協会、日本経済新聞社の主催で、去る12月10日(木)~12日(土)に東京ビッグサイトで開催された環境展示会『エコプロダクツ2015』に、「エコな地球を印刷から―地球環境員会」をテーマに印刷製品とGP認定工場を紹介した。
今回の展示では印刷業界全体のエコ活動を地球規模で展示した。中央の地球の周りに印刷技術と印刷工場が集結。エコな印刷製品から先端な印刷製品、宇宙に広がる印刷製品を展示するとともに、環境表彰大臣賞受賞工場や環境配慮基準を達成したGP認定工場など、環境配慮に優秀な印刷工場を紹介した。
平成27年12月5日号 №606 目次
<クラフト紙袋工組>
大阪で隔年懇談会を開催
理事と支部会員間で意見交換
次代対応、新規事業で体質強化
全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱社長)では隔年開催の大阪市北区での11月度理事会を開催、その後、関西支部会員と意見交換の時間を持った。11月18日(水)午後12時から大阪マルビル大阪第一ホテル会議室で理事会を開催し、その終了後午後2時より支部会員との懇談が始まった。
【特種東海製紙】
5重点項目の諸施策奏功
売上微増ながら大幅増に
第2四半期の連結経営成績
特種東海製紙㈱(三澤清利社長)はこのほど平成28年3月期第2四半期(平成27年4月1日~平成27年9月30日)の連結決算短信を発表した。それによると、同社の主力である産業用紙の低迷もあり、また特殊紙販売数量の伸びはあったものの、出版向けファンシーペーパーの販売が不振であったため、全体の売上高は前年同期比0・2%増にとどまった。平成26年に発足した第3次中期経営計画の5つの重点項目に向けた諸施策は順調に進んでおり、新時代への体制強化が実りつつある
【田口薫氏旭日小綬章】
仕事に対する情熱と人柄
自社と業界発展は一体視で努力
環境問題解決で社会的地位向上
全国グラビア協同組合連合会の田口薫会長は平成27年春の叙勲において旭日章綬章の栄誉に浴したことをたたえ、祝賀会発起人の呼びかけに260名余が賛同し、去る11月3日(金)午後4時より東京両国の第一ホテル両国5階「清澄の間」において『田口薫氏旭日小綬章祝賀会』が開催された。吉原宗彦氏による開会の言葉と司会で開幕、発起人挨拶、来賓祝辞、発起人代表による記念品贈呈、お孫さんによる会長ご夫妻への花束贈呈、田口薫会長謝辞、乾杯、アトラクション、田口会長の写真特集(ビデオ放映)、発起人を代表し赤穂昌之氏のお礼の言葉、司会者の閉会の言葉で終了した。以下関係各氏の言葉の要旨である。敬称略。
4月にインテックス大阪にて
PLATEX Osaka開催
日本プラスチック機械工業会、(一社)日本合成樹脂技術協会の共催による「PLATEX Osaka 2016」が2016年4月20日(水)~23日(土)の4日間、インテックス大阪を会場に開催される。主催側では現在出店社を募集中。3年に1度の開催で、今回は「INTERMOLD2016」「金型展2016」「金属プレス加工技術展2016」の同時開催が実現し、プラスチック関連業界にとっては魅力ある総合展示会になることから、出展、来場両関係者からの問い合わせが多くなっているようだ。
平成27年11月25日号 №605 目次
≪王子HD四半期≫
増収大幅増益の決算発表
海外連結子会社の業績も順調
王子ホールディングス㈱はこのほど平成28年3月期第2四半期(平成27年4月1日~平成27年9月30日)の決算を発表した。国内紙パルプ関連の需要は低迷、少子高齢化など事業環境の改善は期待薄となっているが、海外事業の強化、新規事業の研究開発の成果等が、増収大幅利益増の決算に反映されている。
【昭和パックス】
営業利益は前年比大幅増
第2四半期決算短信を発表
グループ各社の業績も寄与
製袋業界のトップメーカー昭和パックス㈱(大西亮社長。東京都新宿区市ヶ谷本村町2-12)ではこのほど平成28年3月期第2四半期(平成27年4月1日~平成27年9月30日)連結業績について発表した。それによると売上高は104億9500万円で前年同期比7・1%増、営業利益は5億8500万円で同43・3%増、経常利益は6億2400万円で同33・9%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億1800万円で同36・3%増であった。厳しい事業環境が続く中、同社の順調な中間決算は関連業界の注目するところとなっている。以下、同社発表の概要である。
JPI
第11回緩衝包装設計コース
来年1月22日=豊富な事例収録
公益社団法人日本包装技術協会(JPI)では、平成28年1月22日(金)JPI会議室で、豊富な事例も収録した「第11回緩衝包装設計コース」を開講する。初級から中堅クラスまでの包装設計者に対応したもの。講師は㈱日立システムズ保守事業推進本部ロジスティクスセンタサービスマネジメントグループの包装専士・高橋二朗氏。
輸送包装は、流通過程の種々の障害要因から製品を保護しなくてはならない。この「緩衝包装設計コース」では、落下衝撃、輸送中の振動に対する緩衝技法設計を初心者でも分かるよう解説する。テキストには、代表的な緩衝包装設計の実例「設計図、写真、試験データ」も収録し、中堅クラスの人も実務書として、実際の業務の活用できるようにしている。
「東京港湾施設研修会」開催
日本紙類輸出組合・輸入組合で
日本紙類輸出組合、日本紙類輸入組合の両組合では、去る11月4日、平成27年度事業の一環として、昨年に引き続き共催で「東京港湾施設研修会」を実施した。我が国のハブ港化計画の中心をなす東京港最新施設の研修会で、東京港湾施設の海上及び陸上からの施設研修、並びに東京税関本関での研修など、両組合ならではの豊富な内容であった。
FOOMA JAPAN 2016
アップデートな食の総合展
来年6月に東京ビッグサイト開催
一般社団法人日本食品機械工業会(林孝司会長)は、2016年6月7日(火)〜10日(金)の4日間、東京ビッグサイト(東1~6ホール)において「おいしい技術をアップデート。」をテーマに「FOOMA JAPAN2016 国際食品工業展」を開催する。
「FOOMA JAPAN 2016」は、食品製造プロセスの上流から下流まであらゆる分野のアップデートされた製品や技術及びサービスなどが一堂に集結する「食の技術」の総合トレードショーで来年は1978年の初開催から39回目を迎える。会場へは毎年、国内外から約10万人が来場し、出展社と来場者のみならず出展社同士の商談も活発に行われるなど、新たな食のビジネスを切り拓く場として、年々注目度が高まっている。
小窓 地方創生と滋賀県
平成27年11月15日号 №604 目次
【9月の紙袋需給】
重包装販売不振も累計は良化?
角底紙袋の累計は前年比4%減
訪日客の爆買いも紙素材に反映薄
全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱社長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱会長兼CEO)は恒例の月次生産、販売実績及び1~9月の累計についてまとめ発表した。また、四半期ごとに実施している両業界工組会員による景況感アンケート調査結果も発表した。販売実績は両業界ともに前年対比マイナスとなっており、当然景況感のDI数字も悪化している。しかし、クラフト紙袋の1月からの出荷累計数字は前年比99・4%(原紙使用量は99・5%)と年初の予想を約1ポイント上回っており、あと3か月の行方が気がかりながら、最小の減少幅で本年を終える期待も持てる。
恒例の秋季講演会
クラフト工組総務委員会
講師=三浦由紀江氏
「下請取引適正化推進月間」
11月は中小企業庁と公正取引委員会
下請法の迅速かつ効果的運用を推進
公正取引委員会及び中小企業庁は、下請取引の適正化について、従来、下請代金支払遅延等防止法(以下「下請法」という)の迅速かつ効果的な運用と違反行為の未然防止、下請中小企業振興法に基づく振興基準の遵守の指導等を通じ、その推進を図ってきている。特に、毎年11月を「下請取引適正化推進月間」とし、この期間に下請法の普及・啓発事業を集中的に行っている。
全国クラフト紙袋工業組合総務委員会(委員長=岩﨑伸郎副理事長、日本製袋社長)主催で、去る10月20日(火)15時15分~17時に東京銀座の紙パルプ会館3階会議室において、恒例の秋季講演会を開催した。講師は㈱日本レストランエンタプライズ「駅弁マイスター」の三浦由紀江氏。テーマは「仕事は楽しく! 自分の限界をつくらない~スタッフのモチベーションの高め方」。
<オーラパックシリーズ>
『安納芋専用袋』新登場
ベルグリーンワイズ社で新製品
青果物を高レベルで鮮度維持する高鮮度保持袋「オーラパック」の生産と販売を行う㈱ベルグリーンワイズ(野嵜健代表取締役CEO。名古屋市中区。資本金2000万円)は、「オーラパックすぐ食べレンジシリーズ」より、「オーラパックすぐ食べレンジ安納芋規格品」を2015年11月2日(月)より発売した。秋から冬に向けて、旬を迎えるさつまいもは、焼いても煮ても、デザートにしてもおいしい野菜の1つである。今回、そのさつまいもの種類の中でも大人気の安納芋専用品を発売することになったもの
【エコプロダクツ2015】
日本最大級の環境展示会
東京ビッグサイト12月10日開幕
一般社団法人産業環境管理協会と日本経済新聞社の主催による日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2015」が来る12月10日(木)~12日(土)の3日間、東京ビッグサイトで開催される。開催テーマは「私が選ぶクールな未来」。地球温暖化が緩和された「クール(涼しい)」な未来を選択するために「クール(格好良くて素敵)」なエコプロダクツとエコライフに関する最新情報を提供する。3日間で16万人以上の来場を見込んでいる。
<日本MH協会>
平成27年度年次大会
2015年12月11日開催
日本マテリアル・ハンドリング(MH)協会では、2015年12月11日(金)13時~17時15分のスケジュールで、JPI会議室において本年度年次大会を開催する。本大会は毎年優れた開発・改善事例・新技術が発表され、各方面より好評を博している。本年は「MH新技術とニューソリューションを求めて」をテーマに、発表各社による日頃の研鑽成果を発表する。
▽参加費=会員3240円/1名(税込)。一般1万800円/1名(税込)。会員は、日本MH協会、JPIに所属の法人、個人が対象となる。▽定員=50名。
平成27年11月5日号 №603 目次
【日本PE重包装袋工業会】
コストダウンと海外市場重視
=平成26年度通常総会開催=
藤田会長「新しい道を進むこと」
日本ポリエチレン重包装袋工業会(藤田真夫会長=日本マタイ㈱社長)は去る10月20日(火)午後4時より、東京銀座の「三笠会館」において平成26年度(平成26年10月1日~平成27年9月30日期)通常総会、並びに理事会を同時開催した。
▲藤田会長の冒頭挨拶
【JAPAN PACK 2015】
来場者12万人の盛況で成功
安心安全・食品・医療関係増える
各種機械システムがコンパクト化
一般社団法人日本包装機械工業会(大森利夫会長=東京都中央区新川2-5-6包装機械会館)は2015年10月13日(火)~16日(金)の4日間、東京ビッグサイト東展示場で内外主要企業415社、2284小間の参加を得て、アジア最大級の包装総合展示会「JAPAN PACK 2015」を開催した。
1964年、東京オリンピックと同年に始まった同展示会は今回が30回目の節目となる。前回の2013年は会期4日間で国内外より9万6474人の来場者があったが、今年は前回を大きく上回る11万9317人と、遂に10万人を突破した。
さらに出展対象分野は、新たに「医薬・化粧品関連機械」「コンポーネント」「包装用ロボット」を加えて11類から14類へ拡大した結果、前回の332社1938小間を上回り、415社、2284小間の規模に達した。
▲神谷実行委員長挨拶
出展企業&製品紹介
野菜・青果など固包装市場拡大
=ニューロングの軽包装戦略=
欧米マーケット関連の引き合い増加
ニューロング㈱(近藤恭弘代表取締役会長。稲垣友彦代表取締役社長。東京都台東区東上野6-4-14)は、製袋機、印刷機、自動充填包装機械等包装資材加工機械及び重軽包装機械の総合メーカーとして国内及び海外ユーザーとともに歩んでいる企業であり、さらに関連機械、システム分野にも同社の技術力が浸透している。先のJAPAN PACKでは、安全・安心そして少子高齢化に対応した開封容易な軽包装関連機械を中心に出展した。特に野菜、食品包装用結束機は、かつてない海外からの来場者よりの引き合い、商談に多忙を極めた。欧米やアジアよりの来場者が、日本式の小売りスタイルとなっている野菜やくだものの鮮度保持、清潔感を高める〝少量包装〟システムに関心を寄せているのがその理由だ。担当者によると、欧米・アジアのマーケットに日本スタイルが普及することを裏付ける真剣な商談が多かったという。
リッカーマン・グループ
=リテック・ジャパン出展=
フレキソ印刷、ラミネーター新機種
最新型システムを実演
ノードソンホットメルト出展
新センタードライブスリッター
萩原工業樹脂産業素材製品出展
クラフト袋印字装置展示
山崎産業産業用印字機器類
小窓 全社的な現状認識と努力の在り方
平成27年10月25日号 №602 目次
【日本製紙・特種東海製紙】
段原紙とクラフト紙で新体制
島田工場分社化と新販売機能設立
本事業提携を来年10月目途実施
日本製紙㈱(馬城文雄社長)及び特種東海製紙㈱(三澤清利社長)両社は、去る10月7日東京の鉄鋼会館で両社長以下幹部出席のもと記者会見を開き、両社が段ボール原紙及び重袋用・一般両更クラフト紙事業(以下、「本事業」という)において、販売機能統合並びに特種東海製紙島田工場における製造事業の分社化及び日本製紙による新製造会社への出資に係る基本合意書を締結することを当日開催の取締役会において決議したと発表した。
【新社長紹介】
事業環境変化に迅速に対応
「変化はブラッシュアップのチャンス」
石川㈱柳沢浩社長に経営姿勢を聞く
クラフト製袋業界にあって石川㈱)は2015年6月開催の株主総会で前社長の田中義治氏は会長に昇任、新社長に柳沢浩(写真)氏が就任した。同社大株主の日清製粉㈱からの着任である。クラフト製袋業界の事業環境は依然として厳しく、今後の国内経済の動向、TPPの行方を考えると、包装産業界、なかでもクラフト製袋各社は新たな経営戦略による企業健全化が課題である。現在、一部企業は将来の成長分野として食品包装分野に的を絞っている例もある。その中にあって石川は1896年創業以来食料部門、容器部門、不動産部門の〝3本の矢〟で確たる地位を維持し、成長してきた。
JPI
第6回食品包装コース開講
=11月より来年3月まで5日間
食品包装全般の知識の集中講義
公益社団法人日本包装技術協会(JPI)では本年11月30日(月)を初日として、12月15日(火)、2106年1月26日(火)、2月23日(火)、3月29日(火)の全5日間に「平成27年度第6回食品包装コース」を開講する。仕事に求められる食品包装全般の知識を集中講義するスケジュールとなっている。
本社を移転
=明昌=
フレキソ印刷の普及に努める明昌㈱(宮﨑丹美社長)は本社業務を本年10月5日(月)より移転し業務を開始している。同社はフレキソ印刷普及のため資機材の開発、輸入販売に注力しており、近年の印刷業界のフレキソ印刷への認識向上と投資意欲拡大への途づくりに努力する企業として一段と注目されてきている。同社ではこれを機に全社的に新たな気持ちとなり、さらにフレキソ印刷普及に邁進する方針である。
【INCHEM TOKYO】
30回記念タイアップ特別企画
第2回ASEAN販路拡大支援
一般社団法人日本能率協会、アジア共・進化センター主催「INCHEM TOKYO」30回記念タイアップ特別企画として「第2回プロセス産業向け設備・システムASEAN販路拡大支援パッケージプログラムinタイ」の参加企業を募集している。2016年2月23日(火)~25日(木)の日程で、商談会、技術PR、現地調査、視察、人脈形成、人材育成を主眼に、タイ・バンコク他で実施。関連企業で取り扱うプロセス産業プラント向け設備・サービスのASEAN市場販路拡大を実現するのが目的である。
日印産連
設立30周年記念式典
2015年印刷文化典と共催
印刷文化賞、経産大臣賞等表彰
一般社団法人日本印刷産業連合会(略称=日印産連)は、去る9月16日(水)午後4時より東京ホテルニューオータニ「鶴の間」にて設立30周年記念式典、並びに第8回印刷文化典を開催した。記念式典は国歌斉唱に始まり、日印産連稲木歳明会長挨拶、来賓代表として経済産業省商務情報政策局安藤久佳局長の挨拶と続いた。その後、日本印刷産業連合会表彰、第14回印刷産業環境優良工場表彰、GP環境大賞表彰が行われた。
【MDJニュース】
包装資材関連の展示会増加
アジアの成長を見込み出展増に
2016年のアジア諸国での包装、プラスチック及び印刷関連の展示会が急増している。メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン(MDJ)が発信する「デュッセルNEWS2015年10月号」より2016年にアジア諸国で開催される展示会を抜粋する。
小窓 日本製紙と特種東海製紙の提携
平成27年10月15日号 №601 目次
【製袋業界】
アジア進出企業活躍時代
大手製紙の系列加工企業強化へ
製袋市場もすでにグローバル化
クラフト紙袋、フレキシブルコンテナバッグ、角底紙袋等の製袋業界ではアジアでの生産販売体制が定着し、各企業とも一段と能力、ユーザー拡大に注力している。1987年にシコー㈱がシンガポールのレジン包装を対象として進出、同社が製袋業界の海外進出第1号である。角底紙袋業界ではザ・パックが同じく1987年に海外進出したが、アメリカでの手提げ角底紙袋生産販売であり、同社のアジアへの進出は2006年である。
【日印産連】
第37回GP51工場認定
資機材も4社9製品を認定
一般社団法人日本印刷産業連合会(稲木歳明会長)は、平成27年9月18日開催の第37回グリーンプリンティング(GP)認定委員会において、新規9工場と更新42工場の計51工場を認定した。その結果、GP認定工場は全350工場となった。
また同認定委員会においてGP資機材の認定を実施し、4社9製品(洗浄剤2製品、プレート3製品、ファクトリー型デジタル印刷機2製品、ドライトナー型デジタル印刷機2製品)を認定した。これで平成27年度登録のメーカーは36社、認定製品は584製品となっている。
JILS
「ロジスティクス強調月間」
東京・名古屋・大阪・福岡にて
最新のロジスティクス事例発表
公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)では去る9月24日(木)午後4時より、会議室において「ロジスティクス強調月間2015」の記者発表が行われた。はじめに推進委員長の飯原正浩氏(㈱イトーヨーカ堂執行役員物流部長)が挨拶し、次いで主催者を代表して同協会専務理事の橋爪茂久氏が概要説明を行った。
軟質樹脂用の新インク
ビデオジェット社(シカゴ)開発
固着性と摩耗性に優れた特性
最近、英国小売業協会(BRC)規格が第7版に改訂され、EU食品ラベル指針1169/2011が発効されたが、このように刻々と改正されるラベル規制や厳しい工業規格への準拠に配慮し、ビデオジェット社(米国イリノイ州シカゴ)は高性能な商品を市場に出し続けている。同社は「Videojet 1000」 シリーズ向けインク「V418」の開発に成功した。
JMA
ドイツメッセ日本代表部
世界最大のBtoB産業技術展
2016年4月ハノーバーメッセ
最新の産業技術・製品が一堂に会する世界最大のBtoB専門展示会「ハノーバーメッセ」は、2016年4月25日(月)~29日(金)に、ドイツ・ハノーバー国際見本市会場で開催される。この展示会は、約100か国・地域から5000社以上が出展し、製造業・エネルギー産業などから20万人が来場する規模を誇っている。会期中は、1000以上のフォーラム(技術会議)が開催され、同分野での最新情報の宝庫となっている。メインテーマは「Integrated Industry(産業システムの統合化)」。同展示会の日本セールスパートナーとなっている一般社団法人日本能率協会(JMA)ではこのほどその概要を発表した。
小窓 リサイクルと職人の技
平成27年10月5日号 №600 目次
【クラフト紙袋と角底紙袋】
需要は依然低位水準推移
回復に期待感は持てないか?
一般景気と製袋景況感の格差拡大
全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱社長)ではこのほど平成27年8月度の需要部門別紙袋出荷実績及び1月からの累計数字をまとめ発表した。出荷数字は別表のように、前年比マイナス項目は減ったものの、合計数字では対前年比97・3%と前月数字より1・3ポイント悪化している。セメント、米麦、飼料の不振が反映し、合成樹脂、化学薬品等の前年増が他の需要部門の減少をカバーしきれていない。各需要部門とも内需、アジアほか海外への輸出の依存度を示している結果と考えられる。
【日印産連】
わが国初のVOC警報器発売
オフ有機溶剤等の健康障害防止に
一般社団法人日本印刷産業連合会(稲木歳明会長)は、オフセット印刷工場において有機溶剤等による健康障害防止のため、あらかじめ決められたVOC気中濃度を越えると警報を発する「VOC警報器XH-981G」をコスモス電機㈱と共同開発した。同警報器は2016年1月より同社から発売する。日印産連では同警報器を、環境・作業環境に配慮した製品として「GP資機材」に認定する予定である。
日本の包装産業
平成26年の出荷
(公社)日本包装技術協会(JPI)は平成26年の包装産業の動向資料として、規模をまとめ発表した。それによると包装・容器出荷金額は5兆6620億円、前年比102.3%、包装機械生産金額は4587億円で同104.1%と伸びている。数量では包装・容器出荷が1882万9000トンで同101.0%、包装機器生産は35万3300台で同99.5%であった。出荷金額構成比率は紙・板紙製品40.8%、プラスチック製品31.3%、金属製品16.2%、ガラス製品2.2%で前年とほぼ同様である。国内の紙需要は減少しているが、〝包装資材としての紙〟の優等生ぶりは変わっていない。
【drupa 2016】
メッセ・デュッセルドルフ
「touch the future」
独開催トップ来日しプレゼン
プリプレス・プレス・ポストプレスはもとより、包材加工・印刷、メディア関連サービス、そして3D印刷、プリンテッド・エレクトロニクスに至るまで、『印刷・メディア産業』の世界最高峰メッセ「drupa 2016」がいよいよ来年の5月31 日からドイツ、デュッセルドルフにて開催される。
それに先立ち、㈱メッセ・デュッセルドルフ・ジャパンはdrupa 2016のブースを設けたIGAS 2015に合せて、drupa 2016の記者発表を目的とした『デュッセルCLUB』を去る9月12日(土)に東京ビッグサイト会議棟にて開催した。
【IGAS2015】
印刷の進歩、多様化傾向が
フレキソ印刷が増加の兆しみせる
幅広い分野の出展に来場者は評価
「IGAS2015」は閉幕した。印刷機材団体協議会(宮腰巖会長=㈱ミヤコシ会長)主催によるIGAS2015は、去る9月11日から16日までの6日間、東京ビッグサイト東ホール全館を使用して、341社出展、2684小間の規模で開催され、来場者は海外含め約6万人と盛況さを見せた。
平成27年9月25日号 №599 目次
【日本マタイ】
重包装需要は今後も低迷懸念
=藤田社長の経営戦略を聞く=
既存製品需要減を新規製品で代替
粉粒体の重包装軟包装資材といえば、かつての主役であったクラフト紙袋、肥料用主体のポリエチレン重包装袋、そして除染向けにも使用されているフレキシブルコンテナバッグの3品種であろう。しかしこれら3品種ともに、近未来の需要は厳しさを増している。日本マタイは平成21年に国内段ボール業界のトップメーカーであるレンゴー㈱の100%子会社となり、平成27年には日本マタイが森下㈱を吸収合併した。それにより前記3品種と工業樹脂、ラミネート等の主力製品に、ネット、クロス製品等が加わり、製品の品揃えによる体質改善強化を実現した。
【ロジスティクス展示】
持続可能な発展を目指して
高度化、効率化高め世界へ進展
小窓 中小包装企業の生き残り
「ロジスティクス2015ソリューションフェア」が去る9月8~9日の2日間にわたり、東京ビッグサイト西3ホールを使用して開催された。「持続可能な発展を目指して~社会構造変化への対応」をテーマに、企業のロジスティクス高度化を支援するソリューションが一堂に会した展示会であった。ロジスティクスシステムにおいても世界をリードする国内ロジスティクス関連企業の出展は117社に及び、来場者は2日間で1万5000人を超えた
【JAPAN PACK 2015】
医薬・化粧品ゾーンを新設
=10月13日~16日ビッグサイト=
テーマ「包む世界、見つける愉しみ」
一般社団法人日本包装機械工業会(大森利夫会長=東京都中央区新川2-5-6包装機械会館)は去る9月8日(火)午後3時よりTKP東京駅八重洲カンファレンスセンター7階において、2015年10月13日(火)~16日(金)の4日間、東京ビッグサイト東展示場で行われるアジア最大級の包装総合展示会「JAPAN PACK 2015」の記者発表を行った。まず初めに展示会実行委員長・神谷泰仁氏(マキー・エンジニアリング㈱代表取締役社長)、副実行委員長・結城喜世貴氏(㈱ユーキ代表取締役社長)、同・輿水博氏(㈱横浜自働機代表取締役社長)、同・川西能久氏(大和製衡㈱代表取締役副社長)の紹介があり、その後、神谷実行委員長が挨拶した。
【53rd FISMA TOKYO】
MADE IN JAPANを‼
=10月15~16日ビッグサイト=
東京都ミシン商工業協同組合(久保木政道理事長)主催による第53回「FISMA TOKYO」(東京ファッション産業機器展)はいよいよ10月15~16日の2日間にわたり東京ビッグサイト西3ホールで開幕される。それに先立ち記者会見・出展社説明会が開かれた。まず主催側は久保木理事長、来賓の全国ミシン商工業協同組合連合会の高松紘次郎理事長が挨拶した。また、展示会期間中に開催される特別セミナーの講師2人も出席、セミナーの概要について講演した。
平成27年9月15日号 №598 目次
【7月の紙袋動向】
角底袋前年比は依然低迷
重包装は需要部門に大差
原紙・製品ともに市況は藪中?
全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱社長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱会長兼CEO)では、7月の生産、販売(出荷)及び1月からの累計を集計、発表した。それによるとクラフト紙袋の7月出荷実績は合計で前年比100・6%ながら部門別での前年比率は大きく差がついている。このことは製袋企業の主力需要部門の差が企業体質の強弱に結び付き、これが今後各企業にどんな形で表面化するか一段と注目されることになった。
【JPI】
優れた包装技術普及に寄与
=2015日本PC表彰式=
公益社団法人日本包装技術協会(JPI)主催による「2015日本パッケージングコンテスト表彰式」(第37回)が8月27(木)午後2時より東京ガーデンパレス「高千穂の間」で行われた。小野拡邦審査委員長(東京大学名誉教授)より挨拶及び経過報告があった。
<王子HD>
故・篠田和久元会長・社長
「お別れの会」に多数の出席者
かつてない経営企画力を偲ぶ
王子ホールディングス㈱では、平成27年7月26日急逝の同社顧問(元代表取締役会長・社長)篠田和久氏の「お別れの会」を、去る8月28日(金)午前11時30分よりザ・プリンスパークタワー東京「コンベンションホール」において開催した。国内紙パルプ業界のトップメーカーであり、伝統と歴史ある王子HDのトップとして、今後の世界の紙パルプ業界を見据え、さらなるグローバル化、グループ企業の体制合理化と企業基盤の強化など、王子HDの体質改善強化に積極的に取り組んでいた道半ばでの早逝が惜しまれる。故人の偉業を偲び、「お別れの会」には経済界はじめ関連業界人多数が顔を見せ、喪主の篠田裕子夫人、二人のご子息、王子HDの進藤清貴代表取締役会長CEO、矢嶋進代表取締役社長CEOが来場者を迎えた。
<経済産業省>
「The Wonder 500(TM)」
補助事業の商材決定発表
経済産業省では去る8月27日(木)午前11時より、東京日本橋のコングレスクエア日本橋において経済産業省補助事業「ふるさと名物発掘・連携促進事業」~〝日本が誇るべき優れた地方産品〟を選定し、世界に広く伝えていくプロジェクト「The Wonder 500TM」の記者発表が行われた。冒頭に経済産業大臣政務官、関芳弘氏が概要を語った
第42期ロジスティクス
MH管理士講座10月から開講
物流推進リーダー養成の実践
日本マテリアル・ハンドリング(MH)協会(東京都中央区築地4-1-1東劇ビル10階)は、2015年10月8日(木)~12月8日(火)の内の10日間、「第42期ロジスティクス・MH管理士講座」を開講する。この講座は、知識詰め込み型を超越し、物流の運用の先見性を具備したカリキュラムで、自ら学びそして物流を創造し物流人間の頭脳を鍛えるプログラムとなっている。
【日印産連】
GP環境大賞の受賞者決定
印刷製品の環境配慮さらに促進
7月の汎用樹脂需給
話題
岡崎ネクスタCEO
=国際NGO=
オイスカ関西支部長に
小窓 新規と継続
平成27年9月5日号 №597 目次
【昭和パックス】
第1四半期は増収増益
平成28年通期連結も前年比増へ
製袋業界のトップメーカー昭和パックス㈱(大西亮社長。東京都新宿区市谷本村町2-12)はこのほど平成28年3月期第1四半期(平成27年4月1日~平成27年6月30日)の連結業績を発表した。それによると売上高は前年同期比7・5%増、営業利益は同16・8%増、経常利益は同7・0%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億5000万の同6・1%増と好調な結果を示した。
【特種東海製紙】
売上微増ながら大幅利益増
5つの重点項目積極推進が奏功
特種東海製紙㈱(三澤清利社長)は平成28年3月期第1四半期の経営成績に関する概要を発表した。それによると、売上高は前年同期比0・2%増ながら経常利益は同49・1%と大幅増となった。
【日印産連】
第43回技能五輪サンパウロ
日本から堀洸太氏「印刷職種」参加
第43回技能五輪国際大会が、60か国以上の国・地域から約1200人の青年技能者と1100人を超えるエキスパートが集まり、ブラジル・サンパウロ市で開催された。8月11日の開会式の後、15日までの4日間にわたり50職種で技を競い、8月16日の閉会式で結果発表と表彰式が行われた。
エヌプラス2015
9月30日~10月2日
東京ビッグサイト西ホール
『エヌプラス2015~新たな価値をプラスする材料と技術の複合展』が来る9月30日(水)~10月2日(金)の3日間、東京ビッグサイト西ホールで開幕する。プラスチックの最新鋭技術、新製品が対象の異色の展示会である。今回は7つのキーワード別展示。①軽量化・高強度化技術展、②炭素繊維加工・活用技術展、③プラスチック高機能化技術展、④接着・接合・ファスニング技術展、⑤コーティング・表面処理技術展、⑥耐熱・放熱・断熱技術展、⑦ソフトマテリアル開発技術展。また特設ゾーンとしてN+MONO(高機能化部品・製品)・N+DEMO(高機能化機器実演)ゾーンが新設される。また特別企画として新設の第1回ナノインプリント展が開催される。
TOKYO PACK 2016
9月7日より出展募集へ
世界の包装に関する最新情報一堂
実行委員長に王子HD田野弘一氏
公益社団法人日本包装技術協会(JPI)主催による2016東京国際包装展(TOKYO PACK2016)の出展者募集がいよいよ9月7日(月)から開始される。来年開催の東京パックテーマは「伝えよう、NIPPONの包装力を」。会期は2016年10月4日(火)~7日(金)の4日間、会場は東京ビッグサイト東ホール全6館を使用する。王子HD㈱田野弘一氏を実行委員長とする東京パック2016実行委員会では、鋭意開催準備に取りかかっており、近く詳細にわたる出展案内書、併催行事等について発表される予定である。
【JPI】
第53回全日本包装技術研究大会
11月19、20日に福岡大会を開催
9月30日には本部会議室で包装研究会
公益社団法人日本包装技術協会(JPI。本部=東京都中央区築地4-1-1東劇ビル10F)では、さらなる人材育成に注力している。平成27年11月19日(木)~20日(金)の2日間は、第53回全日本包装技術研究大会(福岡大会)を電気ビル共創館において開催する。
目・耳・口 レジン値上げの行方
小窓 選択のきっかけ、信頼の根拠
平成27年8月25日号 №596 目次
【6月の紙袋需給】
累計数字は重軽ともに減
重袋は著しい月間増減を
角底紙袋の製販は前年比増に
全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱社長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱会長)では6月度の重包装紙袋、角底紙袋の生産、販売(出荷)及び原紙使用量等についてまとめ、同時に本年1月からの累計数字についても発表した。
日印産連
創立30周年事業を推進
第24回GP工場交流会を開催
GCと印刷用語集WEB版発表
一般社団法人日本印刷産業連合会では去る7月22日(水)午後2時より日本印刷会館において第24回GP工場交流会を開催した。平成18年9月にスタートしたグリーンプリンティング認定制度も順調に推移し、平成27年6月12日に新たにGP認定工場が誕生、現在341工場がGP工場として活動している。また、GP資機材認定製品は575製品に上っている。今回は新GP認定工場の認定式とともに、次のようなテーマで2時間半に及ぶ説明があり、出席の各社社長はじめGP担当者は熱心に聴講した。
JILS
社会構造の変化に対応した
新しい物流システムを提案
=9月8,9日東京ビッグサイト=
「ロジスティクスソリューション
フェア2015」2日間の開催
去る7月22日(水)午後4時より、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会会議室において「ロジスティクスソリューションフェア2015」(9月8・9日開催)の記者発表が行われた。はじめにの北村公一実行委員長(新日鉄住金ソリューションズ㈱取締役副社長執行役員)が挨拶を行い、次いで橋爪茂久専務理事が見どころを語った。
IGAS
印刷技術のさらなる挑戦
世界3大展のコンセプト
9月11~16日東京ビッグサイト
印刷における市場環境は大きくそして急速に変化している。市場規模は先進国において縮小する一方、新興国では急速に拡大している。また、印刷物の発注企業や利用者におけるWebの利用拡大に伴い、印刷物の役割や価値が問い直されている。地球規模の環境変化は、印刷業界にも大きな影響を及ぼしている。
ビジネス社
テーマ「再生ニッポンの決定打」
「第80回東京国際ギフト・ショー秋」
9月2~4日東京ビッグサイト全館で
去る8月11日(火)午後2時より、東京浅草の㈱ビジネスガイド社において同社による「第80回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2015」(9月2~4日東京ビッグサイト全館使用)及び「第18回グルメ&ダイニングスタイルショー秋2015」(同日)の記者発表が行われた。同社の芳賀信享社長は今回開催の同ショーの概要を語った。
ギフトショー概要を語る芳賀信享社長
<JPI>
9月「ららぽーと」で開催
暮らしの包装商品展2015
公益社団法人日本包装技術協会(JPI)は第10回「暮らしの包装商品展2015」を平成27年9月11日(金)~13日(日)の3日間、千葉県船橋市浜町2-1-1「ららぽーとTOKYO-BAY」中央広場で開催する。今回の開催コンセプトは「知ってなっとく!包装容器の新事実!~身近な製品からみる包装の知られざる機能やひみつを紹介します~」である。
小窓 中小企業とビッグデータ
平成27年8月5・15日合併号 №595 目次
<クラフト紙袋工組>
北海道で隔年懇談会を開催
理事と支部会員間で意見交換
健全化へ各社努力強化で一致
全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱社長)では隔年開催の北海道札幌市での7月度理事会を開催、その後、北海道支部会員と意見交換の時間を持った。 7月14日(火)午後2時から札幌全日空ホテル会議室で理事会を開催し、その終了後の1時間余が支部会員との懇談の時間となった。開会に先立ち北海道支部長の南谷茂樹理事(共栄製袋㈱社長)が「猛暑の中、理事の方によっては九州からご参加頂くなど、遠路当札幌にお出で頂き感謝申し上げます。隔年開催ですが、当懇談会が北海道支部会員各社の体質改善強化への機会になれればと願っています。本日はよろしくお願い致します」と挨拶、続いて白石理事長が挨拶した。
【日本FC工業会通常総会】
除染用のさらなる安定供給を
常に前向きなビジネス姿勢で
来年の創立50周年を明るく迎え
日本フレキシブルコンテナ工業会(時田周明会長=㈱ナショナルマリンプラスチック社長)では去る7月10日(金)午後4時より、東京柳橋の「ベルモントホテル」において第49回定時総会並びに懇親会を開催した。定刻となり積田茂昭専務理事が「定款第21条に基づき本総会は成立、第15条による議長選任は時田会長に議長就任をお願い致します」と報告、総会開始となった。
左より積田専務理事長、時田会長、出射副会長、中西副会長
「アジアン・クリエイティブ・アワード展」
竹尾が開催
㈱竹尾見本帖本店2階(東京都千代田区神田錦町3-18-3)では8月7日(金)~9月4日(金)までの32日間(土日祝休)、「アジアン・クリエイティブ・アワード展」を開催する。アジアを中心に20か国3000作品を超える応募から選ばれたグランプリ他各賞作品が一堂に並ぶ。また、アジア各都市をデータで知る「データマップ」が展開される。アジアの〝今〟を知る展覧会である。
<第22回全国封筒年次大会>
IT関連の影響避けられず需要減
不当な価格競争は絶対やめるべき
黒田理事長「人の仕事は変わる時代」
全日本紙製品工業組合内の日本封筒協会主催による「第22回全国封筒年次大会」が6月26日(金)東京の「KKRホテル東京」瑞宝の間において開催された。棚橋泰仁実行委員(㈱キングコーポレーション社長)の司会進行で開幕、第1部=市瀬豊和実行委員長(㈱山櫻社長)の開会挨拶、業界の概要報告、第2部=㈱エイベック研究所の武田隆代表取締役による「コミュニケーションの未来~消費者コミュニティによるデジタルとアナログの融合」をテーマにした講演、第3部=日本郵便㈱の鶴田信夫執行役員による「郵便事業の現状と動向」と題しての講演、第4部=懇親会のスケジュールを終えた。同年次大会は官公庁、封筒メーカーはじめ製紙、流通、機械、資材・副資材関連約200名が出席、有意義な4時間を過ごした。
小窓 大手需要家と製袋業界は真逆
平成27年7月25日号 №594 目次
【クラフト関連業界】
王子と中パの提携深化で
傘下製袋の再編動向注目
製袋業界の健全化の道は何か?
現状のままなら新たな決意必要
2015年も7月に入り上半期も過ぎた。経済界の本年株主総会は大手企業の好決算が話題となり、メディアでは経営者の所得番付を発表したケースもあったが、残念ながら紙パルプ、石化産業界にはそれに該当する例を見ることなかった。もちろん包装産業界中でも製袋業界となると〝蚊帳の外〟である。例外的存在といえば、手提げ角底紙袋を中心とする軽包装資材メーカー㈱ザ・パックの好業績だろう。
【ポリエチレン重包装袋業界】
本年後半より健全化へ本格化
原料、需要両業界ともに厳しい
ポリ重袋需要に合う採算確保へ
ポリエチレンが日本の市場に初めて登場したのは1951年の輸入品であった。国産品が誕生したのは住友化学工業が1958年にプラントを建設、高圧ポリエチレン(現在の低密度ポリエチレン)であり、実に輸入より6年後のことである。その後、大手化学メーカーが樹脂事業に参入、現在のLDPE、HDPE、PP、PS及び塩ビの汎用樹脂全盛期へと走るが、2000年代に入るとグローバル化の波にのまれ、原料メーカーは構造改革の道を辿ることになる。
<新社長紹介>
「厳しい事業環境を認識
真摯かつ前向きに取り組む」
日本製袋㈱岩﨑伸郎社長に聞く
日本製紙㈱の子会社である日本製袋㈱は、先に開催された定時株主総会並びに取締役会において、二宮尊志社長の退任、新社長に岩﨑伸郎氏(写真)が就任した。岩﨑新社長は日本製紙㈱子会社の旭新運輸㈱取締役兼国策共栄代表取締役社長を経ての製袋業界入りである。
GP23工場と資機材50製品
日印産連第36回GP認定委員会
ドライトナー型認定を正式に開始
一般社団法人日本印刷産業連合会(稲木歳明会長。略称=日印産連)では平成27年6月12日開催の第36回グリーンプリンティング(GP)認定委員会において、新規4工場と更新19工場の計23工場を認定した。その結果、GP認定工場は全341工場となった。
【日本紙類輸入・輸出組合】
2年連続輸出増・輸入減に
ASEAN進出企業さらに拡充へ
=平成27年度通常総会開催=
輸入組合は小林武雄新理事長人事
日本紙類輸出組合、日本紙類輸入組合の両組合では、去る6月10日平成27年度通常総会を開催、平成27年度の事業計画を決議した。また総会終了後の理事会において役員人事が検討され、日本紙類輸入組合の理事長人事が決議された。
<ニューロング>
電動ファントップ等新製品
内外来場者は多大の関心を
=FOOMA2015に出展=
製袋機、印刷機、充填機等の産業包装機器及びシステムメーカーとして著名なニューロング㈱の企業体質が、事業領域の拡大によって一段と強化されている。産業包装資材の国内需要がシュリンクしている中で、中国はじめオランダ等海外生産販売ルート確立に至る歴史を背景とした企業力発揮によって、アジア市場はじめとする成長過程にある海外でのウエイトが高くなっている。
新たな大西社長体制
=昭和パックス=
重包装製袋業界のトップメーカー昭和パックス㈱は6月26日開催の第119期定時総会並びに取締役会において、新たな大西亮社長体制を決議した。前代表取締役会長の河野弘征氏は退任し相談役に就任した。
三澤清利社長体制
=特種東海製紙=
特種東海製紙㈱では、6月19日開催の株主総会及び取締役会において、新経営体制を決定しスタートした。
小寺社長の経営布陣
=日本製粉役員人事=
【大森機械工業】
6月にタイに現地法人を設立
オランダでは代理店を買収へ
大森機械工業㈱は、タイ及び東南アジアにおける販売拡大を目的とし、2015年6月より「大森タイランド」をオープンした。同社は東南アジアを重要な市場と位置づけ、同地域において販売拡大を図ってきた。特にタイにおける食品加工・包装機械分野の輸入は、年間約20億ドルに達しており、今後の伸び率も8~10%が見込まれる有望市場である。日系食品企業も多く進出しており、加えて、ここ数年自動化一貫ラインへ対するニーズも拡大してきている。
【ショーエイコーポレーション】
増収も事業環境反映し減益に
次期決算大幅改善へ積極努力
=平成27年3月期業績・次期見通し=
原材料価格、円安による輸入製品の価格高騰等による2015年3月期決算の不振は中手加工業界にとって避けられないものであった。パッケージ事業(軽包装用ポリ袋が主力)、メディアネットワーク事業及び日用雑貨品事業を柱として事業展開している㈱ショーエイコーポレーションも例外でなかった。芝原社長が出席、東京の兜町ビルでプレス発表を行ったが、同社長は「前期は事業環境のさらなる悪化で業績は低迷したが、2016年3月期業績は新たな改善策を積極的に実行、増収増益となることを確実視している」と力強い言葉で次期見通しを説明した。
平成27年7月15日号 №593 目次
【5月の紙袋需給】
ピークの米麦173%余に
角底紙袋生販ともに大幅減
中小加工業界の景気は依然低迷
全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱社長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱会長)両工組では恒例の平成27年5月度及び1月からの累計に関し、生産、販売(出荷)、原紙使用高等を集計、発表した。この結果を見ると、産業包装袋であるクラフト紙袋は、出荷シーズンの最盛期を迎えた米麦用袋の出荷高が前年対比で173%を記録、これが支えとなって月次、累計ともに前年比プラスとなっている。しかし、前年比マイナスとなった部門数は依然多く、粉粒体の産業包装袋業界の低迷からの脱却は難しいようだ。一方、角底紙袋の生産、販売はともに前年同月比、累計ともにマイナスであり、国民の景気回復は隅々まで浸透していないことが推測できる。
【JILS】
西田厚聰会長が4期目
=第5回定時総会を開催=
5つの重点事業活動方針発表
公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)では6月22日(月)午前10時より「東京プリンスホテル鳳凰の間」において第5回定時総会を開催した。定刻となり、西田厚聰会長が開会の挨拶後、報告2件、議案4件の慎重審議に入り、いずれも各報告、議案ともに原通を可決した。
【クラフト工組】
大西支部長「利益確保できる体質に」
関東支部で平成27年通常総会開催
全国クラフト紙袋工業組合関東支部では去る6月19日(金)午後4時15分より、東京新橋の「第一ホテル東京」において平成27年通常総会を開催した。定刻となり、市毛隆専務理事が開会を宣言、「本人出席21人、委任状出席15人、3月末の会員総数は37名ですので定款に則り第32条の準用で総会は成立」の旨の報告があり、その後、支部長である大西亮昭和パックス㈱社長が山本一雄佐藤産業㈱常務取締役を議長に指名、議案審議に入った。
【日印産連】
国連の「GC」への賛同表明
印刷産業の社会的責任向上めざす
日本経済団体では初めてのケース
一般社団法人日本印刷産業連合会(稲木歳明会長。以下日印産連)は、2015年 5月21日に開催された平成27年度第1回理事会において、国連が提唱する持続可能な社会の実現に関するイニシアティブである「グローバル・コンパクト」(以下GC)へ賛同表明することを決定した。この決定を受けて、稲木会長名で賛同表明レターをGCに送り、6月12日に国連グローバル・コンパクト賛同企業として登録された。日本の経済団体としてGCに賛同表明するのは日本で初めてのケースとなる。
畑迫社長体制続行
王子アドバ役員人事
王子ホールディングス㈱グループの角底紙袋を主力とする広範な軽包装資材のメーカーである王子アドバ㈱(本社=神奈川県座間市小松原1-36-5)では去る6月25日開催の定時株主総会及び取締役会において、役員陣と各役員の管掌・担当について決議された。畑迫信二社長の重任体制によって厳しい事業環境を乗り切る方針である。
<製パン製菓機械通常総会>
「競い合う、やる気こそ重要」
=日本製パン製菓機械工業会=
協同組合日本製パン製菓機械工業会(増田文治理事長)では去る5月26日(火)伊豆長岡の「三養荘」において、第54回通常総会を開催した。梶原秀治専務理事より「組合員89社のうち86社(うち委任状出席19社、書面出席27社。なお賛助会員6社の出席もあった)が出席、適法にて総会は成立の旨の報告があり、続いて原田淳一副理事長が開会の辞を述べ総会開会となった。
【中越パルプ工業】
加藤明美社長の経営体制
定時総会後の取締役会で決定
中越パルプ工業㈱(加藤明美社長。東京本社=東京都中央区銀座2-10-6)は去る6月25日開催の定期株主総会並びに取締役会の決議を経て、新経営体制が発足した。
社長に柳沢浩氏が新任
田中義治社長は会長に
=石川の新役員人事=
非常勤会長を選任
=三和紙工=
内山尚毅社長体制
=ニッポー役員人事=
<日本紙パルプ商事>
野口憲三社長の経営体制
小窓 クラフト紙袋減層化への挑戦
平成27年7月5日号 №592 目次
【4月度FC生産実績】
合樹は樹脂製・クロスが増
輸入は前月の反動で大幅増
粉粒体向けの需要増に期待
【日印産連】
創立30周年の節目に当たり
GD見直し再構築など事業活発化
富田経産省局長が業界活性化期待
一般社団法人日本印刷産業連合会(稲木歳明会長)では去る6月10日(水)午後4時より、ホテルニューオータニ「おり鶴舞の間」において第30回定時総会を開催した。稲木会長が議長に就任、「本日の定時総会議案審議が円滑に進められますようご出席各位のご協力をお願い致します」と挨拶の後、堀口宗男専務理事による各議案内容の詳細な説明ですべて原案通り満場一致で可決された。なお平成26年度決算報告に関連して手島英男監事(公認会計士)より監査報告がなされた。
【PV協和会総会】
さらなるPV袋普及促進
田中石川社長の会長体制で活動
滝原日清取締役が製粉動向説明
製粉業界の一般会員、PV袋メーカーの維持会員で組織するPV協和会(田中義治会長=石川㈱社長)の平成26年度定期総会が、去る6月11日(水)午後4時15分より東京の「学士会館」で開催された。事務局である石川㈱の田平信廣取締役容器営業本部長が司会進行役を務め、定刻となり開会を宣言、「本人または委任状持参の出席者は13社、委任状送付が23社で計36社、全会員が出席となり本会則第18条第2項に適法している」旨の報告の後、田中会長が挨拶した。その後、恒例により田中会長が議長に就任、田中議長は直ちにネクスタ㈱の田原圭二営業部長、シコー㈱の谷村光則課長を議事録署名人に指名、両氏の承諾を得て、総会開催となった。
【全グラ第45回通常総会】
「傍観者とならず自ら行動を
組合活動通じ元気になろう!!」
再任の田口会長が業界活性化策を強調
全国グラビア協同組合連合会(東京都墨田区業平1-21-9)は平成27年6月18日午後4時より、ホテルモントレグラスミア大阪において、理事21名のうち本人出席18名・委任状3名の下、第45回通常総会を開催した。①省エネ・省資源による地球環境保全への対応、②「グラビア印刷(軟包装)グリーン基準」の啓蒙と認定取得の奨励・周知活動、③業界品質基準策定(ガイドライン)の理解と支援を得る活動展開などを骨子とする2015年度事業計画を可決した。
新社長に岩﨑伸郎氏
=日本製袋役員人事=
クラフト紙袋、ポリ重包装袋等の産業用包装袋総合メーカーである日本製袋㈱(東京都千代田区神田須田町1-3)では去る6月18日開催の定時株主総会並びに取締役会において、代表取締役社長と取締役の新任が決まった。前社長の二宮尊志氏は退任、代わって日本製紙㈱より岩﨑伸郎氏が代表取締役社長に新任された。
田平社長以下重任
=不二麻袋人事=
不二麻袋㈱(静岡県静岡市清水区長崎148番地)では去る5月27日開催の同社定時株主総会並びに取締役会において役員選任が行われた。田平信廣社長ほか以下の全役員が重任となった。田平社長は「全役員一致協力して社業の発展に努力します。今後とも一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」と挨拶している。
小窓 製紙産業の構造改革
平成27年6月25日号 №591 目次
【王子HD・中越パルプ工業】
業務・資本提携を強化
製袋事業13社の持株会社新設
国内生産合理化、海外拠点強化
王子ホールディングス㈱(矢島進代表取締役社長)と中越パルプ工業㈱(加藤明美代表取締役社長)両社は、2015年5月29日開催の取締役会において、業務提携の強化に合意したことを発表した。両社は、2014年12月2日の取締役会において決議した業務提携及び第三者割当引受による資本提携実施を決議し、これに関し公正取引委員会による企業結合審査を受けていたが、2015年5月26日付で同委員会より問題解消措置の実施を前提に排除措置命令を行わない旨の通知書を受領、これに伴い第三者割当引受実行について決議、併せて業務提携の具体的強化についても検討、基本合意書の締結居ついても決議した。第1歩の内容は、業務・資本提携の概要は別紙の通り。
【日本PE連通常総会】
団体存在意義・価値成果を
藤森会長ほか役員体制続行
本年キーワード「価値認識と飛躍」
日本ポリエチレン製品工業連合会(藤森明彦会長)では去る5月28日午後4時より、東京一ツ橋の「如水会館」で平成26年度通常総会を開催した。定刻となり会則により藤森会長が議長に就任、第1~第3号議案までは戸上宗久専務理事が内容を詳細に説明、出席者の審議を求めた結果、満場一致で原案を可決した。第3号議案の平成27年度役員改選案については候補決定の経緯を戸上専務が説明、これを満場一致で可決した結果、正副会長については従来の加盟4団体会長または理事長が再任された。
【株式会社インターアクション】
廃棄物・リサイクル資源の
分別容器・スタンドを展示
日袋工普及研
「普及に精力的に取組み」
櫻井委員長続投で活動強化へ
=第33回通常総総会を開催=
日本角底製袋工業組合紙袋普及研究会(櫻井義昭委員長=中越パッケージ㈱社長)では去る5月29日(金)午後12時半より、東京銀座の紙パルプ会館3階会議室において第33回通常総会を開催した。定刻となり、副委員長の水上和郎副委員長(スーパーバッグ㈱)が司会進行役となり、「会員総数26社中出席17社、委任状出席8社、欠席1社で適法にて総会は成立」の旨を報告、総会開始となった。
【全紙工通常総会】
「目的意識を持って活動を」
大阪「都構想」を見て感じた事
黒田理事長重任など役員改選
全日本紙製品工業組合では、去る5月21日(木)午後1時10分より東京浅草橋の「共和フォーラム」において平成27年度(第51回)通常総会を開催した。
定刻となり白石元宏理事が司会進行を務め審議に入る前に、これまで業界の発展に尽力された多くの物故組合員に感謝し誠意の気持ちを込め、出席者一同で黙祷を捧げた。
はじめに黒田章裕理事長が挨拶、来賓として経済産業省製造産業局紙業服飾品課の渡邉政喜課長、矢野泰夫係長が出席し渡邉課長が祝辞を述べた。その後白石理事より「組合員総数60名、本人出席29名、委任状出席31名で適法にて総会は成立」の旨の報告があり、議長に黒田理事長が就任、議案審議に入った。
小窓 2020年の節目
平成27年6月15日号 №560 目次
【4月の紙袋需給】
本年初の前年比増示す
重・角底両品種の出荷(販売)
紙素材の魅力は包装分野示唆
全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱社長)、日本角底製袋工業組合(齊藤了介理事長=大昭和紙工産業㈱会長)両工組恒例の月例生産、販売(出荷)状況が集計され発表された。これによると両業界ともに4月の出荷高は本年に入って初めて前年比増加を示した。製紙連合会の月次生産統計による紙・板紙の国内出荷量が実に13か月ぶりにプラスに転じたが、その要因は段ボール原紙の増加を反映したもので、紙は依然としてマイナスを続けている。その中にあって、クラフト紙中心の洋紙加工品である重包装クラフト紙袋、角底紙袋共に前年比増となったのは、紙素材の包装市場向けの堅調さを示唆しているのではないだろうか。
昭和パックス
増収減益の3月期決算
タイ等の子会社業績が好調
グループの事業拡大と成長へ
クラフト製袋業界のトップメーカー昭和パックス㈱(大西亮社長。東京都新宿区市谷本村町2-12)はこのほど平成27年3月期の連結決算について発表した。売上高は198億4200万円(前期比1・5%増)、営業利益は8億1500万円(同▲8・2%)、経常利益は9億3100万円(同▲8・6%)、当期純利益は6億5900万円(同▲6・9%)であった。次期については営業強化など改善努力に傾注し、業績の大幅改善を見込んでいる。
【特種東海製紙】
増収ながら大幅減益
組織変更と役員異動等人事
体質強化で企業価値向上へ
特種東海製紙㈱(三澤清利代表取締役社長。東京本社=東京都中央区八重洲2-4-1)は、5月14日、平成27年3月期(平成26年4月1日~平成27年3月31日)決算を発表した。同時に組織の変更と役員の異動並びに新人事についても発表した。
連結売上高は788億4300万円、前期比0・9%増であったが、営業利益は24億7700万円で同▲22・1%、経常利益は27億6100万円で同▲21・6%、当期純利益においては2億400万円で同▲90・6%であった。
【関東グラビア協同組合】
田口理事長、3副理事長再任
『中小企業の一致団結』強調
=第45回通常総会を開催=
関東グラビア協同組合は5月21日、東京の第一ホテル両国において、組合員数41名のうち委任状出席18名を含む37名の出席により第45回通常総会を開催し、平成27年度事業計画として、「環境・品質・コスト」の調和と「安全・安心」を目指す諸事業を承認した。また、役員改選を行い、小林直人氏(八潮化学)、湯本雄一氏(日本パッケージング)の両氏を新理事に選出するとともに、理事長に田口薫氏(大日本パックェージ=写真)、副理事長に安永研二氏(東包印刷)、赤穂昌之氏(日商グラビア)、山下雅稔氏(巧芸社)の3氏を再任した。
<新生紙パルプ商事>
若林社長は会長に昇任
新社長に加藤康次郎氏
新生紙パルプ商事(株)(東京都千代田区神田錦町1-8)では5月26日開催の取締役会において新事業年度の役員体制を決議した。若林紀生社長は代表権のある取締役会長に、代表取締役社長に加藤康次郎取締役・専務執行役員、営業統括本部長が就任した。新役員体制は本文参照。平成27年6月19日付。
小窓 どんな時代でも製品価格適正化は常識
平成27年6月5日号 №589 目次
【全国クラフト紙袋工業組合】
景気は業種格差の現状を実感
白石理事長「時代変革」強調
=第73回通常総会を開催=
全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱社長)では去る5月20日(水)午後4時より東京「如水会館」において第73回通常総会を開催した。白石理事長が「理事長の重責をお引き受けし1年があっという間に過ぎました。総会開催に当たり緊張している次第です。この間、株価の大幅上昇などアベノミクス効果が出ていますが、原材料価格のアップで各社さんともご苦労されていることと思います。ご遠路ご多忙の中のご出席に心より感謝致します。また、平素の工組活動に対するご協力に対し改めて御礼申し上げます」と挨拶。その後、恒例により議長に関東支部長の大西亮副理事長(昭和パックス㈱社長)を指名、議案審議に入った。
【日本角底製袋工業組合】
新理事長に齊藤了介氏選任
「社会に貢献する事業」再認識を
第42回通常総会で新理事長要請
日本角底製袋工業組合では第42回通常総会を、去る5月21日(木)午後4時から東京銀座の「ホテルモントレ銀座」において開催した。長尾茂専務理事より「本人出席者数、委任状出席者数は定款の基づき適法にて成立」の旨が報告され、福田吉弘理事長(スーパーバッグ㈱会長)が急遽欠席となったため、本年2月の理事会において新理事長候補となっていた齊藤了介副理事長(大昭和紙工産業㈱会長CEO)が議長に就任し議案審議に入った。
【3月度FC生産実績】
全品種が前年比で生産減
合樹は樹脂製・クロスが増加
輸入コンテナは大幅減少
【話題・フレキシブルコンテナ】
生産・輸入の推移を探る
粉粒体用は需要増を期待
輸入コンテナは一服ぎみか
【中越パルプ工業】
加藤明美社長体制の新人事
姥島常務取締役が専務に昇任予定
中越パルプ工業㈱(加藤明美社長。東京本社=東京都中央区銀座2-10-6)は平成27年5月13日開催の取締役会において新役員人事を内定した。6月25日開催予定の第99期定時株主総会に付議し、総会の承認を経た後に開催される取締役会で正式決定する。加藤明美代表取締役社長体制の続行で、取締役の退任はなく、監査役の異動、6月25日付の執行役員の異動内定となっている。
【日本製紙】
代取副社長の異動人事
6月26日総会及び取締役会で決議
執行役員関連人事等も内定
日本製紙㈱では去る5月15日開催の取締役会において代表取締役を含む役員等の異動、併せて同社グループの主要会社5社の役員等の異動を内定した。日本製紙は6月26日開催予定の第91回定時株主総会並びに総会終了後の取締役会の決議で正式決定、グループ5社(日本製紙クレシア㈱、日本製紙パピリア㈱、日本製紙木材㈱、日本紙通商㈱、日本製紙物流㈱)の役員異動内定はそれぞれの株主総会並びに総会終了後の取締役会等の決議で正式決定する。
全取締役が再任
=新興マタイ人事=
クラフト紙袋、フレキシブルコンテナバッグ、太陽光発電システム等、包装、環境問題に積極的に取り組んでいる新興マタイ㈱(谷津和孝社長。長野県佐久市中込1-10-1)では、去る4月24日開催の第48回株主総会において役員の改選を行った。取締役全員が再任され、監査役が新任された。
小窓 日本市場も1層袋の芽が…
平成27年5月25日号 №588 目次
【大興製紙】
独立地場企業の新体制に
クラフト紙など総合包装用紙供給
ファンド保有株は全株地元企業に
両更クラフト紙を筆頭に包装用紙総合メーカーとして60年余の歴史を持つ大興製紙㈱がついにファンドグループから離脱、地元独立企業としてさらなる包装用紙専門の企業健全化、発展へ向けスタートした。大興製紙では去る4月30日付で等健次代表取締役社長は「当社株主の変更」に関し発表した。
【コンバーティングの明日を考える会】
第3回セミナーに310人出席
田口委員長「過当競争が貧困に」
全グラ連がPG認証でレベルアップ
関東グラビア協同組合(田口薫理事長)が事務局となって活動する「コンバーティングの明日を考える会」第3回セミナーが去る4月22日(水)午後1時半より5時までのスケジュールで「すみだリバーサイドホール」において開催された。今回のセミナーのテーマは「サスティナブルな業界を目指して~環境、品質、安全、安心の現状と進化~」。当日は310人が出席、最後まで熱心に聴講した。
【特種東海製紙】
3次元「印刷用紙」展示会
新製品『エアラス』市場創造へ
特種東海製紙㈱(三澤清利社長)では、去る4月16日(木)~18日(土)の3日間にわたり、東京・虎ノ門ヒルズフォーラムにおいて新製品の高級印刷用紙『エアラス・性能と品質』展示会を開催した。
新製品『エアラス(airus)』は3次元空間から生まれた最高級印刷用紙で、同社が誇る技術陣が3年余をかけて創出したものである。また、今回の展示会は1996年『Mr.B』発売に当たって開催して以来19年ぶりであり、IT時代の印刷用紙需要減への挑戦、新市場創出に対する絶対の自信の表れともいえよう
【春の叙勲】
田口全グラ会長が受賞
中小業界へ貢献「旭日小授章」
関連業界レベルアップ活動評価
大日本パックェージ㈱社長、日本パッケージング㈱会長、全国グラビア協同組合連合会会長の田口薫氏(写真)は、4月29日付の春の叙勲で「旭日小授章」受賞の栄に浴した。氏は昭和19年12月6日生まれ、岐阜県出身。現在は前記企業の代表を務め、他方、審議会、民間団体等の重職を歴任、多忙な業務をこなしている。今回の受賞は、グラビア印刷業界に限らず印刷・包装関連はじめ中小加工業界のレベルアップ、各企業の健全化、環境問題への取り組み等々のリーダーとして積極的に活動、その業績が評価されての受賞である。
進藤会長、矢嶋社長2CEO
=王子HDの新経営体制=
渡、渕上2副社長等6氏昇任
王子ホールディングス㈱では4月1日付人事による新経営体制を発表した。進藤清貴代表取締役会長、矢嶋進代表取締役社長両氏のグループ共同CEO以下、新人事は記事の通り。なお*印12名は6月末開催予定の定時株主総会へ取締役候補者として付議することを内定している。
大西体制新人事
=昭和パックス=
クラフト重包装袋トップメーカーであり、ポリ重袋等総合メーカーである昭和パックス㈱では4月23日に取締役会を開催、平成27年6月26日付をもって取締役全員が任期満了となるため新役員人事を行った。大西亮代表取締役社長重任のほか、河野弘征代表取締役会長の定年内規による退任等の人事も行われた。今回の人事は平成27年6月26日開催予定の同社第119期定時株主総会に付議し、その承認を得て同総会後の取締役会において正式決定される予定である。また、監査役の選任議案を同総会に付議することについては監査役会の同意を得ている。
畑迫信二社長体制
=王子アドバ=
王子HDグループの角底紙袋はじめ軽包装総合メーカーの体制を着々と強化充実している王子アドバ㈱ではこのほど開催の臨時株主総会及び取締役会において、畑迫信二社長重任のもとに営業本部長新任など、経営布陣の新体制を決めた。
杉浦社長経営体制
=名糖=
クラフト紙袋、特種ラミネート等で堅実経営を誇る名糖㈱では、4月27日開催の定時株主総会並びに取締役会において、杉浦聖一社長の続投のもと新経営体制を決議した。西本取締役管理本部長が常務取締役に昇任した。
JPI
本年11月に福岡大会開催
第53回全日本包装技術研究大会
8月28日締め切りで発表者募集
公益社団法人日本包装技術協会は、平成27年11月19日(木)~20日(金)の2日間にわたり福岡市の「電気ビル共創館」において、第53回全日本包装技術研究大会を開催する。目下8月28日(金)まで申込期間として研究発表者を募集中である。
目・耳・口
海外観光客増だけでは?
▼平成27年5月5・15合併号 No.587
【3月の紙袋需給】
重・角袋ともに出荷減少示す
景気それとも包装形態変化か
ベースアップも個人消費増には?
全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱社長)、日本角底製袋工業組合(福田吉弘理事長=スーパーバッグ㈱会長)両工組では恒例の月次生産、販売(出荷)及び累計実績についてまとめ発表した。それによると両業界ともに生産・販売ともに伸び悩み、円安を背景とする大手企業の業績好調を背景とするベースアップ、一時金の増加が個人消費の伸びにつながらず、包装資材の需要増までは至っていないようだ。原材料価格のアップ分の製品価格への転嫁が難航してきた原因の1つとして、依然需要の低迷が挙げられる。
<経産省・中小企業庁調査>
中小企業のコスト転嫁状況
新価格交渉力に企業格差を反映
ガイドラインの周知徹底進める
経済産業省では、業界団体所属企業及び下請中小企業に対して、業種毎に原材料・エネルギーコストの転嫁状況等の調査を実施し、結果を取りまとめ公表した。今後は、この結果も踏まえ、さらなる転嫁対策を講じてゆく方針である。
第5回PVCデザイン賞
デザイン提案と製品を募集
本年コンテストも大賞「100万円」
本年で第5回目となる「PVC Design Award2015」のデザイン及び製品の応募が始まる。本年テーマ「安心・安全・快適」。国内外未発表の「デザイン提案」の応募は5月7日より、「製品(試作品や中間素材を含む)」は7月1日より、広く一般から募集する。コンテスト開催の趣旨は、「汎用樹脂の中でも柔軟性、加工性・透明性等に優れるソフトPVC(軟質塩ビ)を生かした魅力ある製品開発を幅広く促すことで、関連産業の活性化と発展に寄与する」ことである
【FOOMA JAPAN 2015】
発見!「食」はいつも進化系。
6月9日(火)~12日(金)の4日間
去る4月8日(水)午後2時より、東京新橋第一ホテルにて一般社団法人日本食品機械工業会主催による「第38回FOOMA JAPAN 2015」国際食品工業展の記者発表が行われた。展示会実行委員会委員長の櫻澤誠氏は見どころを以下のように語った。
また、実行委員会副実行委員長の増田文治理事は国際関連情報についてコメントした。
【JILS】
物流管理・業務の改善事例
全日本大会2015を開催
4月21日と5月19日の2日間
公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会、日本ロジスティクス研究会では、4月21日(火)と5月19日(火)の両日にわたり、「明日の現場改善はこの大会から始まります」と謳った『全日本物流改善事例大会2015』を開催する。2日間の開催で、全国各地の30の物流改善事例が発表される。
光野社長体制
=王子製袋=
村澤氏が常務に昇任
王子ホールディングスのグループ企業であり、製袋業界では名門の歴史を持つ王子製袋㈱(光野卓社長。東京都中央区銀座5-12-8)は、4月1日開催の臨時総会並びにその後の取締役会開催において、光野社長体制の下、村澤洋営業本部長の取締役から常務取締役への昇任など、新経営体制を決議した。
話題
どの程度下がっているのか?
最近の経済紙上に常時取り上げられている原料の市況といえば、原油ナフサ価格を反映する合成樹脂の価格乱高下であろうか。幅広い需要を持つプラスチック、なかでも汎用樹脂の市況弱含みの推移は、加工業界にとってプラスであるはず……。しかし、原料価格の下落によって厳しい需要環境から救われているとの声をあまり聞かない。原料メーカーの値下げは、値上げ同様に相手次第で幅や実施時期が決まる傾向があり、小規模零細の加工企業にとっては、メディアで見聞きするような内容でなく、値下げ幅も実施時期も、大手加工業界とはかけ離れているとの不満もあるようだ。どんな状況下でも原料側の〝大企業〟に軍配が上がるのか?
小窓
適正価格実現への行政支援
経済産業省製造産業局と中小企業庁では、中小加工企業の企業健全化の実現を積極的に支援している。中小企業にとっては心強い政策であり、これの成果が確実なものになってほしい。同省では「原材料・エネルギーコストの転嫁状況等に関する業種別調査の結果」について取りまとめ4月2日に発表した。さらに「今後も、この結果を踏まえてさらなる転嫁対策を講ずる」としている。
平成27年4月25日春季特集号 No.586
【クラフト製袋業界】
そろそろ需要減歯止め期待
構改は「言うは易く行うは難し」
原紙の国内シェア競争激化懸念
重包装クラフト紙袋の需要低迷は続いている。2015年も1月が前年同月比98.4%、2月が98.8%、累計で98.6%と依然減少しており、全国クラフト紙袋工業組合事務局が年初にまとめた「平成27年重包装クラフト紙袋需要見通し」の暦年数字98.5%と近似的な数字のスタートである。工組がまとめる毎月の集計の需要品目数は20、この中で3分の2以上の品目が前年比マイナスを続けている。需要見通しがマイナスのものの中から、「減少に歯止めがかかり前年比プラスに転じてほしい」と期待できる材料を探すのは一苦労だ。
【日本PE製品工連】
本年度はCDに比重をおき
プラ製品の社会的レベルアップを
「いい樹脂の日」制定し健全成長
重包装袋業界にあってプラスチック製品のウエイトは高い。その中で代表的な品種がポリエチレン重包装袋とフレキシブルコンテナバッグである、コンテナバッグの素材はHDPEとPPを素材とするフラットヤーンであり、また紙及びフィルム素材のラミネート製品も欠かせない原反となる。これら3業界の各団体をまとめ、業界を取り巻く社会的課題解決に関し関連業界と常にコミュニケーションを密にしているのが日本ポリエチレン製品工業連合会である。同連合会と官学民の一体感は、他の中小加工業界団体には見られないほど醸成されている。ポリ工連に約10年在籍、その間積極的に新たな問題を提起、解決に取り組んできた戸上宗久専務理事は本年の定時総会をもって退任する。同氏と対談の機会を作ってもらい、連合会活動の新たな方向の主旨をまとめてみた。
「エヌプラス2015」
第1回ナノインプリント展
本年9月30~10月2日開催
「エヌプラス2015」のプラスチック総合展と新設の特別企画「第1回ナノインプリント展」が来る9月30日(水)~10月2日(金)の3日間、東京ビッグサイト西ホールで開催される。「エヌプラス2015」は「素材」と「技術」が主役の「新たな価値をプラスする材料と技術の複合展」である。①軽量化・高強度化技術展、②炭素繊維加工・活用技術展、③プラスチック高機能化技術展、④接着・接合・ファスニング技術展、⑤コーティング・表面処理技術展、⑥耐熱・放熱・断熱技術展、⑦ソフトマテリアル開発技術展の7つのキーワード別展示会となっている。
【藤田・日本マタイ社長に聞く】
企業体力強化が成長への条件
本年度から本格的な事業環境良化期待
総合軟包装事業の積極的拡大・充実へ
日本マタイ㈱は本年4月1日をもって森下㈱を吸収合併し、新生「日本マタイ㈱」としてスタートした。同社はポリ重包装袋、クロス製フレキシブルコンテナバッグの国内トップメーカーであり、これにクラフト紙袋部門も加えると、重包装用軟包装資材では国内有数の総合メーカーとなる。これに樹脂加工部門(ラミネート・工業樹脂)を持ち、レンゴーグループの朋和産業㈱と肩を並べるポジションにある。今回さらに森下㈱分が加わったことでクロスラミ部門とネット資材部門が増え、加えて国内外の生産販売体制が強化された。まさに日本マタイは親会社レンゴー㈱の目指す「ゼネラル・パッケージング・インダストリー」に追随する体制強化が実現した
【米袋協通常総会】
米穀生産流通変革期に直面
全農の体質強化取組み注視
製袋関連企業の透明性求められる
全国米麦紙袋協会(佐藤公夫会長=佐藤産業㈱社長)では去る4月3日午前11時より東京大手町の「パレスホテル」において、第49回(平成27年)通常総会を開催した。定刻となり、市毛隆専務理事より開会宣言、会員数31人のうち「本人または委任状持参出席が25人、6人が委任状提出で、法的に本総会は成立」の旨の報告があり、引き続き佐藤会長が開会挨拶、議長就任、議事録署名人に共栄製袋㈱長野正明、大昭和紙工産業㈱菊池宗博両氏を指名の後、議案審議に入った。
【大石産業】
「90年の経営理念変わらず」
=大久保新社長に抱負を聞く=
中小包装グローバル企業の先陣
九州を発祥の地として今年で90年の歴史を持つ大石産業㈱(本社=北九州市八幡東区桃園2-7-1)は去る4月1日付で新トップ人事がスタートした。中村英樹代表取締役会長、大久保則夫代表取締役社長体制である。
【企業紹介・ニューロング】
CSRネットワーク徹底
重軽軟包装機関連総合メーカー
本年FOOMAで新製品を出展
日本の製袋業界とともに歩んできたニューロング㈱(近藤恭弘代表取締役会長。稲垣友彦代表取締役社長。本社=東京都台東区東上野6-4-14)は、事業環境の厳しさに的確に対応し、従来からの4つのエンジニアリング・ユニットと3つのネットワーク体制による積極的なグローバル戦略を展開している。これは、ユーザー業界はじめ関連業界と共生するための同社のキーワードである。21世紀さらには次代を見つめ、加速する日本経済のグローバル化へもすでに完備している海外ネットを活かし、ユーザー業界の健全化、発展に寄与するための活動である。
【日本マタイ】
藤田社長の経営布陣
組織変更と役員人事
日本マタイ㈱(藤田真夫社長。本社=東京都台東区元浅草2-6-7)は4月1日付で森下㈱を吸収合併したのを機に、組織の変更及び新役員人事を行った。組織の点では、旧森下の営業部門内のラミネート本部の産業資材営業本部産業資材営業部、包装資材本部の物流資材営業本部、産業資材本部土木建設資材営業部、ネット資材営業本部、生産部門内の旧森下に関する管理本部及び生産本部が組み込まれた新組織となっている。
【日本紙パルプ商事】
野口社長体制の新人事
昇任など執行役員制度拡充
日本紙パルプ商事㈱(野口憲三代表取締役社長。本社=東京都中央区勝どき3-12-1フォアフロントタワー)では、このたび執行役員制度を拡充し、役員がそれぞれ選出され、4月1日付にて新経営体制が発足した。
平成27年4月15日号 No.585
【2月の紙袋需給】
重包紙袋出荷は依然減少
角底紙袋は前年比大幅減
中小加工業界の景気低迷反映
全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長=シコー㈱社長)、日本角底製袋工業組合(福田吉弘理事長=スーパーバッグ㈱会長)両工組では本年2月度の生産、販売(出荷)原紙使用高等についてまとめ発表した。それによると、両品種とも依然前年比減が続いており、中小加工業界の苦境を表している。4月以降、消費生活用品が幅広い分野で値上げされる傾向にありこれが包装資材需要に影響することが懸念されている。
王子HD
進藤会長、矢嶋社長体制の
グループ共同CEO新布陣
4月1日付と6月下旬付新人事
王子ホールディングス㈱(以下、王子HD)は3月27日開催の取締役会において代表取締役の異動を決議した。経営体制の変更にためである
【王子マテリア】
社長に野沢副社長が昇任
執行役員、工場長などの人事も
王子HDグループの王子マテリア㈱(東京都中央区銀座5-12-8 王子ホールディングス1号館6F)は4月1日付で役員及び主要人事について発表した。
【IGAS国際印刷機材展】
3年周期の開催に変更
本年9月開催は盛況確実視される
印刷機材団体協議会(宮腰巖会長)は、これまでIGAS及びJGASを2年毎に交互開催してきたが、2015年以降はJGAS開催を中止しIGASを3年周期で開催することを決めた。次回IGAS開催は2018年となる。
この変更はドイツのデュッセルドルフで開催されるDrupa(国際印刷・メディア産業展)の開催周期が2016年以降、これまでの4年から3年へと変更されることに対応するもの。世界における印刷関連業界は、多様な情報メディアの出現と普及、デジタル技術の革新などにより急激な変化の中にあり、世界4大印刷機材展の一つであるIGASにおいても、最新技術やソリューションを世界に発信する場として、さらに進化していくことが求められている。この開催周期の変更に伴い、アジアにおけるプレゼンスを高めこれまで以上に顧客視点に立った革新的なIGASを創造していく方針。
<53th FISMA TOKYO>
縫製関連ミシン専門展示会
本年10月東京ビッグサイト開催
http://www.jetro.go.jp/j-messe/tradefair/FISMATOKYO_44492
東京都ミシン商工業協同組合(小山栄三理事長)主催、東京都の共催によるアパレル生産機器の専門展「第53回FISMA TOKYO」が本年10月15、16日の2日間にわたり東京ビッグサイト西ホールで開催される。現在、出展募集中である。
アパレル産業並びに関連産業の向上と発展を目的として、昭和34年の第1回開催から半世紀以上にわたり回を重ね、その重要な役割を果たしてきたFISMA TOKYOが、今年53回目の開催を迎え、いよいよ出展募集を開始した。FISMA TOKYOは、工業用・家庭用ミシンをはじめ関連機器、副資材、アタッチメントなど原反投入から仕上げ工程まで、アパレル生産のあらゆるシーンを網羅した展示会で、多様化するユーザーの課題解決を図る。
目・耳・口
欧州は軽量プラ袋規制強化
▼平成27年4月5日号 No.584
【1月度FC生産実績】
合樹はランニングが生産増
クロスコンテナはやや低調
輸入コンテナは順調に推移
日本フレキシブルコナテナ工業会(時田周明会長・ナショナルマリンプラスチック社長)はこのほど、平成27年1月分のフレキシブルコンテナ生産実績、および財務省輸入通関統計をまとめ発表した。フレキシブルコンテナの生産高は、ランニングコンテナの樹脂製コンテナが前年同月比で118%、ゴム製コンテナは同158%となった。
【製袋加工業界】
新事業年度入りで全面解決へ
原紙・製品価格アップ修正動向
昨年10月から11月にかけて打ち出された包装用紙メーカーの原紙価格値上げは現行価格の12%アップが大勢であった。しかしメーカー間に1か月の実施差があったことと、それを受け入れるための製品価格のアップ修正に努力した製袋加工業界の一部エンドユーザーの抵抗が想像以上に強かったという一種の誤算もあって、全体的に遅れているのではないかと見受けられた。
【特種東海製紙】
組織変更と役員異動
産業素材事業グループ強化
段ボール原紙、クラフト紙等産業用紙で高く評価されている特殊東海製紙㈱(三澤清利社長。東京都中央区八重洲2-4-1)では、3月17日開催の取締役会において組織変更及び役員の異動並びに人事異動を決定した。
「エアラス」展示会を開催
=4月16日~18日の3日間=
特種東海 デジタル化深耕に対応
特殊東海製紙㈱(本社・東京都中央区・三澤清利社長)は新開発した高級印刷用紙「エアラス」の展示会、「エアラス・性能と品質」を4月16日(木)~18(土)まで、東京都港区の虎ノ門ヒルズフォーラム4階ホールBにて開催する。
<4月22日第3回セミナー開催>
サスティナブルな業界を目指して
~環境、品質、安全、安心の現状と進化~
「コンバーティングの明日を考える会」主催
全国グラビア協同組合連合会内に事務局を置く「コンバーティングの明日を考える会」(委員長=田口薫全国グラビア協同組合連合会会長)では、来る4月22日(水)に第3回セミナーを開催する。このセミナーでは、グラビア印刷関連業界全体でこの貴重な知見と経験を共有し、食品パッケージの社会的責任の重さと価値の認識のレベルアップに繋げることを使命としている。
話題 原油市況軟調の影響が
クラフト紙も需給不安
包装資材の2台素材である包装用紙特に両更クラフト紙は、国内需要の低迷でここにきて市場に変化が見え始めている。アジア市場の拡大と円安が輸出増を呼び国内需給は引き締まりとなり、これが一気に原紙値上げを加速した。
<日印産連>
25工場・資機材29製品認定
第35回GP認定委員会で認定
一般社団法人日本印刷産業連合会(稲木歳明会長。略称=日印産連。東京都中央区新富1-16-8)は、平成27年3月13日開催の第35回グリーンプリンティング(GP)認定委員会において、新規として3工場と更新22工場、合わせて25工場を認定した。その結果、GP認定工場は全337工場となった。
【竹 尾】
台湾・台北巡回展を開催
ペーパーショウ「SUBTLE」
印刷用紙、特殊印刷用紙「ファンシーペーパー」等の販売、輸出入、企画開発で著名な㈱竹尾(竹尾稠社長。東京都千代田区神田錦町3-12-6)では、本年5月に台湾・台北市において「ペーパーショウ」を開催する。同社は、国内紙関連業界において唯一かつ最大規模の展覧会として、1965年以来「ペーパーショウ」を開催している。
来場者は前回より減少
MOBAC SHOW2015
中国、台湾、韓国からの減少
日本製パン製菓機械工業会主催による「2015モバックショウ」(第24回国際製パン製菓関連産業展)は千葉の幕張メッセで2月18日(水)~21日(土)の4日間の会期で開催された。281社1642小間の多数の出展があったにもかかわらず、来場者は前回より減少した。主催者側は「国内来場者は想定内であったが、中国、台湾、韓国からの来場者が減少した」と述べている。
JPI
優れた包装技術普及に寄与
=2015日本パッケージングコンテスト=
5月26日締めで応募スタート
公益社団法人日本包装技術協会(尾﨑元規会長。略称=JPI)主催による「2015日本パッケージングコンテスト」(第37回)の出品作品募集が始まった。包装は、時代の変化とともに研究開発され、社会生活に重要な役割を担っている。日本パッケージングコンテストは、我が国の優れたパッケージングとその技術を開発普及することを目的として実施している。
11月開催で出展募集中
第1回上海国際包装産業総合展
『interpack』などの各業界を世界的にリードする見本市を主催するメッセ・デュッセルドルフが、すでに実績のある『CHINA-PHARM ? 中国国際製薬産業展』を核に、『Pac Pro Asia-中国国際包装資材製造・加工展』、『Food Pex- 中国国際食品加工・包装産業展』、『Bulk Pex-中国国際バルク包装技術・機器展』を加え、急速に発展する中国包装市場の未来を照らす『swop-上海国際包装産業総合展』を、2015年11月に開催する。
目・耳・口 ついに重包装製袋倒産が……
クラフト製袋業界のオイルショック(ピークは1979年)後の需要低迷は一時的に回復傾向をみせたこともあったが、年平均2%前後ながら35年間続いており、現在はピーク時の40%前後の需要で推移している。当然、この間に全国クラフト紙袋工業組合加盟の製袋企業数が激減していることは言うまでもない。
小窓 アジア圏成長は続く
▼平成27年3月25日号 No.583
【1月の紙袋需給】
合樹用など重包装は不振
角底紙袋も販売は大幅減
包装の本年スタートは低調
本年スタートの1月度クラフト紙袋及び角底紙袋の生産出荷実績がまとまり、両業界工業組合から発表された。両品種の販売(出荷状況)は前年比100%を切る低迷で、中小加工業界の景気は、流通業界のご理科・変革等の影響で1年間の見通しに大きな回復期待は持てそうにもない。活発な国内インフラ投資も包装資材の上昇の後押しにはなっていないようだ。
社長に大島響氏就任
=丸紅紙パルプ販売=
【福助工業】
地球環境保全推進に注力
新製品「ニュー環境バッグ」発表
バイオマス「バイオレフィン」
国内レジ袋の大手メーカー、福助工業㈱(本社=四国中央市)は先のスーパーマーケットショウに出展、新製品「ニュー環境バッグ」をPRした。「バイオレフィン」誕生を契機に、従来のポリオレフィン(ポリエチレン)と同じ物性であることから、同社では新製品市場拡大に注力している。
日本能率協会が受託
ドイツメッセ日本代表業務
一般社団法人日本能率協会は(JMA)、ドイツメッセ(ハノーバー)と日本代表業務の提携に基本合意した。国際的に認知度の高い見本市ネットワークと、JMAの持つ幅広い認知度を活かした日本企業のグローバル化推進、ドイツメッセ開催の出展・視察の業務を行うことになる。
<物流改善>
自動化工場向け新トレー
ティ・エス・ケイで発売へ
TSK㈱は一段と物流改善合理化機器及びシステムの販売普及に積極的に取り組んでおり、業績は向上している。今ニア発表のシステムは「自動化工場向けの低倍発泡トレー」である。物流コスト低減と作業性の大幅改善による省力化も実現している。
再生ニッポンの決定打に!
今秋「ギフト・ショー」開催発表
回を重ねる度に新記録の出展来場
㈱ビジネスガイド社主催の「第80回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2015」「第18回グルメ&ダイニングスタイルショ―秋2015」開催概要を発表した。マイドインジャパン製品の国際的レベルアップによって年々ギフト・ショーの規模は大きくなっており、出展者及び来場者ともに出展品の包装に対する関心も高くなっている。
「テントからテント」システム
太陽工業が資源循環に新たに挑戦
世界的なフレキシブルコンテナバッグ及び幕構造物のメーカーである太陽工業㈱が、リサイクル技術を活かして資源循環に取り組んでいる。またこれの実用化のためインフラ企業に投資、「テントからテントを生み出す」ことを目指して研究開発している。
2015NEW環境展
5月26日東京ビッグサイト
<連載155> コーヒーブレーク
「お客さまが容疑者になるリスク」
<小窓>本格的協業化、統合の時代に
▼平成27年3月15日号 No.582
【クラフト紙袋】
本年国内需要も微減の予測
現実は予測以上の低迷懸念
工組で平成27暦年の予測作業結果
原紙はアジア諸国への輸出増期待
粉粒体包装容器の主役であるクラフト紙袋の2015年需要予測結果が発表された。それによると2014年出荷高は前年比98%であったが、本年は98・8%と0・8ポイント改善されるとみている。しかし減少傾向に歯止めがかかっているわけでなく、製袋業界は需要維持と採算性確保に苦慮しそうだ。化学薬品、合成樹脂の減少に変わる新規分野の創造は相当困難視される中で、今後の製袋各社の動向が注目される。
=2014年包装用原紙輸出入=
海外需要増と円安で輸出増
日本紙類輸出・輸入両組合まとめ
国内の需要減で新たな経営方針を要求されている日本の紙パルプ産業は、体質の改善に加えさらなるグローバル化による海外市場の獲得が大きな課題である。段ボール業界では積極的にアジア市場に進出しているが、印刷用紙業界は簡単ではないだろう。その中で国内需要がシュリンクしている製袋業界にとって、アジア市場は魅力がある。製紙各社の包装用紙輸出の積極性は今年も続きそうだ。
【大石産業】
将来を見据えた新経営体制
4月より中村会長、大久保社長
九州の包装産業界の雄である大石産業㈱のトップ人事が行われる。同社100年余に及ぶ沿革の中で初のファミリー外の社長誕生である。グローバル化を一段と濃くする同社の今後の進展が注目される。
管理職人事異動
=昭和パックス=
【日包工】
日印包装関連関係強化へ
インド・ムンバイでセミナー開催
日本包装機械工業会(大森利夫会長)は、このほどインド・ムンバイにおいて、インドの包装関連代と共同でセミナーを開催した。日報工会員の輸出振興、情報の交流を強化し、両国包装機械関連の貿易振興、パートナーシップ構築のためのセミナーである。日包工では今秋10月東京ビッグサイトで「JAPANPACK2015」開催PRにも大きな成果を得た。
<連載154> コーヒーブレーク
「この人痴漢! つかまえてぇー」
【フレキシブルコンテナ】
ランニング・クロス堅調
平成26年度FC生産実績
生産は除染用が支える
日本FC工業会(時田周明会長)は平成26年の国内フレキシブルコンテナ生産動向についてまとめた。ランニング、クロス製品の生産合計数は464万袋、前年比4%のアップであった。石化関係、除染用市場の活況が主因となっている。
【iba2015出展案内】
主催側トップ来日しプレゼン
9月にミュンヘン見本市会場開催
ドイツ・手工業見本市会社は「MOBACK」会期中の2月19日、幕張国際会議場において、ドイツ・ミュンヘンで開催される「iba2015」のプレス発表を行った。ドイツ製パン工業中央連盟の正副会長ほか幹部が出席、また日本製パン製袋加工業界の増田理事長も出席、世界有数の製パン製菓見本市のポジションを持つ「iba」の特長などをPR、日本よりの出展、視察団の来場を期待していることを強調した。
<小窓> 欧米でどら焼きが売れる
▼平成27年3月5日号 No.581
【12月度FC生産実績】
合樹はランニングが生産増
輸入は依然として増加基調
本年度は全品種が生産増
日本FC工業会では2014年のコンテナバッグ国内生産及び輸入数量についてまとめ発表した。国内さんは主にランニングタイプで、除染用が前年比101%であったが、これは生産加工能力不足が影響して需要増に対処しきれなかった要素もあるとされている。国内プラントがシュリンクしている合成樹脂であるが、バラ化または大型化へと物流形態が変わっているのが理由で大幅増加している。クロス製品は依然輸入品が主役である。通関実績に比べ国内産はわずか7%、しかし除染用が前年比248%と急増しているのが全体の伸びの支えとなっている。
【特種東海製紙】
21世紀は2度目の紙発明期
3次元特殊印刷用紙開発を発表
特種東海製紙ではファンシーペーパーの新製品を発表した。3次元特殊印刷用紙として、立体感のある肌さわりから、かつてない印刷効果による新規需要の開発が期待される特殊紙である。ブランド名は「エアラス」で、エアは空気を意味し、紙にフヮッとした感性を持たせたもの。紙市場の3次元世界の創造でもある。
<クラフト工組関東支部>
「素直に、かつ大胆に進む」
大西支部長が新年会で会員に要請
全国クラフト紙袋工業組合関東支部では新年会を開催した。大西亮支部長(本部副理事長、昭和パックス社長)は「厳しい事業環境は会員共通であり、今年はこれの問題解決に各社自助努力を強化し、明るい業界を実現しましょう』と挨拶した。
【株式会社共立物流システム】
物流コストの削減を提案
好評のレンタル販売を推進
企業業績は安定に推移する
コンテナバッグ、産業資材物流機器システムメーカーの共立物流システムの神吉清二郎社長に、今後の企業戦略等について対談した。順調な業績をあげている同社の新システム開発、販売姿勢は独自のものである。独自性が成功の秘密の一つでもあろう。
販売、リース、レンタルのコンテナ供給、フィルム搬送用ボックスパレット、これら好調な分野についてのご意見を収録した。
【寺岡精工】
片山隆新社長就任の挨拶
「新しい常識の創造」への挑戦
新製品「スマイルセルフ」発表
スーパーマーケットなど流通業界のレジ革命を実現した寺岡精工は、トップ人事を行い、先のスーパーマーケット・トレードショーに出展のブースにおいて片山隆新社長は『感謝 やろう 出来る 他で造れぬものをつくる』の社是を述べ、同時に同社の4つのビジネスフィールドについても語った。新製品紹介はレジ革命ともいえる「スマイルセルフ」の実演を行い、スーパーマーケット等小売業界220店舗に採用されていることもを公開し、なお引き続き順調に伸びていることを語った。
【印刷産業機械工業会】
四国地区企業が初の取得
Japan Color認証
全国の総取得数は353件に
一般社団法人日本印刷産業機械工業会で推奨、普及を図っている「ジャパンカラー認証制度」は順調に進捗しており、印刷業界のレベルアップを実現している。今回、四国で初めての認証取得企業となったセキ㈱(本社=松山市)について発表した。
【JPI】
第39回木下賞候補推薦
募集期間は本年3月末まで
公益社団法人日本包装技術協会(JPI)恒例の第39回木下賞の候補推薦募集を始めた。締め切りは3月末。研究開発部門、改善合理化部門、新規創出部門の3部門を対象にしている。
第21回包装新人研修コース
=JPI主催の人財育成=
4月16日(木)、17日(金)合宿制
<小窓> 製袋業界も値上げ加速を
平成27年2月25日号 No.580
【平成26年紙袋実績】
重包紙袋は前年比97.9%
角底袋は同96.5%と低調
両業界の景況感は悪化の傾向が
全国クラフト紙袋工業組合、日本角底製袋工業組合の両工組による平成26年1~12月期生産、
出荷数字がまとまった。同時に平成26年10~12月期の景況感アンケート調査結果についても発表された。生産、販売高は両品種とも前年比減を免れなかった。依然需要は低迷しており、加えて昨秋の原紙値上げの製品価格への転嫁に苦慮している状況が景況感にも表れている。
【日本PE製品工連】
「ビジネスチャンスこそ」
藤森会長がキーワード「漢詩」
茂木経産省課長が成果ある政策披歴
日本ポリエチレン製品工業連合会の恒例の新年賀詞交換会をレポートした。藤森連合会会長は「雖有?基不如待時」の漢詩を引用し、ビジネスチャンスをしっかり捉えることを強調した。来賓の経産省・茂木化学課課長は「政府は幅広い景気対策を実行しており、皆さん方も遠慮なく当方にご意見を寄せてほしい」と挨拶した。
【関西POF協会】
平成27年年始会を開催
会員多数が出席し盛況に
関西地区のポリオレフィンフイルム企業で組織する関西POF協会が平成27年度年始会を開催した。第1部は定例懇談会、第2部が新春講演会、第3部が新年パーティのスケジュールで午後3時から6時半までの3時間、有意義な新年のスタートとなる時間を過ごした。
<2015全グラ新年会>
「真の企業競争の在り方で!」
田口薫会長が「三方良し」を強調
全国グラビア協同組合連合会では関東グラビア、関東プラスチック印刷の両協組と合同で新年会を開催した。田口連合会の幅広い人脈もあり、石原伸晃衆議院議員ほか多数の来賓を迎え盛況を極めた。田口全グラ連会長はあいさつの中で「「売り手よし、買い手よし、世間良し」の三方良しを強調した。
<平成27年賀詞交歓会>
「ものづくり産業の革命を」
日本製パン製菓機械工業会で開催
日本製パン製菓機械工業会(増田文治理事長)の新年賀詞交換会開催のレポートである。第1部では前中華人民共和国特命全権大使の丹羽宇一郎氏が講演した。第2部が賀詞交歓会で増田理事長挨拶、来賓代表は経産省の服部嘉博課長補佐、日本製パン工業会の飯島延浩会長ほか、全国菓子工業組合連合会会長、日本洋菓子協会連合会会長等が挨拶を述、乾杯発声を行った。
<2015年賀詞交歓会>
「高齢化社会の次の一手を」
日本食品機械工業会で盛大に開催
日本食品機械工業会の賀詞交歓会レポートである。林孝司会長は「発見!食はいつも進化系をキャッチフレーズとし手開催するフーマジャパンへの注力」に関し挨拶した。経産省の佐脇機械課課長は「成長のためにはエンジンの積み替えも必要」と成長への戦略の一つを説いた。
<連載154> コーヒーブレーク
〝大学が倒産する〟
<小窓> 過去5か年紙袋出荷実績比較表
▼平成27年2月5・15日合併号 No.579
【2015年紙・板紙内需試算】
包装用紙は前年比1%減
段ボール、紙器用は微増
印刷連10団体は製紙連に値上げ反対
日本製紙連合会は2015年紙・板紙の内需試算を発表した。合計数字では内需は減少を続けるが、包装用紙関連は堅調と見ている。特に段ボール・紙器用原紙は若干ながら増加する見通し。また製袋用クラフト紙は内需が減少するが輸出増でカバーし包装用紙合計で1%減にとどまる見通し。また印刷用紙については需要減、コストアップを主因として各メーカーは値上げを発表しているが、これに対し印刷関連10団体が値上げ反対要望書を製紙連に提出している。今後の成り行きが注目される。
【王子HD】
進藤・矢嶋共同CEO体制
1月11日付新経営体制を発表
小窓 M&Aを期待するには
王子ホールディングスでは先のトップ人事に関し、1月11日付で進藤清貴代表取締役会長、矢嶋進代表取締役社長両氏の共同CEO体制に基づく新経営体制を発表した。
【大森機械工業】
大森昌三記念財団を設立
研究調査、奨学金給付等を助成
包装機械の総合メーカーである大森機械工業㈱(大森利夫社長)は、創業者である大森昌三代表取締役名誉会長の長年の活躍と包装機械関連業界への功績を祈念してこのほど「大森昌三記念財団」を設立した。包装関連のソフト、ハード面での研究調査、また学生、研究者等への奨学金を助成する財団である。
話題 製袋の景況感低調
<連載153> コーヒーブレーク
ふるさと納税をやろう
【JILS賀詞交歓会】
最大の経営戦略「人材育成」
JILS今年の重点施策に
経産省・国交省との官民一体体制で
公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会は去る1月13日経団連会館で新春講演会、新春賀詞交歓会を開催した。開催に先立ち西田厚聰会長、川合正矩副会長、徳田雅人専務理事が記者会見、本年の活動方針について説明した。講演会では日立ロジスティクス㈱の鈴木登夫取締役会長が自社の成長、グローバル化等について講演した。賀詞交歓会では西田JILS会長の挨拶、来賓を代表して経済産業省の佐々木良大臣官房審議官の挨拶、国土交通省の羽尾一郎大臣官房審議官(公務で海外出張のため島田勘資課長が代読、乾杯発声)の挨拶が行われた。
<新年賀詞交歓会>
「ジャパンパックを盛り上げ、
希望に満ちた年にしましょう」
日本包装機械工業会、日本包装リース共催
日本包装機械工業会(大森利夫会長)、日本包装リース㈱(佐藤保壽社長)合同による新賀詞交歓会が東京大手町の「パレスホテル」において開催された。本年は秋にジャパンパックが開催される年であり、大森会長は景気回復を先導するためにも、ジャパンパックを盛り上げようと訴えた。来賓の経産省産業機械課の佐脇紀代氏課長は「ロボット時代の到来にふさわしい包装機械の実現を期待する」との挨拶を行った。
本社及び工場移転
=ティ・エス・ケー社=
保有設備の充実図る
<小窓> M&Aを期待するには?
▼平成27年1月25日号 No.578
【クラフト紙新年互礼会】
今年の景気は〝自助努力〟
中小加工業界もベア可能へ
製袋、製紙など6団体で盛況に
恒例のクラフト紙関連6団体共催による「クラフト紙新年互礼会」が開催された。主催者代表の三宅クラフト紙委員長は『近年の紙全般の需要は著しい減少を示している。しかし包装用紙は需要拡大の要素を持っており、関連業界一体となって新需要を掘り起こしたい』と挨拶した。来賓代表の経産省の渡邊紙業服飾品課長は『中種加工企業もベア可能な健全化を支援したい』とプラス思考の大切さを訴えた。福田日袋工理事長、白石クラフト紙袋工理事長、鈴木ラミ紙部会長及び佐々木純白ロール委員長が壇上に上がって乾杯発声、中締めを流通代表の大川会長が行い意義ある互礼会を終えた。
【11月度FC生産実績】
ゴム製が大幅な生産増
合樹はランニングが好調
輸入コンテナ5千万袋に
日本FC工業会集計の平成26年11月度のフレキシブルコンテナバッグ国内生産動向及び輸入状況についてのまとめである。国内生産はランニング、クロス製の両品種とも前年比減であったが、ゴム製品は前年比295%と大幅伸びであった。輸入品は前年比は95%ながら累計では116%と伸びている。伸び率が高いのはベトナム、ミャンマー製品である。
【太陽工業株式会社】
第16回グリーン大賞表彰式
東京ビッグサイトで開催さる
グリーンネットワーク主催のよる「第16回グリーン購入大賞」は、フレキシブルコンテナバッグ、幕構造物で世界的な企業である太陽工業株が、昨年12月に東京ビッグサイトで開催された「エコプロダクツ2014」イベント会場で受賞した。能村卓太陽工業専務が出席し表彰状を授与された。
【話題・フレキシブルコンテナ】
粉粒体用はランニング増クロス減
日本FC工業会が集計する毎月の国内FC生産動向、海外よりのクロス製品輸入調査を分析、解説してみた。両製品の需要増加傾向の因は、やはり平成24年5月から新採用となった「除染用」の登場である。しかし国内生産分野でのクロス製品の低調さは否定できない。
<連載152>コーヒーブレーク
春を待つゴルフツアー
<包装界合同新年会>
次世代包装へのチャレンジ
JPI含め10団体で盛況の新年会
公益社団法人日本包装技術協会(JPI)ほか9関連団体の共催による「包装界合同新年会」が開催された。主催者代表のJPIの尾﨑会長は『近未来を見据えた次世代包装への挑戦日袋工果敢に取り組みたい』と、来賓代表の経産省の渡邊紙業服飾品課長は『新事業へのチャレンジが成長戦略を支える。包装関連各企業も健全化に努力し、ベースアップを実現、社会生活の好循環を実現してほしい』と要請した。乾杯発声の浅野JPI副会長は『包装界が時代の先鞭を走りたい』旨を述べた。
【KPP】
連結2子会社を合併
国内紙・加工品需要減に対処
国内3大紙流通企業の1社である国際紙パルプ商事㈱は連結子会社の三協通商㈱と大日紙㈱を合併し、大日三協株式会社とすることを発表した。紙・板紙の国内需要の減少傾向に対処したもの。
<小窓>政府と民間の共通課題
▼平成27年1月5・15日合併号 No.577
【平成26年11月紙袋実績】
重包装・角底紙袋ともに
昨年も前年比増にならず
消費増税後の個人消費低迷が原因?
恒例のクラフト紙袋、角底紙袋の昨年11月度生産販売実績及び1月からの累計である。産業用のクラフト紙袋、個人消費反映の角底紙袋、両品種ともに前年同月比減少となった。一昨年12月分をプラスし、1~12月分を想定しても前年比減となる。業種差が数字に出ており、クラフト紙袋は2015年もあまり期待できそうもない。一方の角底紙袋は海外からの観光客が昨年は1300万人を超えた割には、手提げ紙袋は伸びていない。今年の厳しさの中での業界構造の変革動向が注目されよう。
【王子HD】
新社長に矢嶋進氏が就任
進藤会長とグループ共同CEO
我が国紙パルプ業界のトップメーカー王子HDの役員人事が発表された。代表取締役会長の篠田和久氏が健康上の理由で取締役となり、進藤清貴代表取締役会長・会長グループ共同CEO、矢嶋進代表取締役副社長・副社長グループ経営委員が社長、社長グループ経営委員、グループ共同CEOに就任した。
【レンゴーグループ】
日本マタイと森下が合併
経営効率高め連結業績の向上へ
藤田社長「規模拡大が必要な時代」
レンゴーグループの日本マタイ㈱(藤田真夫社長)が森下㈱(神崎恭社長)を吸収合併した。スケール拡大によるレンゴーグループ樹脂事業部門の強化策の一環である。
日本マタイの藤田社長は「スケール拡大が競争力強化の条件である」と語っており、国内はもちろんのことアジア戦略の強化・拡大を積極的に進めることを示唆している。
【10月度FC生産実績】
合樹は樹脂製・ゴム製が増加
輸入コンテナの輸入増続く
1~10月の除染はクロス大幅増
日本FC工業会集計の昨年10月度のコンテナバッグ生産、輸入状況のまとめである。国産品においてはランニングタイプすなわち樹脂製品が好調で前年比125%であったに対しクロス製品はどう91%と厳守している。しかし除染用は117%と依然好調であった。これに対し輸入品は512万袋で前年比107%、1月からの累計でも117%と伸びを維持している。中国からの輸入が依然圧倒的に高いシェアを占めている。
【IFAIジャパン】
管領のフォーラムと
新春交歓会を開催
国際産業ファブリック協会ジャパん主催による新春交換会と公営のフォーラムが2月4日午後2時より、新大阪ワシントンホテルで開催される。今回のフォ-ラムの目玉は「シェールガス」革命についてである。
【話題・フレキシブルコンテナ】
統計で見る生産高の推移
粉粒体用・その用途の状況を見る
【太陽工業株式会社】
「第16回グリーン購入大賞」を受賞
膜材料及び膜構造空間研究開発を評価
フレキシブルコンテナ及び大型幕構造物の世界的メーカーである太陽工業㈱では、幕材料及び膜構造空間研究開発が評価され、グリーンネットワーク(平尾雅彦会長)より「第16回グリーン購入大賞」を受賞した。同社では今回の受賞を機に、さらなる加工メーカーとしての対環境問題に取り組み新製品を開発する方針である。
連載151 コーヒーブレーク
映画「グレース・オブ・モナコ―公妃の切り札―」を観て
<小窓> 製袋業界の課題持ち越
▼平成27年1月1日臨時増刊号 No.576
【新春特別座談会】
需要減は時流のひとつ
工組の存在価値共有を
=全国クラフト紙袋工業組合=
正副理事長・専務理事三役が語る
=出席者=(敬称略)
理事長・白石忠信
副理事長・二宮尊志、光野 卓
佐藤公夫、杉浦聖一
大西 亮
専務理事・市毛 隆
大型クラフト紙袋業界は平成26年も前年比で減少傾向に歯止めがかからない。年末に行われた国会議員選挙で第3次安倍内閣が発足、年初よりアベノミクスの第3次実行に入る。低所得者重視の政策が中小加工業界のレベルアップに繋がることを期待したい。業界唯一の団体である全国クラフト紙袋工業組合正副理事長及び専務理事にお集まり頂き弊紙恒例の「新春特別座談会」を開催した。製袋業界活性化を強く望む業界リーダーたちの本音が読者の皆さんに参考になることを願っている。
団体代表者年頭所感 (敬称略・順不同)
近未来を見据えた次世代包装の開発に向けて
公益社団法人 日本包装技術協会
会長 尾﨑元規
平成27年 年頭所感
日本フレキシブルコンテナ工業会
会長 時田周明
年頭所感
全国米麦紙袋協会
会長 佐藤公夫
時代の流れに沿った工業会活動の再構築を
日本ポリエチレン重包装袋工業会
会長 藤田真夫
年頭所感
日本製紙連合会クラフト紙委員会
委員長 三宅 博
寿限無 寿限無
全国グラビア協同組合連合会
会長 田口 薫
年頭所感
日本紙類輸出組合
理事長 佐藤信一
平成27年 年頭所感
日本紙類輸入組合
理事長 有宗政和
変化に対応するロジスティクスシステムの再構築を
公益財団法人ロジスティクスシステム協会
会長 西田厚聰
年頭所感
日本角底紙袋工業組合
理事長 福田吉弘
年頭所感
全国クラフト紙袋工業組合
理事長 白石忠信
年頭所感
日本角底製袋工業組合副理事長
王子アドバ株式会社 代表取締役社長
畑迫信二
年頭所感
一般社団法人日本包装機械工業会
会長 大森利夫
年頭所感
日本製パン製菓機械工業会
理事長 増田文治
年頭所感
一般社団法人 日本食品機械工業会
会長 林 孝司
◇企業代表者年頭所感◇
(敬称略・順不同)
藤田真夫 鯨岡 亘 田中義治
髙田悟司 稲垣友彦 樽谷清孝
能村光太郎 杉藤賢治 高畑俊雄
時田周明 永田哲雄 櫻井義昭
【新春特別座談会】
持続可能な生産供給体制へ
適正な採算性確保に邁進を
=日本角底製袋工業組合=
三役が語る厳しい環境克服策
=出席者=(敬称略)
理事長 ・福田吉弘
副理事長・齊藤了介、岡崎昌三
中尾吉計
専務理事・長尾 茂
昨年の外国人来日は役1300万人となった。しかし、来日目的も今までの観光、ショッピングが主でなく、日本の文化に触れることを楽しみにしての来日が多かったのではないだろうか。高額のお土産包装は高級手提げ紙袋というのが常識であるが、昨年の角底紙袋生産・販売高は前年比減となっているようだ。業界唯一の団体である日本角底製袋工業組合正副理事長及び専務理事にお集まり頂き、弊紙恒例の「新春特別座談会」を開催、国内需給の活性化さらにはグローバル化の進展是非などについて語って頂いた。
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